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若菜様語録

000 憶えていますか?
初めてあったあの日のことを、そしてあの思い出を…
あなたに、あ・い・た・い
001 え!?
002 ま、まあ!
003 大変!私ったら何て失礼なことを!
004 あの…、申し訳ありません
005 本当にごめんないさい
何てお詫びをしたらいいのか
006 いえ、そんな…
本当に申し訳ありませんでした
ええっと…
007 え?
も、もしかして小学校の時に同級生だった…
008 ええ、若菜です
嬉しい、わざわざ訪ねてきてくれたのですか?
009 本当に久しぶりですねぇ
010 あ、いけない
お爺様が…
011 お、お爺様、待ってください!
この方は私の…
012 は、はやく、こちらに
013 ごめんなさいね
お爺様、全然昔と変わらないでしょ
014 あ、お爺様がこっちに来ます
今日の所はお帰りください
015 いいえ、ご心配には及びません
あとで私からちゃあんと説明しておきますから
016 あ、待って!
017 それではまた…
あ…あの…今度は来る前に…出来ればお電話くださいね
018 いいえ、大丈夫です
019 あなたを待つのは少しも苦になりませんから
020 そうだ、道中は混雑していませんでしたか?
021 なら良かったです
この時期の京都は祇園祭で混雑しますから
022 見たいですか?祇園祭
023 うふふっ、私もです
024 ただ…あの…ごめんなさい
025 お爺様があなたの分の観覧席を用意してくれなくて
026 あ、でも私の席がありますからあなたがそこでご覧になれば…
027 え?
028 ま、まあ
029 ええ
030 きゃ
031 あ…
032 は、はい
033 は、はい…でも…あの…
034 う、腕を…
035 まあ、う、嬉しいですけど、私たち…まだ…
036 はあ?
037 私、そういう冗談はちょっと
038 ありがとうございます
039 うふふっ、私も心強かったです
040 今日はとっても楽しかったです
041 こんなに楽しい祇園祭は初めてでした
042 また、来年もあなたと一緒にこれたら嬉しいんですけど…
043 まあ、私ったら勝手なことを…
044 よかった…
045 はい、絶対ですよ
心待ちにしていますから
046 うふっ、よかった
049 それでは失礼いたします
ごきげんよう
050 いいえ、大丈夫です
051 あなたを待つのは少しも苦になりませんから
052 それにしても、今日は暑いですね
053 でしたら泳ぎに行きませんか?
054 どうでしょう、きっと気持ちいいですよ
055 うふ、よかった…
はやく行きましょ
056 あ…お待たせしました
057 どうかしましたか?
058 そ…そうですか
059 さあ、泳ぎましょ!
060 そうなんですか?
それじゃあ私がコーチしてあげますね
061 ほら、すごく気持ちいいですよ
あなたも早く!
062 こんな風に手を…
063 足はすーと水を波立てないように
064 うふふっ、なんだかさっきから「ふむふむ」ばっかり
065 ごめんなさい、つい夢中になっちゃって…
私、泳ぐの大好きなんです
066 ご迷惑じゃなかったですか?
067 本当ですか?よかった
068 は、はい
069 今日はとっても楽しかったですね
070 うふふっ、来年の夏もまた来れたらなぁ
071 え?
うふふ、あなたならきっと大丈夫です
飲み込みが早いから
072 そんな…ありがとうございます
073 そうですか…
これからは気を付けますね
074 そんな、もう…知りません
075 そ、そうですね
076 今日は少し疲れましたね
077 ごめんなさい、つまらなかったですか?
078 本当ですか?
079 なら…いいんですけど…
080 はい、絶対ですよ
心待ちにしていますから
081 うふふ、よかった
082 はい
あ、あの!
083 くれぐれもお気をつけて
084 それでは失礼いたします
ごきげんよう
085 いいえ、大丈夫です
086 あなたを待つのは少しも苦になりませんから
087 今日はお天気がいいですね
088 ええ
089 うふっ、しちゃいましょっか
090 はい
091 嵐山、私も久しぶりです
092 え?は、はい
うふっ、嬉しい
093 きゃっ
094 大丈夫ですか!?
095 ひっくり返らないでくださいね
096 そんなの全然平気です
とっても楽しかったから
097 私、男の子とボートに乗るのに憧れてたんです
098 ほら、ここからだとよく見えるでしょ?
099 昔はよくここで、ひとりボートを眺めてたんです
100 どのカップルも仲良さそうで、とても羨ましかった
101 え?そ…そんな…
102 ごめんなさい
まだ、そんな風に思えなくて
103 違います!そんなことありません
104 あなただから…あ
105 う、うまく言えませんけど…あなただから…
だから、一緒にボートに乗りたかったんです
106 今日はとっても楽しかったですね
107 うふふっ、あなたとボートに乗れて嬉しかった
108 私たちも仲良さそうに見えたでしょうか
109 あっ、な、何でもありません
110 また一緒に乗ってくださいね、ボート
111 え?
112 そういう冗談は私嫌いです
113 今日は少し疲れましたね
114 ごめんなさい、あんまり楽しくなかったですか?
115 本当に?
116 なら…いいんですけど
117 はい、絶対ですよ
心待ちにしていますから
118 うふふ、よかった
119 はい
あ、あの
120 くれぐれもお気をつけて
121 それでは失礼いたします
ごきげんよう
122 ここの本屋さん、大抵のものは揃っているんですよ
123 うふふ
ええ、私、本は大好きなんです
124 お話の中でならどんな冒険でも出来るでしょ?
125 わからないことがあったら遠慮をせずに何でも聞いてくださいね
126 お話の中でならどんな冒険でも出来るから…
127 ど、どうかしましたか?
128 なんだか、先程からぼおっとしてるから
129 そ、そうだったんですか
130 うふ、昔読んだ本を思い出してたんですね
131 あ、あの…
ごめんなさい、もう迎えの車が
132 今日は本当にありがとうございました
133 また、こちらに来るときにはお電話を頂けますか?
134 よかった…
135 あ、それでは失礼します
お身体だけはお大事に
136 いつ来ても、このあたりは落ち着いた佇まいですね
137 ごめんなさい…とっても嬉しいけど…それは無理なんです
138 私、今日のこと、絶対忘れません
私にとってはすごい冒険だったから
139 これからもずっと仲良くしてくださいね
140 どうしたんですか?
141 何だか、ぼおっとしていたから
142 え?
143 はい、憶えててくれたんですね
144 うふふ、何だか嬉しい
145 あ、あの…
ごめんなさい、もう迎えの車が
146 今日は本当にありがとうございました
147 また、こちらに来るときにはお電話を頂けますか?
148 よかった…
149 あ、それでは失礼します
お身体だけはお大事に
150 はい
151 あの…
もしよかったら、家まで送って下さいませんか?
152 もう少し…ご一緒したいから
153 はい、今日は留守なんです
ですから…
154 よかった
155 そうでしょうか
156 え?
157 ほ…本当に…入りますか?
158 私…何だか怖い
絶対、側を離れないで下さいね
159 どうかしましたか?
160 送って下さってありがとうございました
161 は、はい
162 は、はい!
うふふ、あなたも憶えていてくれたんですね
よかった
163 今日は本当にありがとうございました
それではこれで
164 どうぞお気をつけて
ごきげんよう
165 あの…実は…
今日、あなたと一緒に行きたいところがあるんです
166 嵐山なんですけど、よろしいですか?
167 よかった…
168 うふふっ
ここ、よく来る場所なんですよ
169 でも、あのオルゴールのように美しい音色をしたものは、まだ見かけたことがないんですけど
170 憶えていませんか?
ふたりでお蔵に潜り込み、お爺様に見つかって、私が罰としてお蔵に閉じこめられてしまったときのことを
171 真っ暗なお蔵の中で、心細くて、ただ怖くて怖くて
私、ひとりで泣いていました
172 でも、あなたは戻って来てくれた
子供しか入れない、お蔵の小さな窓から
173 それも、私がお腹を空かせてるんじゃないかと心配して大きなおむすびを持って
174 うふ、嬉しかった
形は悪かったけれどとってもおいしくて…
何よりあなたの優しい心が伝わったから…
175 そして、月明かりの中、ふたりで偶然見つけたあのオルゴール…
176 青白い光の中で、オルゴールが奏でてくれた優しいメロディーは、私にとって今も忘れられない大切な思い出なのです
177 あなたは、あの頃の私には心から友達と呼べる唯一の人だったから
178 でも、あの後あなたは突然転校して行ってしまった…
179 私、悲しくて、ショックで…
それ以来、もう二度とお蔵に入れなくなってしまったんです
180 だから、あの思い出のオルゴールも探せないまま…
181 いつか、私と一緒に探してくれませんか?
あのオルゴールを
182 もう、お別れしないといけないんですね
183 あの、本当に…本当に楽しかったです
ありがとうございました
184 はい…ごめんなさい
185 それでは、どうか…
どうかお元気で
186 またお会いできる日を心待ちにしています
187 あ、いいえ
私も今来たところですから
188 あ、あの…
もしよかったら東山のあたりを散策しませんか?
189 今日は何だかそんな気分なんです
190 ええ、それもいいですね
191 一般的にはそうですけど…
そうだ!面白い所があるんですよ
192 行ってみましょ
193 ええ、縁結びの神様です
194 そうですね
195 あ、あんな所に絵馬がたくさん
196 ほら、こんなにたくさん
197 こんな風に自然に相手のことを想えるってすごく素敵な事ですね
198 私も…いつか…
199 いいえ、何でも
200 え?
それは…やっぱり…言えません
201 いいえ、いいんです
私、中学からはずっと女子校でしたし
202 それに家が厳しいですから、男の方と遊びに行ったことはほとんどないんです
203 もちろん、おつきあいしたことも
204 あなたぐらいです、私を誘って下さるのは
205 え?
206 うふふっ
207 そうだ、やってみませんか?恋占い
208 この石から目をつぶってあちらの石までたどり着けたら恋の願いが叶うんですって
209 あちらの石の所に立ってて下さいね
210 では、行きますから
211 は、はい
212 あっ
213 きゃあ!
214 は、はい
ごめんなさい
215 さあ…一応たどり着けましたから成功だとも言えますし…
でも、躓いてしまったから
216 はい…そうですね、きっと
私、頑張ります
217 あっ
218 ごめんなさい
本当は、ちょっと悩んでいたことがあったんです
219 でも、何だかあなたのおかげで少しだけ元気が出ました
220 そんなこと…つきあって下さっただけで充分なんです
ありがとうございました
221 あ、それから
222 今はまだ言えませんけど、近々大事な相談に乗っていただくかも知れません
223 ええ、お願いしますね
224 遅くなってごめんなさい!
225 驚かしてすみません
226 実は、これからお見合いがあるんです
227 はい、お爺様のご命令で
228 お相手も、綾崎家とは先代からの繋がりのある家柄なので断り切れずに
229 いえ、帰らないで下さい!
230 私、今日はお見合いだとわかっていてあなたとお約束したんですから
231 あの…
その…
あなたに相談に乗って貰おうと思って
232 はい
233 自分でも、よくわからないんです
私は小さい頃からお爺様の決めたお相手と結婚する…
234 そう言われて育ちましたから
そうするのが自然かな、とも思うし…
で、でも…
235 何だか、自分の人生をそんな風に決めてしまっていいのか、とも
236 そうですよね
でも…私は…私は…
237 そ、それは…
238 あ…
239 はい…そうですよね!
やっぱり、まだ将来を決めるのは早すぎますよね
240 私、今はっきりそれに気がつきました
241 それに、私は…
242 いいえ、何でもありません
243 とにかく、先方にお断りしてきます
244 いいえ、大丈夫です
それに、これはやっぱり私の問題ですから
245 でも、出来たらここで待っていてくれませんか?
私が戻ってくるまで
246 それでは、行って来ますね
247 はぁはぁはぁ…
遅くなってごめんなさい
248 はい、お断りしてきました
249 え?
250 もちろんです
あなたに相談して本当によかった
251 私が間違っていたんです
252 自分の人生を、お爺様の期待に応えるために犠牲にしようなんて考えて
253 何より、相手の方に失礼ですよね
254 だって…
私には…
他に心に想っている人がいるんですから
255 でも、その方は私のこと、本当はどう想っているのかしら
256 あ…あの、若菜です
257 実は、お願いがあって
258 今度、お蔵の美術品が整理されることになったんです
それで…
259 人の手が入る前にあのオルゴールを…
私、あなたと一緒に探したいんです
260 本当ですか?よかった
261 それではお待ちしていますね
262 あの、あまり遅くなりますと手遅れになってしまうと思うんです
263 わかりました
残念ですけど仕方ありませんね
それでは失礼します
264 あ!
265 いいえ、大丈夫です
266 今日はごめんなさい
私のわがままにつきあって貰って
267 大丈夫です
お爺様、今日は所用で一日外出していますから
268 は、はい
あ、あの…
269 あなたに、触れていてもいいですか?
270 私、お蔵が怖いから出来るだけ側にいて欲しいんです
271 へ、平気です
272 は、はい!
273 私はあれ以来ですからよくわかりませんけど、年々増えているとお爺様が
274 はい!
275 はい…
276 え?
277 本当だ、全然怖くありません
278 きっと、あなたが一緒だから
279 いいえ、何でもありません
280 急ぎましょ、もうすぐ夕方になっちゃいますから
281 見つかりませんね…
282 あ…いつの間にかもう夜…
283 あの時と同じ
284 どうしました?
285 あ!!
286 ありました、これです!
間違いありません!
287 はい!ほら、この音色
288 懐かしい…
289 ありがとう
290 本当にありがとうございます
私の夢を叶えてくれて
291 いいえ、私にとってはすごく心に残っていたんです
このオルゴールが
292 でも今、久しぶりにこの懐かしい音色を聞いて、私はっきりわかりました
293 もしかしたら本当は私、このオルゴールが欲しかったわけじゃなかったのかも知れませんね
294 きっとあなたと一緒にあの時と同じ気持ちになりたくて
295 ちゃあんとあの時のお礼が言いたくて、私…私…
296 本当にありがとう
あの時も、そして今日も
297 突然でごめんなさい
298 電話では伝えられそうもないのでお手紙を書くことにしました
299 どうしても、もう一度あいたい…
300 あなたに会って話したいことがあるんです…
待っています
かしこ
若菜より
301 あなたに会って話したいことがあるんです…
待っています
302 あっ
303 来てくれたんですね
304 嬉しい…
305 はい、それなら嵯峨野へでも
306 はい、あの…
私…私…あなたに謝らなくてはいけないんです
307 憶えていませんか?
去年の春、あなたのうちに届いた不思議な手紙のことを
308 はい
309 私、本当はあなたに会いに東京まで行ったんです
310 でも、直前になって思い直して、やっぱり会わずに帰ろうと
311 あなたにはとんでもなく迷惑な事じゃないかと思ったから
312 それでもあきらめきれずに手紙だけ残して
313 本当にごめんなさい
314 お、怒ってないんですか?
315 よかった…
316 それと、もう一つ
317 ずっと、今まであなたに言えなかった言葉があるんです
318 私…私…あなたが好きです!
大好きなんです!
319 家が厳しかったから、ほとんどお友達がいなかった私に、あなたは普通に接してくれました
320 これからも、ずっと仲良くして下さいね
321 すごく嬉しかった…
あなたに手を引かれて祇園の街を走ったときも
322 私、今日のこと、絶対忘れません
私にとってはすごい冒険だったから
323 そして、ふたりで一緒にお蔵に潜り込んだときも
324 本当は、すごくどきどきしていたんです
私にとってはものすごい冒険だったから
325 想えばあの頃から、私、あなたに憧れていたんです
326 でも、その気持ちに気付いたのはあなたが転校していった後でした
327 今ならはっきり言えます
328 私はあなたが好きです
今も昔も、誰よりもあなたが輝いて見えるんです
329 あなたは…
あなたは私のこと、どう思っていますか?
330 聞かせて下さい
どんな結果になろうと、私、後悔はしませんから
331 え?
332 ほ、本当ですか?
333 ほ、本当に…
本当に、そんな風に思ってくれてるんですか?
334 う…嬉しい
335 あっ
336 ずっと…こうしていたい…
337 だって…すごく幸せだから
こんな風にあなたと、気持ちが通じ合えるなんて
338 は、はい
339 あっ
340 そんな…当たり前のことです
大切な方をお見送りするのは女の大事な役目ですから
341 でも、寂しいですから出来るだけ早く会いに来て下さいね
342 遠慮はいりません
もう、お爺様にも公認の許嫁なんですから
343 はい
昨日の夜、お爺様に全てお話ししたんです
344 もしかして…嫌なんですか?許嫁
345 よかった…
私、もうあなたなしでは生きては行けませんから
346 あ、そうでした
これを…
347 はい、お守り代わりに持っていて下さい
348 くれぐれもお元気で
349 毎日、電話を入れますから
350 風邪なんか引いたら駄目ですよ
もうあなたひとりの身体じゃないんですから
351 あなたには、あなたのことを心配する女性がいるんですからね
352
353 ええ、大丈夫です
せっかくあなたが誘って下さったんだし
354 でも、お話というのは?
355 え?
356 わ、私は…
357 私は…
358 あ、あの、その前にもう一度あなたの気持ちを教えて下さい
359 は、はい
あの時はとても恥ずかしくて…
360 あ…
361 私も、もちろん好きです
あなたが大好きです
誰よりも大切に思っています
362 あのお見合いの時、あなたに相談したのだって、本当は止めて貰いたかったんです
363 それを、あなたからズバリと言い当てられて…
私…私、心に決めたんです
364 私が生涯愛する男性はあなただけだって
365 そうだ、これを見て下さい
366 はい、もう一度ひとりでこの神社に来て書いたんです
367 私、今、すごく幸せです
ちゃあんとこうして願いも叶ったし
368 はい、これからは毎年、お礼参りに来ましょうね
369 私はこれからもずっとずっとあなただけを愛し続けますから
370 うふふっ…
だ・い・す・き
371 ごめんなさい…
やっぱり、駄目みたいです
372 私、おそらくあなたの気持ちにはお応えできません
373 あなたは友人としては大好きな方ですけど
374 それだけで、生涯を共にするまでは
375 いいえ、私、不器用ですから
376 もっと、お互いのことを知り合えればよかったのかも知れませんね
377 ごめんなさい…
378 京都は…遠かったですか?
379 これからも、よいお友達ではいて下さいね
380 はい、綾崎でございます
381 あ、うふふっ、嬉しい
お電話お待ちしてました
382 はい、何か?
383 あ、会えない?
それは、どういうことですか?
384 そんな、急に、あんまりです!
いきなりそんなことを言い出すなんて
385 あっ、待って下さい!
386
387 来ては迷惑だとは思ったのですが、どうにも気持ちを抑え切れずに
388 酷すぎます
急に、もう会えないなんて
389 きちんと理由を教えて下さい
どうしてなんですか?
390 そ…そうでしたか…
わかりました…
ごめんなさい、もう二度とご迷惑はおかけしませんから
391 今まで、ありがとうございました
さようなら
392 いえ、もういいんです
そのことでしたら
393 だって今日、こうして来てくれたんですから
394 あ、そうそう
395 先日は結構なものを送っていただいて
396 はい、とっても
あの、本当にありがとうございました
397 はい、でもあまり気を使わないで下さいね
398 ところで、あの、体を鍛えてるんですか?
399 はい
うふふっ、何だかとっても健康そうですね
400 ところで、なんだか今日は少し大人っぽく見えますけど
401 はい、あの…素敵だと思います
402 ところで、今日はなんだか男らしく見えますよ
403 ええ、少し
うふふっ
404 こんにちわ
405 いいえ、時間どおりですから…
うふふっ、お元気そうですね、安心しました
406 でも、本当にまた来てくださったなんて、まだ信じられません
407 ふふっ
なんだか、これから毎日が楽しくなりそう
408 あっ、もう着いたんですね
409 はい、存じてます
大事無くて何よりでしたね
410 あっ、こんにちわ
ずいぶん遅くなったんですね
411 いえ、何かあったのかと少し心配になりましたけど…
でも、ご無事で何よりです
412 あ、あなたは…
413 こちらにいらしてたんですか
こんなところで会うなんて、思ってもいませんでした
414 あ、はい
少しなら…
ご一緒して頂けるんですか?
415 うふっ、ありがとうごぁいます
416 でも、よかった…
417 また来てくださるかどうか、正直言って不安でしたから
418 あっ!ここですよ!
419 いいえ、私が早く来ただけですから
420 それに、あなたを待つのは少しも苦になりません
421 あっ
422 はい、私もニュースを聞いて心配していたんです
423 でも、よかった
大変だったんじゃないですか?
424 あっ、よかった
ご無事だったんですね
心配してたんですよ
425 うふっ、いいんです
ちゃあんとこうして、来てくださったんですから
426 あの、もしかして…
427 やっぱり…
こちらにいらしてたんですね
428 ま、まあ…
でしたら、今日もご一緒して頂けるんですか?
429 はい、今日は特に何もありませんから
430 よかった、ご一緒できますね
431 あっ
432 …やっと会えましたね
433 私、約束してからずっと待ち遠しくて
434 や、やだ
私ったら…
恥ずかしい…
435 あっ
436 はい…
私、もしもあなたがこのまま来れなくなったらどうしようかと…
437 でも、よかった…
やっとお会いできました
438 あっ
439 もう、来てくれないのかと思いました
440 なぁんて、嘘ですよ
私…あなたを信じてますから
441 でも、あんまり心配はさせないでくださいね
442 あっ
443 私、不器用だから…
あなたが何の理由もなく約束を破るとは思えなくて…
444 もういいんです
あなたに何事もなければそれで…
445 あの、今日はこれで…
ごめんなさい
446 先ほど、家のほうに電話を入れまして事情を話しましたら、お爺様が…
447 その…怒っていらして、すぐに帰ってくるようにと…
448 あなたが、もう少しだけ早く来てくれていたら…
449 いえ…
450 と、とにかく…
あの
残念ですけど、又の機会に
451 あっ
452 やっぱり…
また、京都に来てくれたんですね
453 は、はい
私の都合なら、少しも構いません
454 またご一緒できるなんて…
あの、嬉しいです
455 それで、あの…
456 これを…
457 クリスマスプレゼントです
受け取ってもらえますか?
458 そんな…
とんでもありません
459 それで…あの…
私、こういうのは生まれて創めてなんですけど…
460 これを…
461 チョコレートです
ほら、あのバレンタインデーの
462 はい
463 それで、これからどうしましょうか
464 せっかくですから、この辺りに寄っていきますか?
465 じゃあ、行きましょ
466 それで、これからどうしましょうか
467 せっかくですから、どこか他の所に行きましょうか
468 はい、喜んでお供します
469 実は、私もあまり登ったことがなくて
470 なんだか、すごく楽しみです
471 まあ、なんて広い
472 素敵な眺めですね
473 え?
474 あ、私、高いところは全然平気なんです
475 ただ、あの…
暗くて狭いところはちょっと…
476 そうですか?
477 お爺様には、情けないって怒られるんですけど
478 それは…
479 いえ、あの…
何でもありません
480 そういう事を言っているのではないんですけど
481 はい、もう少しくらいなら平気です
482 そうだ、お散歩でもしませんか?
この辺りには有名なお寺もたくさんありますから
483 よかった
私、お寺を巡るのって大好きなんです
484 あなたと一緒に廻れたらなって、思ったことも…
485 あ、やだ
私ったら、ごめんなさい
486 あっ
487 ごめんなさい、迎えの者が来てしまいました
488 今日はとても楽しかったです
ありがとうございました
489 あ、くれぐれもお気をつけて
お身体を、お大事になさってくださいね
490 それでは、失礼します
491 そうなんですか?
私はよく知りませんけど
492 はい、こういった場所にはあまり来ませんので
493 はい、お供します
494 そうですね
495 私、お魚屋さんやお肉屋さんを自分の目で見るのは初めてです
496 いつも、御用聞きさんが届けてくれますので
497 お魚って、切り身でも売っているんですね
驚きました
498 うふふっ、なんだか楽しい
499 いろいろ新鮮な驚きがありますし、それに…
500 こうしていると、あなたと二人でお夕飯のお買い物をしているみたいですから
501 あ、あの
どうかなさいましたか?
502 そうですか
503 そ、そんなことしたら、お爺様に叱られます
504 いけません、もう
505 あっ、ごめんんなさい
お供が私だけではつまらないですよね
506 あっ
507 ごめんなさい、迎えの者が来てしまいました
508 今日はとても楽しかったです
ありがとうございました
509 あ、くれぐれもお気をつけて
お身体をお大事になさってくださいね
510 それでは、失礼いたします
511 そうですね、あなたがそうおっしゃるなら
512 お任せします
513 やっぱりこういう時は、男の人にお任せするものなんでしょう?
514 はい、お供します
515 紅茶のいい香り…
516 それに、なんだかとっても落ち着きますね
517 私、ちょっと人込みは苦手なものですから
518 あっ、でも…
519 そばに楽しい方がいてくれると、そんなことは忘れてしまうんですけど…
不思議なものですね
520 あ、あの…
ごめんなさい、もう迎えの車が…
521 今日は本当にありがとうございました
522 またこちらにくる時には、お電話を頂けますか?
523 よかった…
524 あ、それでは失礼します
お身体だけはお大事に
525 うふふっ、静かで風情があると思いませんか?
526 私、この辺りにはひとりでもよく来るんです
527 こうして耳を澄ますと、聞こえませんか?
528 ほら、お寺の鐘の音が…
529 なんだか、心が落ち着くでしょ?
530 あ、あの…
ごめんなさい、もう迎えの車が…
531 今日は本当にありがとうございました
532 またこちらにくる時には、お電話を頂けますか?
533 よかった…
534 あ、それでは失礼します
お身体だけはお大事に
535 これから、どちらへ?
536 はい、あまり…
年に一度くらいは来ますけど
537 普段のお買い物は、お手伝いさんが済ますことが多いですから
538 あ、時々学校のお友達に連れてきてもらうことはありますけど
539 でも、それもたまにしか…
540 ですから私
541 あなたに色々な所へ連れてきてもらうことが、とても楽しみなんです
542 あ、もう少しで鴨川が…
543 いえ、あの…
その…
544 お、お友達に聞いたんですけど…
545 こ、恋人ができたらこの辺りに来て、川を眺めることに決まっているそうです
546 は、はい…
547 あ、あの
548 あ…
はっ、はい
そうですね、そうしましょ
549 はぁ?
550 …はあ、泳ぐのは好きですけど…
551 え?
552 は、はい
お付き合いします
553 はい!
554 あ、すいません
あの、私…
そろそろ時間ですので
555 断ってしまいました
なんだか邪魔をされているような気がしたもので
556 うふっ、そこまでお見送りしますから
557 本当に、今日は楽しかったです
また来てくださいね
558 お電話、楽しみに待っています
559 それでは、どうかお元気で
560 あ、くれぐれも気を付けてお帰りくださいね
561 とっても情緒のある町なんですよね
私、大好きなんです
562 それに、恥ずかしながら…
563 おいしい甘味や懐石のお店もたくさんありますから
564 そうだ、ご一緒に行ってみませんか?
565 でしたら、あちらです
行きましょ
566 はい、近道なんです
567 そんな、詳しいというほどでは
568 ただ、この辺りは私がよく知っている数少ない場所の一つなんです
569 お爺様もよくご存知なので、私がひとりで歩き回っても怒られなかったものですから
570 初めてひとりで来た時には、すごくドキドキして…
571 うふふっ、なんだか探検をしているような気分でした
572 いえ、迷いました
573 最初のうちは何度も迷って、よくお店の人に保護されて…
それでお店を覚えたんです
574 そうですよね
575 探検してたんですね
576 知らない街…
うふふっ、いいですね
なんだか楽しそうで
577 は?
578 あ…
はい、そうですね
579 あ、そうだ
さっきの角を曲がるんでした
580 私、思い出に浸ってしまって…
ごめんなさいね
581 そうでしょう?
よかった、気に入って頂けて
582 あら?
583 ほら、どこからか琴の音が…
684 きれいな音色…
685 うふふっ、こうしてあなたと耳を澄ましていると、昔のことを思い出しますね
586 本当に今日は楽しかったです
また来てくださいね
587 お電話、楽しみに待っています
588 それでは、どうかお元気で
589 あ、くれぐれも気を付けてお帰りくださいね
590 やっぱり、違うものですね
591 毎日自分が暮らしている街でも、こうして上から見るとなんだか知らない街みたいです
592 うふふ、この風景…
593 あなたに教えてもらったようなものですね
594 あの頃もそうでしたよね
あなたは私の知らない遊びをたくさん教えてくれて
595 それでまた、お爺様に怒られて
596 はい、そうでしたよ
597 私、今も教えられてばかりですね
598 はい
599 もうすこし、ゆっくりさせてくれてもいいのに…
600 あっ
な、なんでもありません
601 それではごめんなさい
私はこれで…
602 お風邪など、召しませんように
603 うふふふっ、ただぶらぶら歩くだけでもこんなに楽しいなんて
604 私、今まで知りませんでした
605 はい、あなたと一緒だと何もかもが新鮮に感じられるんです
606 あはっ
やだ、私ったら
607 あっ、こんな所に神社が
608 折角ですから、一緒にお参りして行きましょ
609 はい
610 もう少し、ゆっくりさせてくれてもいいのに…
611
な、なんでもありません
612 そ、それではごめんなさい
私はこれで
613 お風邪など、召しませんように
614 今日は、どちらへ?
615 私は、どちらへでも構いません
だって…あなたと…
616 いえ、いいんです
617 そうですね
618 うふっ、あなたも東京からのお客様じゃありませんか
619 は…はい
620 私も、いつもあなたが来ることばかりを考えています
621 本当に?
622 私も、常々この町に生まれてよかったと思っています
623 まあ、そうだったんですか
それでは今度、学者さんをお招きしないと
624 はい…
625 あの…少しここで待っててもらえますか?
626 お待たせしました
もう少し遅くなっても構わないそうです
627 だって…今度はいつ会えるか…
628 だから、もう少しだけ一緒にいさせてください
629 はい
630 そろそろ帰らないと、まずいでしょうか
631 もう少し…もう少しだけ、駄目でしょうか…
632 はい、そうですね
あの…私は…若菜は…
633 いつも、あなたからのお電話を待っていますから
634 はい
635 それでは、くれぐれもお身体をお大切に
どうか…どうかお元気で
636 そうでした
あ、あの、これを
637 私からのプレゼントです
京都のお土産に
638 どうですか?
639 はい、生まれて初めてアルバイトをして買ったんです
640 あ、アルバイトといっても、お庭をお掃除したりお爺様の肩を揉んだりして
641 そのお駄賃を貯めただけなんですけどね
綾崎家はアルバイト禁止ですので
642 私のお部屋にも、同じ時計があるんですよ
643 うふっ、思い切って同じ物を二つ買ったから
644 あの、もしご迷惑でなければ使ってくださいね
645 はい
646 あの…少しここで待っててもらえますか?
647 お待たせしました
もう少し遅くなっても構わないそうです
648 だって…今度はいつ会えるか…
649 だから、もう少しだけ一緒にいさせてください
650 はい
651 そ、そんな!とんでもないです
東京からここまで来るのも大変なのに
652 そ、それに…私が勝手にあなたと同じ時計を使いたいと…
653 あなたのお部屋にも、同じ時計があると思えるだけで嬉しいですから
654 まあ
655 うふふっ、それでしたらありがたく頂きますね
656 小さい頃、こういうお菓子はなかなか食べさせてもらえなくて、私、憧れていたんです
657 ご、ごめんなさい
私、使えませんし、お礼を頂くつもりでは…
658 よかった、何か頂くとかえって申し訳ないから
659 時計を使ってもらえれば、私はそれだけでいいんです
660 そろそろ帰らないと、まずいでしょうか
661 もう少し…もう少しだけ、駄目でしょうか…
662 はい、そうですね
あの…私は…若菜は…
663 いつも、あなたからのお電話を待っていますから
664 はい
665 それでは、くれぐれもお身体をお大切に
どうか…どうかお元気で
666 ふう
667 こうして、ゆっくりとお散歩しているだけで、私、とっても幸せです
668 鐘の音と、暖かい木漏れ日と…
669 そして、何より隣に…
670 あ…あの
もう少しそちらに行っても、いいですか?
671 なんだか
672 心が安らぐような、高鳴るような、不思議な気持ちがします
673 もう、お別れしないといけないんですね
674 あの、本当に…本当に楽しかったです
ありがとうございました
675 はい、ごめんなさい
676 それでは、どうか…どうかお元気で
677 またお会いできる日を、心待ちにしています
678 本当に
679 あなたがたくさん来てくれましたから
680 あなたと再会できてから、いろんな事がありましたね
681 私、きっとこの高校生活最後の一年のことを、一生忘れないと思います
682 また、あなたに出会えたこと
そして…
683 あなたが、あの頃と同じ優しさで私を包んでくれたこと
684 うふっ、また私の手を引っ張ってどこかへ連れていってくださいね
685 どこへでも、お供しますから
686 もう、お別れしないといけないんですね
687 あの、本当に…本当に楽しかったです
ありがとうございました
688 はい、ごめんなさい
689 それでは、どうか…どうかお元気で
690 またお会いできる日を、心待ちにしています
691 あ、あの
すみません
692 まあやっぱり、やっぱりあなたでしたか
693 はい、所用で少し帰りが遅くなってしまったんですけど
694 あなたを見かけて、急いで車を止めてもらったんです
695 それにしても、まさかこんな所でお会いできるなんて思いませんでした
696 そうだ、あなたは何をしてらしたんですか?
697 そ、そうなんですか?
あの…ありがとうございます
698 はあ、そうなんですか
699 まあ、それではお供させて頂いてもよろしいですか?
700 はい、せっかくですから
701 とってもきれいでしたね
702 帰りが、遅くなってよかった
703 それでは、あまり運転手さんに待って頂くわけにもいきませんから
704 お会いできて、嬉しかったです
お気を付けて、お帰りくださいね
705 では、失礼します
706 あ、あの
すみません
707 はい、私です
こちらに来ていたんですね
708 はい、私はお爺様にお食事に連れてきて頂いたんです
709 うふふっ、そうですね、花街ですから
710 あ、ほら、あちらに舞子さんがいますよ
711 きれいですよね…
712 そ、そうでしょうか
あんな風に和服の似合う女性に、憧れてはいるんですけど
713 まあ、うふっ
残念ですけど、持っていないものですから
714 駄目ですよ
そんな事言ったら舞子さんに失礼です
715 あ、いけない
お爺様がお店から…
716 ごめんなさい、せっかくお会いできたのに
717 また今度、お電話してくださいね
718 あ、あの
すみません
719 まあ、やっぱり
720 うふっ、大丈夫です
歌舞伎を見に来た帰りですから
721 お爺様も大好きなので、歌舞伎見物の時だけは特別なんです
722 はい
723 あ、あの…ごめんなさい
帰る時間を言ってきたものですから
724 あ、いそがないと
725 すいません
また今度、お電話くださいね
726 では、失礼します
727 よかった…
ひとりでちょっと不安だったんです
728 はい
729 ごめんなさい、本当に助かりました
730 うふふ、あなたはいつも助けに来てくれる…
731 あ、いえ…あの…
732 また今度、ゆっくり会ってもらえますか?
733 よかった、楽しみにしていますね
それでは、気を付けてお帰りくださいね
734 はい、おやすみなさい
735
736 まあ、こちらに来ていたんですね
737 教えてくだされば、お迎えに行きましたのに
738 あ…ごめんなさい
それが…私、所用の途中なもので
739 とっても残念です
せっかくこうしてお会いできたのに
740 そうだ、どうして教えてくれなかったんですか?
741 うふっ、本当にびっくりしました
742 でも、私はもっとゆっくり過ごしたかったです
743 あ…
744 いけない、もう行かないと
745 私のほうこそごめんなさい
必ず、また会いに来てくださいね
746 はい、どうかお気を付けて
747 実は、お爺様からのお言付けで、お茶請けの干菓子を買いに行く途中なのです
748 そうですね…私も残念です
749 そうだ、それならいつかまた、二人でここに来ませんか?
750 うふふっ、よかった
では私、その日を楽しみにしていますね
751 あ、今日は…あの、もう
752 ごめんなさい
どうぞ、気を悪くしないでくださいね
753 きっと、また会いに来てくださいね
約束ですよ
754 それでは、失礼します
755 あ、お気を付けてお帰りくださいね
756 まあ、あなたは
757 まさか、こちらに来ていらしたなんて
758 まあ、そのようなこと…
いけません、もう
759 あ、でも…私、今日はお爺様のお使いで
760 はい、せっかくお会いできたのに、ご一緒できなくてとても残念です
761 はい、その時はぜひともお供させてくださいね
762 私、本当にこの辺りの雰囲気が大好きなんです
763 時間が、とてもゆったりと流れているようで
764 あ、でも今日はあまりゆったりしているわけには
765 いいえ、引き止めてくださってよかった
766 おかげで、あなたと少しですけどお話することができましたから
767 でも、もうそろそろ行かないと
ごめんなさい、お名残惜しいんですけどこれで
768 どうかお気を付けて
お電話お待ちしていますからね
769 はい、お届け物です
770 何でも、お知り合いに茶器をお譲りになるとか
771 はい、お届け物ですから
772 そうですね、せっかくお会いできたのに残念ですけど
773 では、行って参ります
774 あの、また近々お会いできますよね
775 よかった、お待ちしていますね
776 はい、お帰りの道中、どうぞお気を付けて
777 あっ
778 まあ、こちらに来ていらしたんですね
779 あ、でも私、今日はこれから部活動が
780 はい、弓道です
781 とっても心が落ち着きますよ
そうだ、あなたもやってみますか?
782 そんなことはないと思いますけど
783 あ、そういえば私も、最近心が乱れることが多くて
784 それは…
786 もう、知りません
787 あ、そろそろ時間が
788 いいえ、大丈夫です
今からでも急げば間に合いますから
789 お会いできてよかった
少しの間でしたけど、とっても楽しかったです
790 それでは、これで
791 はいっ
792 あの、す、すいません
793 まあ、やっぱり
794 はい、親戚がこちらにいるものですから
795 あなたも、ご旅行ですか?
796 ふう、この当りも風情があっていいですね
797 私、金沢ではこの辺りが一番好きなんです
798 小さい頃から、金沢に来るたびにこちらに寄せて頂いて、幽玄の趣を楽しんでいました
799 その場所で、こうして偶然あなたに出会えるなんて
800 なんだか不思議な、ご縁を感じますね
801 あ、あの…
802 静かですね
803 ま、まあ
804 私の手でよろしければ
805 たあっ!
806 あ、ごめんなさい
つい…大丈夫ですか?
807 あ、そろそろ戻らないと親戚の方が心配しているかも
808 あの、今日は思わぬところでお会いできて、とても嬉しかったです
809 また京都でも、お会いして頂けますか?
810 よかった…
では、本日はこれにて失礼致します
811 どうか、よい旅を
812 まあ
813 はい、私です
うふふっ、奇遇ですねぇ
ご旅行ですか?
814 はい、私はお爺様の御所用のお供をしているんですけど
815 でも、すごいんですね
おひとりなんでしょ?
816 私、ひとりではとても飛行機など乗れませんから
817 あなたは、おひとりでどこへでも行けるんですね
818 ご自分で決めて、ご自分の力で
819 あ、ありがとうございます
820 あなたにそういわれると、なんだか本当にできるような気がします
821 そうでしょうか
私にはとても…
822 そ、それくらいわかってます
823 ご、ごめんなさい
お忙しいところを
824 はい、私も
825 あ、あの、お急ぎになったほうが
826 お気を付けて
827 行ってらっしゃい
828 あ、あの、すいません
829 やっぱり…お元気でしたか?
830 はい、お爺様のお供で
831 なんでも、歌舞伎役者のご友人がいらっしゃるとか
832 もしかしたら…とは思っていたんですけど、こうして本当に会えるなんて
833 うふふっ、思い切ってここまで来てよかった
834 あの、もしよかったらどこか案内してもらえませんか?
東京は不慣れなもので
835 よかった、ありがとうございます
836 あ、やっぱりご迷惑ですよね…
ご、ごめんなさい
837 そ、そうですよね
ごめんなさい、お時間を取らせてしまって
838 失礼します
839 まあ、ここが浅草?
840 いいえ、全然大丈夫です
841 うふふっ、いかにもお江戸という感じの賑やかな風情がありますね
842 で、でも…本当にすごい人込み
843 きゃ
844 こ、こっちですう
845 はあ、ごめんなさい
私少々おっとりしたところがあって
846 あ、あの…
手を繋いでもいいですか?
847 は、はぐれてしまうとひとりでは帰れませんから
848 はい、お願いします
849 そ、それでは…
850 あの、今日はありがとうございました
851 うふっ、東京に来て、本当によかった
852 そんな…
853 では、もう戻りますね
854 また、京都のほうにも来てくれますか?
855 よかった…
856 楽しみに待ってます
857 それでは…どうか、お元気で
858 あっ
859 な、何か御用ですか?
860 御用がないなら、どうぞ、お帰りになってください
861 あっ
862 ご、ごめんなさい
私、なんて事を…
863 わ…私…私…
864 ずっと…ずっと、お会いしたかったんです
なのに…あなたは…
865 私、寂しかったんです…
とっても…
866 でも
867 でも、来てくれたんですよね
私に会いに
868 なのに私ったら…
869 いいえ、もういいんです
こうしてお話もできましたから
870 ご心配をおかけして、申し訳ありませんでした
871 あの、もう大丈夫ですから
今日はもう戻りますね
872 お爺様も、きっと心配していると思いますので、元気な顔をお見せしないと
873 はい、あの…またこちらに来てくれますか?
874 きっとですよ
875 うふっ、よかった…
それでは、失礼します
876 はい、綾崎でございます
877
878 お元気…だったんですね
よかった
879 ちっともお電話を下さらないから、何かあったのかと
私、心配したんですよ
880 いいえ、もういいんです
お声を聞いて、安心しましたから
881 うふふっ、今日は久しぶりにぐっすり眠れそう
882 どうか、お身体だけには気を付けて下さいね
883 またお会いできる日を楽しみにしています
それでは、また
884 はい、綾崎でございます
885 あ、はい、私です
若菜です
886 お元気そうですね、よかった
887 はい、綾崎でございます
888 あ、はい、若菜です
よかった…
889 お電話、ずっとお待ちしていたんです
890 あ、それと、送ってくれましたよね、プレゼント
891 私、感激しました
本当にありがとうございます
892 あ、それと、先日は結構なものを送って頂いて、ありがとうございました
893 少々お待ち下さい
それでは、今度の…
894 本当ですか?
はい、喜んでお供します
895 日曜日などは?
896 月曜日などは?
897 火曜日などは?
898 水曜日などは?
899 木曜日などは?
900 金曜日などは?
901 土曜日などは?
902 はい、それでは…えっと、次の週の…
903 あの、ごめんなさい
これ以上先のことは判りかねます
904 はい、とっても残念です
905 あの、きっとまたお電話して下さいね
906 はい、失礼します
907 よかった、またお会いできるんですね
908 はい、道中お気を付けておいでくださいね
それでは、ごきげんよう
909 もしもし、若菜です
あの…今日もお留守なんですね…
910 お元気ですか?お変わりはありませんか?
911 私は…若菜は…少し、寂しいです
912 もしよろしかったら、せめてお声だけでも聞かせて下さいね
913 それではこれで、失礼いたします
ごきげんよう