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【ワープ日記】読書とかスポーツとか文化とかの秋


ワープ日記は、新しい記事が上に増える逆順形式です。
この“日記”は事実をもとにしたフィクションであり、登場する事物に関しては演出上の効果のために任意の改変・誇張・創作が加えられています。悪しからず。

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【ワープ日記インデックス】

【ワープ日記番外編「沖縄DAYS」】ver.2.0
【日本SF大会コクラノミコン日記?】
感想のメールはこちら的 : morrow@hf.rim.or.jp


ReadMe!参戦[960908]

創作系SF者な執筆者求む! 読者も求む! 感想文も求む! 燃えて読め! 熱く書け!>リレー小説プロジェクト【ストーリーズ】
ブラジルFAQ日本語版作成支援掲示板【Brazil-FAQ-Helper】。「未来世紀ブラジル」の英語FAQを一緒に翻訳してみませんか?
 AI出版のサバの「ワープ日記」は、どうも更新が失敗しがちですので、リム側のURLもフォローしていただけると、うれしいっす>読者の方
http://www.hf.rim.or.jp/~morrow/warp/warp.htm
 8月30日はオイラの誕生日でした。「お誕生日おめでとうメール」をたくさん送っていただきまして、激しく感謝しています。お返事はボチボチ書いていきたいと思います。皆様のプライバシ保護もありますのでページ上ではお名前申し上げませんが、「初めてメールくださった方々」どうもありがとうございましたm(_ _)m。「実に久しぶりにメール下さった方々」ううう、ひさしぶりぃ、ありがとぉ。「いつも遊んでくれてる方々」どうもありまちょ〜でした。特に「バーチャルピザ」ありまちょうございました>ちみもさん。「バーチャル花束」ありまちょうでした>かうかう。サバがBusyで花束受け取れないあたりが実にイタネトしていて感動しました(^_^;;(皮肉じゃないからね)

・960908a【ReadMe!参戦】

 思うところあってReadMe!に参戦することにしたので 、ちょいと読み込みが遅くなるかもだけどよろしく。
 ちなみに「思うところ」ってのは「リンクの根は広く張って行きたい!」ってことね。「リンクで広がるボクラのデーターベース=WWW」ってことで。「カウントとランキング」については考え中。
#なんかカウント作動してないみたい(;_;)。まちがったかな?

・960907b【QV10Aビデオ出力の秘密】

 知っている人はみんな知っている♪きむらかずし氏主催のQV10FAQであるが、これによると非公開テストモードを使ってビデオ出力端子からリアルタイムで動画を出力することができるそうな。
 と、いうわけでオイラも試してみたのだった。方法はQV10FAQを参照して欲しまり。オイラの日記を見て触発されて実験するときも「自己責任で」よろしく。オイラ責任とれませんから。
 んで、やってみたらうまくいったのだった。ちなみにFAQの言う「最近、(4) において [@/PROTECT] と [DEL] を同時に押さないと、メニューに移らないものが報告されています。」に該当したのだった。ROMのバージョンが上がっているのかも。ふふふ。
 しかし、REC待機中の画像というのは、本体液晶もまびかれた非常になさけない画質の映像がでているわけで、それがそのままビデオに出るので情けなさは涙が出るほどだった。シユシミには使えるのかもしれないけど、なんか他人に見せたら自慢よりも先に言い訳しないといけないぐらいイヤーンなのだった。まる。QV100になるとビデオ出力回路もリファインされたそうだから、期待したいなぁ。せめて本体TFT液晶並みの画像を出力してほしまり。
 とはいえ、ついついテレビ画面を撮影して「TV in TV」とかやるよね(^_^)。やりました当然(^_^)【「TV in TV」:40kb jpeg】
 さて、後発のデジカメもどんどん高性能高画質低価格になってきて、「QV10A買うぐらいならちょっと無理してでも」という世界になってきたんですが(ってQV100が出た時点で完全にその世界になるベキだったのだが(^_^;;)、やはりデジカメ界は「カメラ」に向かっているみたい。
 「QV10は『個人用の画像メモ』というジャンルを作ったのであって、断じて『デジタルなカメラ』ではない」って意見があるじゃないですか? オイラは、やっぱりそれを猛烈的にプッシュしていきたいわけです。画質がどうしても写真に追い付けないQV10ユーザーの開き直りかはたまた痩せ我慢なのかしらないけれども(^_^;;。
 オイラも気付いた時には持ち歩いて「くだらない日常の画像の記録」なんぞをしているんだけれども、夏のTシャツ服装だとQV10サイズでも携帯しづらいのだった。秋になったのでちょっと携帯しまくりやがってみたい。そう「芸術の秋」なんちて。その昔「写るんです」のCMで朝、歯を磨きに洗面所にやってきたパジャマ姿のデーモン小暮が、鏡の前の「写るんです」でおもむろに自分の顔を撮影する、っていうシチュエーションがあったんだけど、あれがついにリーズナブルなランニングコストで可能になったわけで......あ、カシオのページの水谷純子のQV Report(Vol.2)にそういう話があったから連想してるだけだ。なさけねぇ(^_^)。
 と、いうわけで、「勝手に路上観察学会ごっこ」に最適なQV10なわけなんだけれども、これと同じコンセプトの延長にありそうなのが、ミノルタが予定している「手書きメモとか音声メモとか入れられるやつ」であるよ。あれ、欲しいなァ。バッテリーはずしたら、いきなりPCMCIAカードになるやつもいいけど。ま、この路線をすでに実現しやがってお釣がくるのがカラーザウルスなのであるけれども、ちょーっと値段がなぁ。落書きした上にメールで送れるらしいのでちょっと完璧かもしれない。
 コダックのDC20はサイズといい値段といい、すばらしすぎるのであるが、いかんせん、枚数がなぁ。QV10のどこが素晴しかったか、というと「96枚」とかいうほとんど無意味としか思えない枚数であるよ。開発者は何を考えてこんな枚数を設定したんだろうか? ラム容積を半分にして50枚っていうのが普通の発想な気がするけれども? それともフラッシュラムの最小サイズのチップを積んで、QV10の画質が要求する容量で割ったら96枚になってしまったのだろうか? まぁ、経緯はともかく、このとんでもない枚数のおかげで「何も気にせずひたすら撮影しまくる」というのが可能になって、ひいては「画像メモ」などという発想につながるんだけれども。であるからして、この「8ミリビデオからパソコンにとりこみました」に匹敵するレロレロの画質しか得られない「カメラ」に96枚などというオーバースペックな枚数の容量をくつけて発売してしまったカシオは偉大だったと心から思うのだった。まる。
 ちなみに沖縄旅行では2泊3日の昼ごろ96枚の限界にきてしまった。あと10枚欲しかったな。ちょっと選別して5枚ほど予備にとっておいた画像を消した。
 東京に行ったときは、初日で秋葉原大冒険して夜には30名とも40名とも言われているオフ会で写しまくったので、12時間で96枚消費してしまったけれども。(ノートパソコンと接続ケーブルを持っていっていたので、気がねなく写しまくったせいでもあるが)。

 とはいえ、もすこし活用してみたい。

pc watchのページのデジカメランキングをみてみた。QVシリーズだけだんとつに画質が悪い......考え直すべきか(^_^;;(DC7のサンプルの葉っぱと水滴とか美しすぎ)

・960907a【Nobody Expected! Sad Mac!!】

『もしもの時の、スペイン宗教「サッドマック」ぅ!』
 というわけでSadMacが出たァああああああああああ!
「Nobody Expected! 」ちうわけですわ。くぅうううううう!(>_<)/
 ついに出ましたね! くはぁ! いやぁ、もぉしみぢみ眺めてしまいますねぇ。
 眺めるついでにQV10で撮影してみました(^_^;;【Sad Mac:28kb jpeg】
 何をまぁ悠長に写真なんかとってやがるんだ>オレ的状況ですが、まぁHDがまったくあいてなくて起動不能に陥ったんだろうと見当がついてたんで、わりかし平静だったわけで。案の定、もう一度再起動したら起動しまして、いらないファイルを暗黒磁気の彼方へと追放しやがりやがると健康にもどったのでした。まる。

【解説:非Mac者のあなたのために......】
 SadMacというのは、Macのハードウェアがブッ壊れた時にでる「泣き顔のMac」のことです。[x_x]こんな顔ね。画像参照のこと。Macは通常、起動されると灰色の画面になりシステムファイルを探しにいきます。そしてシステムを発見するとニコニコ顔のMacが画面中央に現われて、漢字Talk7.1だと「Welcome to Macintosh」が、7.5以降だとMacOSのロゴが出ます。システムが発見できないと「?」マークがついたフロッピ印のアイコンがでて、システムよ要求します。そしてそして、ハードウェアがぶっこわれていると、不吉でかろやかなメロディとともにこのサッドマックが出現するのです。ラムを自分で刺したらちゃんと刺さっていなかったり、HDが中途半端にささっていたりすると出るらしいのですが、これが出ると「ひょっとしたら中味丸ごととりかえ?」=「買ったほうが安いような法外な修理費用」とか恐ろしい連想が起こるのですね。だいたい、HDが不調か、メモリがゆるんでいるのか、そして、ハード的には大丈夫でたまたまシステムファイルが変になっていたとかいうのが主な理由なんですが。
【解説:非モンティパイソン者のあなたのために......】
「もしもの時のスペイン宗教裁判」
 モンティ・パイソンの有名なネタ。
「Nobody expected! Spanish Inquisition!」って叫びながら赤い服を着た3人の(いや4人? いや、数字んは弱いんだ!)スペイン異端諮問官が現代社会のいたるところ(もちろん場違い)に飛び込んできて、そこに居合わせた人を有無を言わせず異端諮問にかけるというギャグ。彼らは決めセリフを決めとするんだけど、数字に弱くとちりまくり。とちるたんびにドアから飛び込むところからやりなおすから、全然話が進まない。さらにその刑罰がばからしくて笑える。というナイスギャグ......って文章で説明してもちっとも面白くないなぁ。(^_^;;

・960906a【「オイラを月まで飛ばしやがれ!」】

 今気付いたのだが、ホイチョイで原田知世な「私をスキーに連れてって」は「Fly me to the moon =私を月に連れてって」のモジリだったのですね!
 以上。以下蛇足。
 いやぁ「今気付いた」んじゃなくて、どっちかっていうと「今ごろ気付いた」っていうほうが状況を正直に表わしているんだけれども。っていうか、「私をスキーに連れてって」−>「エヴァのED」−>「実はジャスのスタンダード」−>「私を月に(月まで)連れていって」という方向で知識が増えたので......思いッきり逆でしたね。ま、いいですね、知識というのは樹状構造ではなくて網構造になっているのが本当の姿なんでしょうから、根っこから徐々に蓄積していかなくてもリンクさえしていれば、いずれの時にか到達できるでせう。

#濃い人から突っ込みが。アニメ「ムーの白鯨」の主題歌「Fly to the Mu」ってのも、思いッきりパロらしいです。

・960905a【VTR解体・テープ回収】

 VTRを分解した。ちうか「解体放棄した」に近い(^_^;;。960902の【ブラジルのVTRがぁ!】に書いたとおり、レンタルビデオに返却に行こうとイジェクトボタンを押しても、反応しないのだった。実は、オイラの下宿にはビデオデッキが2台あって、HiFi再生録画可能なれど巻きもどし早送り不可能なフナイのデッキ(大学入って初めてのバイトで買った)と、録画不可能なれど再生早送り巻きもどし可能なモノラルの友達から5000円で譲ってもらったシャープのデッキ。つまり、フナイで再生したビデオをシャープで巻きもどして返却するわけ。んで、そのシャープのデッキが発狂なさって何を押しても、コンセントひっこぬいてさしこみ直しても、動かないわけ。で、レンタビデオが取り出せないままほっておくと、買い取りになってしまうので、どうしようかな、と。んで、シャープのデッキには悪いけど、エレクトロニクス部分が発狂したビデオデッキは修理よりも廃棄ってことで、分解させていただきやがりました。ところがぎっちょん、ラジカセとかビデオデッキは、一本道の組み立て方法で効率よく組み立てられるように設計されていますから、ある特定の部分だけをはずしたい! とか思った場合は、最後の一個のネジが一番外側の部品に押さえられている、とかいう悲劇に挫折するか、さもなくば「バキ! ボキ! からんからんからん......」という方法で勝利をもぎとるか、しかないわけでして。幸い、カバーは簡単にはずれるわけで、内部むき出しにすると、ビデオテープは頑丈な金属フレームに差し込まれた上に、そのフレームごと、別のフレームの内部に降下してはまっている(フロントローディングされたテープは蓋があいた状態で、降下して、回転軸にはまるから)。んで、これらがガッチリとテープを固定しているのでピクリとも動かないわけ。フレームのネジを全部はずしまくってテープを自由にするってのも考えたけれども、上からじゃ手が届かないネジが存在するから無理そう......しかたないから、なんとか手動でテープイジェクト機能を作動させて、テープを本来の取り出し口から出すことを考える......んだけれども、テープをガッチリ固定するため、また、正確な位置に固定するために、えらいまたしっかりとしたギアとシャフトが両側からはまっていて、えいや! と回転させられない。どっかに、留め金がかかっていて、それを解除したら、バクン! とイジェクトされないかと、半分ぐらいしか見えてないギアの連結具合を目で追跡するんだけれども、そもそも、ビデオデッキとか分解したことないから正常な時にどのように作動するのかすら見当がつかない......と、じーっとみていたら、普通の歯車とスクリュウがかみあっている部分を発見。なるほど、よく考えたらモーターの駆動でゆっくり排出されてくるんだから1.バネの力で戻るのを何らかの仕組で回転速度を遅くしている、か、2.モーターでギアをゆっくり回転させている、かのどちらかってことだ。けっきょく、そのスクリュウがモーターで駆動してそれでゆっくりとテープを固定しているフレームが移動するのだ......ってことは、ストッパーをバキ! っとぶっこわしたら、バク! っとイジェクトされるわけがない、ってことで。電気でそのスクリュウが回転しないと動かない。電気でロックを解除したらバネの力で出てくる、ってのなら楽なんだけどなぁ......ってわけで、しかたなく狭いすき間から指をつっこんでグリースにまみれたスクリューを指でゆっくりゆっくり回すとしますかー。ぐりぐりぐりぐりぐりぐり......実に不毛で暇ですねぇ、テレビのグレーのガラス面に自分の不機嫌そうな顔が写ってますよ。あ、そうだ、テレビでもみるかぁ? プチっとなっと。「木曜の怪談、怪奇倶楽部」? とかあってますよ。ヒロインの女の子、かわいいなぁ、オイラ、けっこう「学級委員タイプ」に弱いのかもしれない。原田知世のTV版「時をかける少女」では、原田知世よりも、委員長・伊藤かずえ、に、くぅ(>_<)/だったからなぁ、あぁ、このカリアゲの女の子もかわいいなぁ。うんうん。げ、「MMR」だぁ! あぁあああああ、なんか、すげーかっこいー画面だぁ! 安いCGにビデオな合成だけど、すげーかっこいー。「グレイのしわざだ!」むぅ、ゴルゴムよりも怖いかもなぁ。ぐりぐりぐりぐりぐりぐり......不器用なオイラは、実に30分もかかってしまいましたよ。
 ちうわけで、テープ面も痛めずに無事に取り出すことに成功!(テープ保護のために、デッキ側を一部破壊してしまったのだった)。【壊したデッキ:50kb jpeg】

 延滞料金2000円(;_;)

 さてと、はやくもう一台ビデオデッキ、買わないとなぁ。ここで「未来世紀ブラジル」のLDとLDプレーヤー買うとダメ人間として生きる愚かさをあまねくすべての人に伝えたいことがわかってしまうので、買わないのだった。まる。

・960904b【「翻訳」には俗語辞典が必須なのかぁ!】

 実に久しぶりだ。「単語は全部辞書ひいて、わからん単語はひとつもない。でも、何を言っているのかサッパリわからない」という気持ちは、実に久しぶりだ。あるいは「簡単な単語でできあがっている短い文章だ。だが、あー言っているようにも、こー言っているようにも読める」という気持ち。印刷物に向かって(今回は電子テキストであるが)「え? すみませんもう一度?」とか「言い替えてもらえますか?」とか言ってもしかたがないと痛感したのだった。英語口語辞典、英語俗語辞典とか必須なのか? 買うか? あ、持ってた気がする。受験参考書って捨てないでおくと役にたつこともあるよねー。以上結論。以下脱線。

 あ、当然「未来世紀ブラジル」のFAQの訳の話なんですが。あ、いまさらですが「未来世紀ブラジル」というのはテリー・ギルリアムというイギリスのギャグ集団モンティ・パイソン出身で「バンデットQ」「バロン」「フィッシャーキング」「12モンキース」などを撮った映画監督の最高傑作のホマレも高いカルトな人気な「映画」です。別にブラジルという国とかサッカーとかコーヒー豆とかのFAQではありません。ちなみに「未来世紀」というのは、邦題に勝手にくっついただけ? で、原題は「Brazil」ですから、「ブラジル」と書くのもしかたないのです。ほら、B級SFのタイトルに「SF」ってついてるのってあるじゃないですか? あれですよ、あれ。「SFソードキル」とか「SFボディスナッチャー」とか「SFターミネーター」とか(え?)。でも、まぎらわしいですねー。勝手に英語版にも「未来世紀」ってつけるかなぁ?「Future Century Brazil」かな? どちらかというと「Retro Future Brazil」かなぁ? 誰ですか!「Neon Genesis」とかつけた人は!

 しかし、FAQの原文は英文が強制改行してあって、しかも、改行後にはスペースが入ってなかったみたいで、エディタで一括して改行記号を削除したら、一部単語が前後で合体してしまったという。なんか不気味にドイツ語的というか。しかし、英文和訳とか邪道にも、頭でストーリーを予測しながら文章の意味を勝手に解釈していっているので、妙な具合に早とちりしてしまうことがあって、今回は、

as well asshot of .....

という文章がくせもので。まぁ、通常の状態なら「A as well as B」という受験英語な塊が目に飛び込んで「as well as_shot of...」とまぁ「...の撮影(shot)と同様に」ぐらいの意味だとわかるものが、カーチェイスの描写の直後だった関係もあって「as well ass_hot of...」と切れてしまって「...の尻に火がついたぐらいに」という過激な修飾語なのかと(^_^;;。

 とまぁ、実に久しぶりに「英文読解=パズル」という気持ちになったのでした。いや、まぢで文章が複雑すぎて意味がわかっても、こなれた日本語にならない、とか、そもそも何言っているのかわからん文章が。トホホ。オイラはいまさらながら翻訳業の方、翻訳著書のある方を尊敬しまくりやがるのだった。

・960904a【「いやなら書き込むな」と神は言った】

 9月4日付のokbys氏の日記から引用するのであるが、
ホームページ(HP)に投稿・書込欄を作っているものが多いが、HPの持ち主に管理権があり、公序良俗に反してなくても気に入らないものを消去又は拒否する権限があるのは当然である。そのことの結果についても自己責任で処理すべきある。そういう意味ではHPの持ち主である管理者は「神」である。
 と、まぁ、大部分のWWWページメイカーには当然(らしい)ことが書いてあるのであるが、実はどーも、オイラはこれがピンとこない、というかしっくりこないのである。しっくりこないのは主に前半の「HPの持ち主に無制限の管理権がある」という点であって、インタラクティブな書き込みを始めた時点で、管理権に制限が生じるのではないか? という気がしてしかたないのである。

 まぁ、okbys氏に限らずこの考え方が主流らしいのは、酒井のぶかず氏がインターネットライフやインターネットガイド誌で書いた「日記リンクスの終焉」(終わってないけど)に関する記事からも見ることができる。

 まぁ、「オレのディレクトリにあるファイルは俺の所有物だ」という考え方もあるし、「個人(あるいはある団体)が開設しているページは、その個人(あるいは団体)の所有物、作品であるからして、そこに書き込み可能な掲示板があったとしたら、それは『自由に書き込んでください』と書いてあっても、『その個人(団体)の主義主張方針にある意味で同調して、投稿した文章の管理使用法をまかせる』ということが暗黙のうちに示されている」という考え方もあるんだろう。あー、こう書くと、あたりまえすぎるな。

「人様の庭を公園だと勘違いしてたのか? 君は?」って感じかな。

 さきほど引用したokbys氏の文章であるが、後半の「自己責任」まで含めれば、「ページを開くということは、一人の情報発信者として、ページを管理し責任をとらねばならんのだ」ということで、実に立派な意見である。立派すぎて何も言えないのがちょっとくやしい気がするが。

 えーと、話の方向はそういう方向じゃなくて、書き込み可能な掲示板をはじめてしまうとそこは「場」になってしまって、そのうち、管理者の思惑とまったく関係のない「場の意思」のようなものが働くようになってしまう。だから、掲示板をあくまで「私のものだ」(私の意思の反映、私の作品である)と主張するつもりなら、「場の意思」のようなものに主導権を握られないように、牽制するなり誘導するなりしないといけないのではないか? と言うのが、今回のオイラの主張の結論。

「個人ページが個人のものであるのは、暗黙の前提(明示的に示されなくても自明なこと)なのであって、それを言われなくては認識できない輩は、勘違いもはなはだしい」と、いうのが、まぁ、一般の結論なんだろうけど、オイラはどっちかっていうと「何もしないで自分の思惑通りに掲示板が続いていくと思っていたとは、見通しがあますぎるね管理者」という気がするのであるが。

 これがオイラの「甘え」であるのかもしれない。あるいは「古きよき時代のネットワーカー」が言われなくても持っていて、最近の新参者に決定的に欠けている「何か」を示しているのかもしれない。
 あと、これは暗黒なオイラの被害妄想ということで結構なのであるが、オイラは書き込み可能なページを見ると、作る人の基本心理が「どうぞ書き込んで下さい」と「書き込ませてやるぞ、ありがたく思え」を結ぶ直線上のどのあたりにあるんだろう? と気になってしかたがないのだった。まる。

 あと、なんかな、もう一個書いておこう。
『津田日記リンクスを「公共物」だと「勘違い」していた人が多数いた』ってことを「最近のネット者は勘違いした初心者が多い」っていう例にあげるケースを多々見るけれども、そういう見方よりも「公共サービスとしての登録リンク、公共サービスとしての更新情報を求める人が多くいた」と見るべきじゃないのかな、と。「無味無臭なリンクなんかつまんない!」という意見はよく聞くけれども、その意見の陰には「つまらなくてもいいから、自分を載せてくれるリンクが欲しい」とか「クールとかホットとかクレイジーとかいうのはどうでもいいから、安定稼働しているリンク集に登録されたい」っていう意見があるんじゃないかな、と。

「津田日記リンクスは初めから、そして現在でも津田氏の私物の趣味のリンク集であって、それ以上でもそれ以下でもない」というのを、先日まで方便だと思っていたのだが、どうも、それが真実であったらしいとわかった。
 しかし「個人のページはどうあっても最後は個人のページである」というのは個人ページメーカーとしては武器であると同時に限界なのかもしれない。

 んで、オイラの勘違いってことで結構なのだが、ばうわう氏亡き後の日記猿人は、案外、限界を超えて「無味無臭リンク」として稼働していく可能性があるんじゃないかな、という気がするのだった。
「無味無臭リンク」が「参加して楽しい」か、「リンク集として訪れて楽しいか」というのは、別問題であるから、ここでは考えない。
 さらに、日記猿人が、いま、無味無臭なリンクか? というのもあえて問題としない。「無味無臭なリンクなど目指しておらぬは!」と怒った日記猿人関係者がおられたら、申し訳ない。

 さらに補足しておくと「無味無臭な」というのは「管理者独自のカラーで運営されている」の反対の概念としてでっちあげた用語である。特にマイナスなイメージを持たせたつもりはない。

 とか書いたのであるが、企業になってしまったヤフ−とか、リムネットの人気ページランキングとか、その他の有名なランキングページを視野に入れずにこういうこと言ってもしょうがなかったかな、と。

・960903b【Brazil-FAQ-Helper】

 あぁあああ、だめ的! 英語がむぢゅかしくて、何が書いてあるかわからん的!
 一気に自信なくしました。だめです。やってられません。
 と、投げてもいられないので、他人の力をあてにすることにしました。五つの力を一つにあわせて、叫べ勝利の雄叫びを。ひとりひとりは小さいけれどひとつになれば、ごらん、無敵だ。三人よれば文殊の知恵。船頭おおくして船山を登る。

Brazil-FAQ-Helper
ブラジルFAQ日本語版作成支援掲示板(^_^;;

 ついに、きのぼーずを使う時が来た! つーわけで、興味と英語力のある方は、オイラを助けてやってくらさい(他力本願すぎる)

・960903a【ブラジルFAQと機械翻訳】

 ぐはぁ! めちゃくちゃな文章だぁ! 長すぎて解析不能だぁ! しかも、ここのあたりは「バトルオブブラジル」もってないから、本当に事実関係がわからないぃいいい!
 はぁはぁはぁ......
 あ、失礼しました、ブラジルFAQを「こりゃ英和」つかって下訳させたんですが、意味不明な文字列になっただけで、なんの訳にもたたないというか(^_^;;。ちがう「役にたたない」だ!。
 でもですね、これ、役にたっているんですよ。何にもとっかかりがない英語のテキストの荒野を見渡すと途方にくれて、辞書ひくのもイヤになるんですが、ある程度インチキ臭い日本語のような意味不明文章がずらずらとならんでいると「あぁあぁ、こんなになってしまってまぁ!」と、なんか雑巾もって尻ぬぐいにいかなきゃならない気持ちになるわけです(^_^;;。
 し、しかも、たまに短文とか、オイラが頭しぼったよりもナイスな訳がでてきて、ぐはぁ! ですばい。
 はうー、しかし、意味がとおる文になるのは、いつの日なんだろう。しくり。(0.052が最新ね(^_^))

・960902c【ニュートン欲しまり!】

 fjのフリーマーケットにNewton OMPとUniFEPで2万というのが出ていた。日本語だと使い物にならない、って話や、なんだかんだでペン入力は使えない、って話や、メール読むならザウルスだよん、って話はあるんだけど、やっぱ、欲しいものは欲しいわけで。なんていうのか「未来を感じる電子おもちゃ」としては最右翼なんではないでしょうか、Newton。(Magic Cap端末とTelescriptが本当は最右翼な気もすっけど)。
 ってわけで、ニュートンなページをいろいろめぐってみた。やっぱ、名古屋大学の「わぶみ」「わぶたーむ」「あゆみ」あたりはなんか「つかえるぢゃーん」度が高まるというか、東芝りぶろとのキーならまだしも、ウルトラマンPC110のキボドで入力する技能を開発するよりは、カタカナ入力タブレットでサクサクとカタカナニュウリョクノ、ギジュツヲ、ミガクホウガ、イインジャナイカ、ト、オモッタ。ローマ字入力かな漢字変換という同じ技法を違う指の動きで実現するよりも、まったく別の入力体系の方が、混乱がないのかもしれないとか。(もちろん、この場合、「まったく別の入力体系」といっても、カタカナで日本語を表記する基礎訓練はとっくに終わっていることが重要なのであって)。
 しかし、やってみないとわからないけど、漢字かな混じり文を直接手書き認識してくれたとしても、かなで入力して変換したほうが、入力効率がいいんじゃないだろうか?(そんなの当然?)。とはいえ、スラスターペンで小さな仮想キーボドをつつくのは、めんどうくさい気がするなぁ。特に手に持って持ち上げた状態で、小さなボタンを正確にペンでつつくのは、けっこう神経をつかう気がする。キーボド入力が高速なのは、手書きで文字を書くよりもローマ字を打ち込んで変換する速度が物理的に速いってのもあるけど、キーボードのホームポジションに一度手を置いたら、基本的に手元を見なくても、どこにどのキーがあるのか決まっている、というか、探す必要がない、ってのが大きいんだろうな、とか。となると、やっぱり、グリップキーボード(手でにぎるキーボード?で、ボタンが5個程度で複数同時打鍵で入力する)みたいな「目で確認しなくても安定して入力できるデバイス」ってのが重要なのかもなーとか。
 とか思っていたら、案の定「落選」。むー、欲しまり!が頂点まで高まっていただけにちょっと虫のいい落胆が心を......むー、欲しいなァ。買うかなァ? 12万ぐらいで、キーボード付のApple Message Pad 130を? でもなぁ、それだけ投資するなら、東芝りぶろと、が買えるしなぁ......あんまりほしくないけど、カラーザウルスの方が「実用性」が高いかもしれないしぃ......。にゅーとん、ほしまり。だれかください(ぐはぁ!>オレ)

・960902b【ブラジルのVTRがぁ!】

 返却期限30分前に、ビデオデッキから巻きもどしおわった「未来世紀ブラジル」のテープを取り出そうとイジェクトボタン押した。ビデオデッキ様はご機嫌斜めだったらしくて、テープを吐き出してくれない。返却不可能。コンセント抜いて再起動(^_^;;(いや、冗談抜きに熱暴走して動作不安定になったビデオデッキにはコンセント引っこ抜き再起動が効くんだわ)。撫でても叩いてもだめー。分解しようと思ったら下宿に一セットだけあるドライバーセットは弟君がキャンプに持ち出している。「道具のない人間は猿以外の何者でもない」という事実を思い知らされたのはオイラだった。
 なんとしても分解してテープを無事に保護しないかぎり、買い取りになってしまう......あーもしかして、オイラに「ブラジルのテープを買え」というG.O.D.の「声」なのか?(^_^;;。

・960902a【はうン本買う】

 ないないと 平積み見てたら 棚にあり  暗黒丸

 と、まぁ一句詠んでしまってもしょうがないわけで(季語は? ねぇ季語は?)。「福岡には上陸してない」とか勝手に信じていたAI出版の「ワンランク上のホームページのためのHTML&CGI入門」がひっそりと(^_^;;、本屋の棚にあったので買った。ちなみに第一版第三刷ね。うーん、イタネト系は一度、入口ちかくの平積み棚で第一の人生を送ってから、ひっそりと情報処理棚で余生をすごすんだが......みすごしていたのかな?

 というわけで、さっそく眠る前にだらだらとめくっていたわけですがー、あーいいなぁ、実際にやってないからなんともいえないけど、初心者めいているオイラには痒いところを掻いてくれる手が見える。「chmod 666 damian.html」だの、「perlでCGIのお約束」だの、「whickでパスを調べる」だの。8月30日からリム福岡側のオイラのホメパゲにはカウンターをつけているんだけど、これは複数アクセスで破壊されるらしいので、壊れたらこの本を見つつ、とりかえてみよう。あと、訪問者リストも、これみて作ってみたいなぁ。特撮のページに登録可能特撮リンクページ、とか作ってみたい。まー、登録可能リンクページとか作ると、いや〜んな問題を抱え込む可能性大なんだけど(^_^;;。あと、なんかな、掲示板か。掲示板は、下にだらだら(あるいは上にだらだら)続く形式のやつを作って、自分だけ書き込みできるようにしてWWW環境から遠隔で書き込める日記、を用意してみたい気がする。本当の「掲示板」運営するなら、きのぼーず、ぐらい機能のしっかりしたのを使わしてもらわないと、ちょっとやっていけない気がするのだった。まる。

・960901b【ブラジルを観た】

 と、いうわけでブラジルFAQの後半を訳してくれることになっている心の友GTといっしょに、焼肉をたらふくくって、ビールをぐびぐび飲みながらオイラの部屋で「未来世紀ブラジル」を再度観た。細かいところ、ぜんぜん憶えてませんね(^_^;;。いまさらながら見てて気付いたところをいくつかあげると

・960901a【村松キャップ、立花のおやっさん、さようなら】

 というわけで、ウルトラマンの科特隊のムラマツキャップや、仮面ライダーの立花藤兵衛のおやっさんで有名な俳優の小林昭二が、お亡くなりになりました。
 ガメラ2でも、自衛隊の整備兵としてちらっと登場していたんですが、遺作になってしまったんですかね。寅さんの渥美清が死んでも、ボク、別に困らないんですけれども、立花のおやっさんが死ぬってのは、ちょっと困るんです。困るっていうか、まぁ、単に「悲しいですね」ってことですが。平田昭彦(ゴジラのオキシジェンデストロイヤつくった博士とか、レインボーマンのミスターKとか)が死んでしまった時も「やられたまいった」と思ったんですが。
 ムラマツキャップと立花藤兵衛が同じ人ってのは、頭ではわかっていても、どうも変身ヒーローでフォーマットされたオイラの脳では、やっぱり「小林昭二=立花のおやっさん」ってことになってますからねー。あーでも、ライダー自体が、なんかぐちゃぐちゃになっている上に、仮面ノリダーでパロディにも出てきたあたりで、なんというかオイラの内部ではある程度「過去」というか決別がすんでいる俳優さんだったのかもしれないとか思っているわけです。
 にしても、焼肉屋で人を待つ間に読んだスポース新聞の記事で読んでしまったもので、いまだに本当かどうかピンと来ないってのが、本音ですね。それと、記事が正しいなら「こばやしあきじ」って読むんですね。ずっと「しょうじ」だと思っていた。っていうか、「小林昭二」って文字列にはあんまり心当たりがなかったのかもしれない。常に「立花藤兵衛の人」っていうラベリングで。
 とりあえず、合掌。
(俳優と作家の名前は、デフォルトで敬称略にしました)

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無断転載ヲ禁ズ(c)1995 MOROBOSHI Tomorrow
ただし、リンクフリーとします。
正当な引用は認めます。

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