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【ワープ日記】冬を待つ季節


この“日記”は事実をもとにしたフィクションであり、登場する事物に関しては演出上の効果のために任意の改変・誇張・創作が加えられています。悪しからず。
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【ワープ日記番外編「沖縄DAYS」ver.2.0】 【日本SF大会コクラノミコン日記?】 【960913放生会デヂフォトver.2】 【960916くじゅう阿蘇デヂフォト日記vol.2fin】
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ReadMe!参戦[960908]
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【GAS TANK】
(CASIO QV10A)

【ワープ日記・本文】".../warp.htm#start"で飛ぶと吉?
【東京日記】ver.2.0[NEW]961102に更新した的

・961120a【PowerMac8500の新機能で遊ぶ】

Macintalk
まーSpeechManagerを入れるとSimpleTextが喋りますよ、という機能で別に7.5.3で新たに導入されたわけでもないんだろうけれども、オイラの近所でKT7.5になったのが、この8500で初であるからして、お喋りMacを堪能するのだった。。おぉなんか声がたくさんあるなー、前に840AVにSpeechManager入れたときはMarvin君一人だったからなぁ。「軽やかに語尾をのばしながら歌うGoodNews」が気に入ったナリ。あー戸田誠司の「Hello World:)」の冒頭の謎の歌声は、この声で歌うMacintoshだったのかー。「葬送行進曲にのせて歌うBadNews」をはじめとして、パイプオルガン、ベル、笑い声、ロボボイスと「楽しいけど使えない声」ばっかりたくさんあるような(^_^;;。読み上げでは、「Junior」が一番聞き取りやすいかな。渋い声では「Bruce」が好きだけど。いっけん、外人風でかっこいい声も他にあるんだけれども、連続した文章を読ませると、日本人のオイラには聞き取りにくいのだなー。適当な例文がないから、外国のソフトのドキュメントなんぞを朗読させるとけっこう「海外ニュース」みたいでかっこいいのだ。「Netscape Navigator」とか「ネッスケイプ、ナァアヴィゲイラ」とか発音するし。んがしかし、ドキュメントとか放っておくと罫線がわりの「==========」なんかを「イクォルイクォルイクォルイクォル.......」とか必死に読むので不気味であるよ。
QuickTime会議
いつからバンドルされてるのか知らないけれども、8500のシステムCD-ROMにはQuickTime会議というビデオ会議用ソフトが入っているのだった。さっそくインストール。さてとカメラはどうしよう? QCamのドライバのインストルディスクがどっかに行ってしまったので(ってヲイ>オレ)、QV10Aをビデオカメラがわりにするのだった。え? 「QV10Aのビデオ出力端子は撮影モード中は画像を出力していません」って? はい、裏技をOwnRiskで使いました(^_^;;。【きむらかずしさんのQV10-FAQ 4-6】を引用しますと、

4-6: 非公開テスト・モード

非公開のテスト・モードを発見した人がいます。
警告!これを試して問題が生じても筆者は責任を負いませんぞ (^^;

 (1) 電源 OFF の状態で [REC] (撮影モード)にしておきます。
 (2) [MODE] ボタンとシャッターを押しながら電源 ON します。
 (3) 液晶画面に "TEST MODE" と表示されるハズです。
 (4) [@/PROTECT] ボタンを押すとメニューが表示されます。
 (5) メニュー選択は (-) (+) 、実行は、シャッターです。
    COLOR BAR ... カラー・テスト・パターン表示
    BLACK ... 液晶が真っ黒に(なんのテストか?)
    APO OFF ... オートパワーオフ解除、撮影モードへ
        (手動による電源 OFF まで有効)

最近、(4) において [@/PROTECT] と [DEL] を同時に押さないと、メニューに移らないものが報告されています。本体 ROM のバージョンアップのようです。
このテストモードは、新製品 QV-100 でも有効らしいです。

REC モードのビデオ出力:

なんと、上記 APO OFF モードでは、 REC モードの動画がビデオ出力されている(以下略)
と、いうことになるわけです。ちなみにオイラのQV10Aは[@/PROTECT] と [DEL] を同時に押さないとダメなバージョンでした。これで、QV10AのVideo OUT端子と8500のVideo INをつなげば、QT会議の自分のウィンドウに「カクカクと動く、ザラザラとした画質のQVくさい画像」が出ます。いやぁ、QV10Aの画質って「孫ダビングしたエロビデオ」みたな画質で、普段はイヤンなんだけれども、ビデオカメラとして使うと雰囲気でるなぁ。でも、録画モードで液晶に写っている画像は、撮影されるデータよりもさらに画質が落ちてるから、フラクタル図形的なノイズが入って、さらに赤と緑が強調された素敵すぎる画像だ。
 と、いうわけで、遠く名古屋のfjhrさんのマシンに繋いでみました。画像が怖いぐらい滑らかです。音声も普通に聞こえます。共用ウィンドウにネットからひろってきた「綾波」な画像をペーストしていやがらせをしてみます。うぉ、広末をはられて逆襲されました的(^_^;;。しかし、なんですなぁ、これじゃまるで「エンハンスドCU-SeeMeそのままじゃないか!」って叫びたいですね(^_^;;。なんのオリジナリティもない(^_^;;。現在のバージョンを使ってみて思ったのは、 っていったところでしょうか?(ほとんどいいがかりだなぁ)。専用線の上に設定をいじってないので、なんともわかりませんが、すんげいスムーズな映像とクリアな音声(だって会話ができるんだもん)から考えて、回線が真っ黒であったことは必至でしょう(^_^;;。あのスムーズな映像とクリアな音声がQuickTimeの圧縮技術によるものだとしたら、大変すばらしい。すばらしすぎ。ビデオ会議の未来は明るい。単に回線速度の問題だとしたら、ダイアルアップではとても使えないんじゃないかなぁ、とか。
 QV10Aをテストモードでビデオ入力機器あつかいしていても、その状態で撮影もできるし、さらに、PLAYモードに切り替えることもできるので、プレゼンするにはけっこう便利かもしれない、とか思いましたよ。まぁオリラの場合、縦位置、というかカメラを90度回転させた状態で撮影することが多いので、ディスプレイ上では横に画像が寝てて、プレゼンどころじゃない、って話もありましたが。オフミから帰ってきた直後にQT会議でオフミの画像を上映しながら説明できるので便利かも。って、「オフミから帰ってきた直後にQT会議で報告するチャンス」を探すほうが難しいかもしれないけれども。あ、でも、なんか、「現場の雰囲気を報告」とかいうのに使えるかもしれない。って、QT会議が使える、って話なのか、QV10Aが使えるって話なのか、いまいちわかりませんが。
 オイラのQT会議に対する評価は「CU-SeeMeのやったことをハイスペックマシンで安定してできるようにしたから、ビジネスユーズにはいいかもしれないけれども、おもちゃとしての楽しさはCU-SeeMeのほが、100倍ぐらいあったな」ってことかな。
 QV10Aのザラザラしたビデオ画像を見ていると、なんかムズムズと創作意欲がわいてきて、ついつい、STRATA Videoshopで録画しつつ、パントマイムとかしつつ録画してみるのだった。(パントマイム、って、単に音声がない、ってだけだけども)。んで思ったのは「なんだ、QCam買った時にやったことと同じじゃないか」ってこと。どーも、デジカメをパソコンにつないで遊んでいると、QCamと同じことばかりして困る。と、いうかデジカメ、特にQV10Aって機種は「あーQCamが持ち歩けたらなぁ」っていう発想が根っこにあるからなぁ、オイラの場合。
CyberDog
SoundMachineとFetchにMacintoshが支配されたらこーなるのか! というぐらいに犬犬犬印のソフトであるよ。CyberDogをインストールするためにOpenDocのバージョンをあげたりいろいろしたのだった。んで、起動。むー、Webブラウザの枠の雰囲気は、オイラが待望していた「WWWが見えるSimpleText」って感じで期待したんだけども、なんか、やっぱ「SimpleTextの枠のNetscape」にすぎないというか。リンクをクリックしようとするとポインタが犬の足になる。ポインターの足、とか言われたらどうしよう。メール設定は、うっかりした設定にすると、サバ上のメールが分散しちゃうので、使うのをやめる。これからすごくなるのかもしれないけれども、「Netscape+Eudora」から乗り換える必要性が感じられないのだった。あーでも、AppleTalkと統合できるあたりは、ちょっと素敵かも。(なぜ「ちょっと」しか素敵じゃないかというと、最近AppleTalkがWindows95のネットワークにつながらないのが、とっても悲しいからなのだ)。CyberDogがIRCまで統合したら、ちょっと考えるけれども(^_^;;
QuickTime 3D
ねずみ用ジェットコースターとか作っても、楽しくないナリ!
QuickDraw GX
ぶは、古いプリンタドライバが使えなくなったナリ! はずすなり!
と、いうわけで、ぜんぜん7.5.3の機能じゃなくて、7.5.1の機能で騒いでしまった気がしますが、とりあえず、こんなところで。LC475に7.5.3をインストールするのは、とりあえずやめました。スティッキーズが素敵ッス!(おそまつ)

・961119a【PowerMac8500/150が来た日】

 というわけで、仕事場に新戦力PowerMac8500/150が登場。TCP/IPの設定画面がMacTCPに比べて貧相すぎて、ちょっとガックリきたのはご愛敬で、KT7.5.3の新機能の数々を堪能......する暇もなく「AppleTalk」を起動、以前の主力機種840AVのHDから、Ether経由で主要なデータを全部コピーして、明日の朝には何事もなかったかのように8500で仕事を再開できるようにしなくてはならないのであるので、コピーコピーって、もぉさっきから2時間ぐらいFinderはコピーし続けていて、なーんにもできないのであった。まる。ビデオ編集とかするのは、100年ぐらい後の出来事になるだろう。まる。
 にしても、840AVと並べると、本当によく似ているというか、ほとんど見分けがつかない。違う場所は「電源スイッチの位置」と「CD-ROMドライブの差し込み口(840AVはキャディ式なのだ)」と「PowerPCのロゴ」ぐらいで、すりかえられても気付かない。いや、まぁ、これからデスクトップパターンもカスタムアイコンもアイコンの位置も同じにして、何人気付かずに仕事しちまいやがるかこっそり観察する予定。くくくくく。
 KT7.5.3特有の機能の数々は全然わからないけれども、ディスプレイの改造度が再起動なしでかえられるようになったのが、単純にうれしいや。
 さてと、じゃ、サイバー犬とか、声操縦機能とかをぶちこんで遊ぶなり。
 あ、いきなり7.5.5ってのもいいかなぁ。くくくくく。(やめなさい>ヲレ)
 せっかくカックイーところの画像を撮影してみたのだが、Macへの接続ケーブルが下宿の(弟の)パフォーマにつながっていたのだった。しまった。むぅ、ビデオ入力ができるから、ビデオ接続してとりこむか? あ、ビデオケーブルも下宿じゃないか。

・961118a【Mac雑誌でGo!】

 というわけで、MacUSERとMacLIFEを買ってしまったのだった。ここんところMacの新製品情報から自分が遠ざかっていたなぁ、となんとなく思っていたのだが、実際には「とんでもなく」遠ざかっていた模様。なにせ、PowerPook1400の存在を今日まで知らなかった(^_^;;。てなわけで、気になった話題を箇条書きで。
「MacLIFE」

PowerBook1400
 ついにCD-ROM搭載。ということらしいのだが、オイラはPowerBookはいまんところコストパフォーマンス的に自分に買える代物だとは思っていないので、特に興味はない。PC/ATノートにMacOSが載るようになるまで、コストパフォーマンスは悪いままなんじゃないかな、とか思うのだった。ノートのMacは、ThinkMacが出てから考えよう。とはいえ、お金もちの人々が欲しまるような機種を出してくれないとお先真っ暗的なので、とりあえずお買い得感があるらしい機種を出してくれて、ホッってところかしら。なんか、透明カバーにかえて、好きなカバーを入れて楽しんでね、ということらしいが、本体表面に透明カバーをつけて、中に過激なグラフィックの「紙」をはさんでデザインを変えられるという「ギター」を思い出して、ちょっとだけトホホな気持ちになったっす。あすこにマニュアルとか資料とか入れたりしたらいやまり。

Newton, MP2000とeMATE300
 むぅ、新型ニウトン。MP2000「CPUパワーはMP130の5〜10倍(当社比)」って本当だったら凄すぎる。「どうして今まで出さなかったんだ!」とか言ってみたくなるような凄まじい進化だ。まーCPUの速度の進化で「使いかって」がどれくらい進化するかは不明だけれども。しかしまー10倍賢くなってくれたら、日本語処理も手書き認識もグググっと使えるものになるんじゃないかしらん。期待大ですなぁ。しかし英語版1,000ドルとか、大丈夫なのか? 誰もMP130買わないじゃないか。なんかGIF対応のウェブブラウザも載ってるらしいし。(今どきJPEG抜きなのか。まぁ、4階調グレイスケールで何見るんだ? ってのもあるが)。とにかく、PHSで無線メーラーとして使えるといいですねー。形を初めて見たときは、「頭でっかちで超かっちょわりー」と思ったけれども、なんのことはない上下対称形になっていたのでした。
 ほえで、eMATE300。むぅ「貝殻みたいな形をした子供向けで超デカイ謎のNewton」という話は聞いていたけれども、まさか、本当に「貝殻みたいな形をした子供向けの超デカイNewton」だとは思っていなかった。重さが1.8kgっていう時点で、日本の子供には持ち歩き不可能状態になるんじゃないか、とか思いますが。どーも、AppleのPDA戦略は、発想はすばらしいけれども、サイズ面ではアメリカ人の標準を基準にしすぎ。(口からでまかせ)。とはいえ、まぁ、製品は何色になるのか知らないけれども、青の透明ボディはきれいかも。でも、1.8kgもあってHD積んでないのは謎かも。ってメモリカードのかわりにCD-ROM起動にしたらピピンになっちまうかもしれないが。

Performa6420
箱から犬小屋をへて、ついに食パンに進化したMacintosh! というわけで、まんまるお屋根の6420。んがしかし、サイズ的には8500に帽子かぶせて高ゲタをはかせたような姿でちょっとデカすぎるのでは? んで、Avid Cinemaを搭載してビデオ取り込み編集、ビデオ出力が「お手軽」にできる(らしい)。うーん、解説を読むとお気楽極楽でたいへんよろしいかも。なんつーかデジカメブームが「画像メモ」ちうジャンルを発見したごとく、デジタルビデオ編集って器材が、偽映画でも運動会・結婚式・親バカ赤ちゃんビデオではない「新しいビデオのかたち」みたいなのを産み出してくれるんじゃないかしらん、とか思う反面、「作るに楽しく、見せられて苦痛」なビデオの大洪水になるのかもしれない。っていうか、「作れるけども、めんどーくさい」という理由で埃をかぶるのかもしれない。どうなることやら。個人的には、おきがるムビー環境が広がるにこしたことはないと思うんだけど。

System7.xという名の合体ロボとMacOS8という名のBeOS
うーん、System7.xの謎のモジュールというかパッチ群というかを合体させていくと知らないうちにMacOS8になっている、ってのも考えて見れば不気味な現象かもしれない。あとから振り替えって「あぁ、あのときすでにMacOS8になっていたのか」というか「あぁ、あのときすでにシバルツシルト半径を超えていたのね」みたいな。とはいえ、逆に「MacOSはBeOSですから、System7以前とは縁もゆかりもありません」ってのも、けっこう凄いかもしれないなァ。いや、これからの新しい時代を切り開くためには、無理してSystem7以前をひきずる必要はないのかもしれないけれども「System7以前ときっぱり決別した新Macintosh」よりはWindows97の方が未来がある気がしてちょっと悲しいかも(^_^;;。あーでもWindows97も95以前と互換性がなかったりして。うわ、すげぇ。

「97年は情報デバイスの時代だ!」p.239
 本当に「人のいい大学の教授」にしか見えないドナルド・A・ノーマン上級副社長(謎な肩書きだなぁ)。「いちばんいいOSは、みえないOSだ。」とか、「今のコンピュータは大きすぎる」とか、「コンピュータには見えないかもしれないがNewtonの方がよっぽど好きだ」とか「今のコンピュータは働く世代のためのものだ。これからは学ぶ世代と余暇の世代のためのコンピュータが重要になってくる」とか、すげー「なるほど」なことを語ってくれているのだが、なんか全部、ずっと大昔からNewtonテクノロジーのうたい文句としてさんざん聞かされてきた気がするぞぉ(^_^;;。正直なところは「ごたくはいいから、日本語がちゃんと走るNewtonつくりやがれ!」と言ったところですか(^_^;;。いや、オイラNewton使ってないから、実際のところよくわからんですが。まーMP2000になってCPUパワーに余裕もできたんだろうし、あとはまーエヌフォーとファクトリーが「勝手に」日本語環境を整えてくれるのをまちたいな、とか。よーわからんけれども「Newtonというのはテクノロジーの名称であって、特定のハードウェアを示すわけではない。Newtonにとって重要なのは、特定のハードウェアではなく、その発想である」(文責ヲイラ)みたいな発言をよく目にするけれども、なんか、もぉ、「発想が十分すばらしいのはもぉわかったから、それを実際に検証できるようなハードウェアを作って、ひろめるのこそが重要だ!」とか叫びたかったりして。(叫ぶ前に買えってば>ヲレ)。
 どーでもいいが「J