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【ワープ日記】正月も終わった季節


この“日記”は事実をもとにしたフィクションであり、登場する事物に関しては演出上の効果のために任意の改変・誇張・創作が加えられています。悪しからず。
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【ワープ日記インデックス】
《ワープ日記番外編》 【960724「沖縄DAYS」ver.2.0】 【960824日本SF大会コクラノミコン日記?】 【960913放生会デヂフォトver.2】 【960916くじゅう阿蘇デヂフォト日記vol.2fin】 【9610東京日記】ver.3.0
《ともろクッキング》 【961231:ローストビーフ】 【961231:栗きんとん】 【961231:豚肉の赤ワイン煮トマト風味】 【961231:リンゴのグラッセ手抜き風】
《更新・リンクス》 【べんりくん】 【べんりくん鏡】 【朝日奈】 【キノComp】 【キノ他】 【メタバブ】 【新鮮日記版】 【津田りん】 【津田ネオ】 【津田ネオ更新おしえ】 【日記猿人】 【猿人更新登録】
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【ワープ日記・本文】".../warp.htm#start"で飛ぶと吉?
臨時にメトロインターネットのサーバに移動してみました。 以前の日記ファイルはこちらにはないので、ご面倒でも「http://www.hf.rim.or.jp/~morrow/warp/」以下をお探しください。
【ともろクッキング】読むと吉かも(うそまり)(970103更新)

・970119a【身辺雑記】

・970118d【「魂の伴侶」を買う】

 つーわけで、エド・ジャスミン日記(970116)を読んで「買わなくてもいいかも」とか思った「魂の伴侶」が本屋の店頭に平積みになっていた。(つまり、福岡には本日到着したらしいのだった。時差時差)。「買わなくてもいいかも」とか思ったのだが、作者が「前世療法」の人だったので、なんとなく買ってしまったのだった。「前世療法」なかなか面白かったから。
題名  魂の伴侶 傷ついた人生をいやす生まれ変わりの旅
著者  ブライアン・L・ワイス著/山川紘矢・亜希子訳
出版社 PHP研究所
値段  1,500円
「前世療法」って話は「重い神経症の女性に催眠療法をほどこしていたら、前世をどんどん思い出してしまって、前世を思い出しているだけなのに、病気なおっちゃって、あげくに宇宙精霊が作者(精神科医)に話しかけてきたもんだから、作者こまっちゃったー」という話なのである。
 まぁ、トランスになった人を通じて「宇宙精霊」が語ってしまった場合は、科学的に考えれば「語ってる人の分裂した人格っすね」でおしまいなんだけれども、まぁ、オイラはテレパシ−とか他人の心の内部を読み取る能力とか過去から情報を読み取る能力ってのはある程度、存在してるんじゃないか、と思うので、「宇宙精霊、というような高次の知的存在は実在しなくても、その語っている内容は、正確かもしれない」って考えたりするのだった。それに、まぁ昔から神仏その他は人の口を通して、いろいろ語ったりしているので、たまにはほんまもんの「神様」とか「仏様」とか「ご先祖様の霊」とか「宇宙精霊」とか「エクトン」とか「バシャール」とか「アリオーン」とかが語りかけてきても別にいいんじゃないかな、とか思うのだった。まる。
 神様だろうが宇宙人だろうが分裂した人格だろうがランドサット経由で送られてくる電波だろうが、言ってることが役にたつなら、聞いても損はないぜー。
 と、いうわけで「魂の伴侶」はこれから読むのだった。まる。内容が面白かったら、また紹介するなり。まる。

・970118c【「クィーン・グレイテストヒッツI&II」を買う】

♪ママ〜俺、殺っちゃった〜
 ♪あいつの頭に銃を当て 引金引いたら死んだんだ
ってのは女王様の「女王様物語」版ボヘミアンラプソディの冒頭であるが、クィーンのベスト2枚組を買ったのだった。グレイテストヒッツ(1)は借り物CDでさんざん聴いてぜひ買いたいと思っていたので、これでいいのだ。
♪うぃーあざ、ちゃんぽん、ふれーんず
 クィーンは、グレイテストヒッツ(1)しか聴いたことのない根性なしなので、これから聴く「2」は、全部知らない曲なので、うきうきしているのだった。あー映像も見たいなぁ、タイツ着て歌うチョビひげのフレディがみたいなりー(^_^)

・970118b【「アニメタル」でGo!】

 近所の本屋+CD屋に行ったら「アニメタル」なるCDが。あおり文句に曰く「懐かしのあのアニメソングがヘヴィ・メタルになって生まれ変わった! 元アンセムの坂本英三率いるアニメタルここに合体!」ということらしい(;_;)。
 ガッチャマンの歌〜コン・バトラーVのテーマ〜勇者ライディーン〜たたかえ! キャシャーン〜マジンガーZ〜ゲッターロボ!〜デビルマンのうた
のメドレー。
 これがさー、なんか「すげーまとも」なんだわ。正直な気持ち「笑ってやれ」と思って買ったのに、思いッきり「普通」というか、ちゃんとメタルになってるんだけれども、違和感ないのだ。前から「メタルってなんかアニソンに似てるかも」って偏見もってたんだけども、本当だったのかも(;_;)。あ、聖飢魔IIもなんかアニソン歌っていたような記憶が(^_^;; ゲゲゲの鬼太郎だっけ?
 とはいえ、キャシャーンとゲッターロボがメタルな演奏になっていて、面白かったのだった。カラオケにはいているらしいので、歌っちゃうぞぉ(^_^;;
#キーがあうのか?(^_^;;

・970118a【「Oriental Magnetic Yellow」その2】

 一晩、10回ぐらいリピートして聴いてて思ったこと。  全体にして思うのは、本家よりも「さわやか」かも、ってこと。どうしてだろ? 本家と比較すると、OMYの曲の方が「エンディング」に向いている気がする。エンディングってのは、映画とかのエンディングというか、余韻を残しつつ、考え事しながら映画館から出て、「どこか」へと歩きさっていく、っていうシチュエーションに向いてるというか。ってオイラだけかな、こんなこと考えるのは?
 あるいは先にも書いた「とーくにきてしまったかもしれない気持ち」というか。「テクノポリッシュ」のかけ声が「ナゴヤ!」なんだけれども、名古屋にきてしまった気持ちに近いのかもしえない。なんというか、「日本で一番でかい都市・東京」でも「反対勢力としての・大阪」でもないのに「何故か」福岡よりも巨大な都市「名古屋」というか。あるいは、韓国ソウルにきてしまった気持ちかも。すごい見たことある都市なのに、日本語がどこにもない、というか。何書いてるのかわからなくなりましたが、とにかく、「似ていて違う」というか「平行宇宙」というか「よくできた偽物」というか、「本物ってなに?」というか、そういう「とらえどころのないものをとらえようとする努力とその空転」みたいな気持ちです。まる。
(なお、「名古屋やソウルは『偽物』だ」と言ってるわけじゃないので、怒らないように)
 あと、なんか猛烈に「アニソン魂」を感じる。かっこいいものを臆面もなくまねっこしてしまうんだけれども、どっかチープっぽいところとか。

・970117a【「Oriental Magnetic Yellow」でGo!】

 ちうわけで、YMOのパロディーユニットO.M.Y.の「Oriental Maginetic Yellow」(PCCB-00235,\1500)を買ったので聞く。
 ぐは、パロディもクソも、そのまますぎる(^_^;;。オリジナルのメロディが上がる場所を下げて、下がる場所を上げればいいってもんじゃないぞ! とか思ったのだが、YMOを聞いているときに感じる「楽しい気持ち」がわいてきてしまうのだった。「コピーは芸術からオーラを失わせる」とか「オリジナリティのないパロディほど醜悪なものはない」とか、否定的な台詞も脳の奥底から湧いてくるのではあるが、脳の別の箇所から「どうでもいいぢゃんかよぉ、面白いんだからよぉ」という声もするのだった。それに、O.M.Y.の曲を聞いてると「YMOもそんなに面白かったのか?」とか「YMOからして、そもそもオリジナリティとかあったのか?」とか、いろいろ考えてしまうのだった。「『本物』って何? 『コピー』って何?」というか(^_^;;。オリジナルの印象が強烈な「FireCracker」「YellowMagic(TongPoo)」「Technopolis」「Rydeen」は、やはりちょっと納得できないものもあるけれども、個人的に思い入れのない曲になるほど、どっちでもイケル気がしてくるのだった。(いいのか?>オレ)。まぁ、「Oriental Maginetic Yellow」の曲名リストを書いておくので、YMOファンの人は笑ってください(^_^)。
    「Oriental Maginetic Yellow」/O.M.Y.
  1. ARCADE_GAME
  2. FIBER_CRACKER
  3. NAMOON
  4. MAGNETIC_YELLOW(SHANG_POO)
  5. LA FEMME_BLONDINE
  6. GOOD_PIERROT
  7. TECHNOPOLISH
  8. RYZEEN
  9. SOMNIFEROUS
  10. BEYOND_THE_MUSCLE
  11. GAY_STRIPPER
  12. CAFETERIA
  13. SONIC_SKATE_SURVEYOR
 明日発売の2nd「Sonic Skate Surveyor」も期待(^_^;;

・970116b【「狼少年の系譜」「言霊の国解体新書」を読む。】

 井沢元彦の「狼少年の系譜」という、SAPIOで連載した朝日新聞の虚報体質をあばく本を読む。ついでに「言霊の国解体新書」を再読する。さらに「恨の法廷」も再読する。
 結果として、朝日新聞、社会党、韓国、コトダマイスト、が嫌いになり、「憲法第9条を改正して自衛隊を軍として認めるべきだ」とか思ってしまう。影響されやすいな>オレ。
 にしても、オイラはつくづく「コトダマイスト」であると納得してしまった。

 にしても「狼少年の系譜」の連載が1995年なので、PKOと自衛隊と「平和念仏主義」がネタになっているのであるが、PKOもUNTACもすっかり忘れてしまったオレって何? とか思ってしまった。シアヌーク殿下って生きてるんだっけ?
 ついでに、現在、核武装してる国が何ケ国あるのか、実は知らない自分に気付いてしまったなり。

・970116a【般若心経でGo!】

 乱れた心よさようなら、ちうわけで、写経でもすっかーとか般若心経なんぞを原稿用紙に書き写してみたところ、難しい漢字は出てくるわ、同じ漢字が何度も出てくるわでイライラが増したのは輪廻の輪からは抜け出ることのできないオイラなのだった。まる。
 ネット上に般若心経のテキストデータはないもんかしらん、と思っていたら、ありますねありますね。デジタルマニ車とかタイトルつけて「写経があるなら、打経もあるでは?」とか「経典を書いた車輪を回すだけで唱えたことにするマニ車があるなら、コピー経とかペースト経とか、ありか?」などと、まさしく身も蓋もないことを主張しておらるる豪快なページもありますなぁ。むぅ、般若心経が遊佐未森リンクになっている謎なページもあるなぁ(^_^;;。(みんなも探してみよう!>ってオイ)。
 ってCut&Pasteする罰当たりなオイラだった。
摩訶般若波羅蜜多心経

観自在菩薩
行深般若波羅蜜多時
照見五蘊皆空度一切苦厄
舎利子色不異空空不異色
色即是空空即是色
受想行識亦復如是
舎利子是諸法空相
不生不滅不垢不浄不増不減
是故空中無色無受想行識
無眼耳鼻舌身意
無色声香味触法
無眼界乃至無意識界
無無明亦無無明尽乃至
無老死亦無老死尽
無苦集滅道
無智亦無得以無所得
故菩提薩唾依般若波羅蜜多
故心無罫礙
無罫礙故無有恐怖
遠離一切顛倒夢想究竟涅槃
三世諸仏依般若波羅蜜多
故得阿耨多羅三藐三菩提
故知般若波羅蜜多
是大神呪是大明呪是無上呪是無等等呪
能除一切苦真実不虚
故説般若波羅蜜多呪
即説呪曰
羯諦羯諦波羅羯諦
波羅僧羯諦菩提娑婆訶

般若心経
 秘密基地の本棚をさがしてみても、確かに買った憶えのある岩波文庫の「般若心経」がないので、しかたなく、古本屋で買った怪しい「般若心経の秘密」とかいう本を開いてみるのだった。著者が自殺しようと思ったところを夜明けの太陽をみて仏の心に目覚めるところまで読んで忘れてしまっていた本だが、読んでみると「色即是空、空即是色、の空というのは『からっぽ』という意味ではなくて、仏空間のことであり、色=現実空間と対比するための用語だ」とか「仏空間に達するには瞑想すればいい」とか「瞑想の際に重要となるのが真言で、それが『ぎゃーてーぎゃーてーはらぎゃーてーはらそーぎゃーてーぼじそわか』の呪文である」とか、トンデモかと思いきや、すげーわかりやすいのだった。「『ぎゃーてーぎゃーてー』の部分がうまく瞑想に入るように仏からさずかった真言(マントラ)なんだけれども、漢字にあててしまった形で唱えても、本来の用途には使えないので、サンスクリット語な発音をしよう」と本には述べられていて、「そんなことできるか!」とか思ったのだった。本であるからして、いくら読んでも聞こえてこないしー。やっぱ、こういう場合は音声ファイルが置けるWebって便利ね。しかし、まぁ、無理にカタカナにすると、
ガティーガティー
羯諦羯諦

パラガティー
波羅羯諦

パラサン
波羅僧

ガティー
羯諦

ボーディ
菩提

スーヴァハー
娑婆訶
ということになるらしい。まぁ、サイババに言わせれば「マントラの本当の発音はアルファベットを用いても、サンスクリット語の50の母音を用いても正確には表記できない」らしいから、しょーがないのだった。まる。
 この部分は音を写しているからして漢字を読んでも意味不明なんだけれども、無理に現代語に超訳すれば
 いっちまった奴よ
 いっちまった奴よ
 アッチにいっちまった奴よ
 幸せかい?
 LOVE!
って感じかな?(嘘つくんじゃない!>オレ)。
 つーわけで、皆様も眠れぬ夜や金縛りな朝には、般若心経を唱えてくださいませ。
 どーでもいい話ですが「波羅蜜多」って聞いたら「parameter」が浮かびませんか? 理系諸兄?(あ、士郎正宗の「オリオン」にあったネタだっけ?)
 さらに、どーでもいい話ですが、愛の戦士レインボーマンが変身する時のかけ声が、実は般若心経の中にあるの、知ってましたか?
あのくたらさんみゃくさんぼだい
阿耨多羅三藐三菩提
サンスクリット的に書けば「アヌッタラー・サムヤックサンボウディ」で「無上で正しい完璧な悟り」ちう意味だそうな。むぅ、釈迦の嫁を寝取った仏敵ダイバ・ダッタからこんなありがたい呪文を授かるあたりがさすがは下町の黒豹ヤマトタケシ!(意味不明)。

・970115b【常夜鍋でGo!】

 あー、なべ・なべ・なべ。
 寒いから、鍋にきまり! 鍋できまり!
 ちうわけで、ホットプレート型の電気卓上鍋を買ったので、オイラの秘密基地でGTと鍋。モチーフは「常夜鍋」。いまだに「じょうや」なのか「とこや」なのか「とこよる」なのか「つねよる」なのか不明な鍋であるが、「薄ぎり豚肉+ホウレンソウを昆布をしいた日本酒で煮て食べる鍋」である。若奥様御用達料理雑誌タントでは「豚肉ホウレンソウ鍋」と身も蓋もない紹介だったらしいのだが、オイラはダイエーの回し者のオレンジページ読者であるからして「常夜鍋」なのだ。名前からは闇鍋やあるいは、エッチな隠語などが連想されたりするが、そんなものではないのだった。まる。
 ちうわけで、閉店まぎわのスーパーで買い物する。秘密基地の台所は腐海となっていて、活用可能な食材皆無なのだから、ダシ昆布からポン酢まで買わねばならぬのだった。「料理」だと思うと、いろいろ値段やらなにやら気になるのであるが「酒の肴」だと思えば「てきとーてきとー」なのだった。
 んで、豚肉はスチロールトレーのまま、ラップだけはがす。「熱湯消毒するからだいじょーぶ」。ホウレンソウは、ビニールテープはがして一応洗う。根っこのところの紫の部分を包丁で切り落とす。あーホウレンソウ入れとく容器がないぞぉ。ボールでオッケーだ。てきとーてきとー。さて、日本酒と水を同量入れないといけないんだが。しるか、適当だ。あまった日本酒は胃袋だ。むぅ、豚肉。なんか生姜焼用の厚さだったらしくて、しゃぶしゃぶ風鍋には厚すぎる。一枚目をゆでた段階で、そのまま食うにはちと厚いのではないか? という意見が。面倒なので、スチロールトレーごと3分割だ。「てきとーてきとー」。「男の料理」とは豪快なのだ。
 オイラ的文化圏では「ホウレンソウ」は鍋には入れないので、ホウレンソウを鍋で煮て、ポン酢でむしゃむしゃ食うのは、どうもピンとこないのであるが、GTは「うちでは春菊が高いときは、ホウレンソウをかわりに使っていたが」と言い出す。むぅ、そういうものなのか。うまい。むしゃむしゃ。GTは中国酒、オイラはビールなんぞを飲んでひたすら食う。う、うまい。まぁ鍋がまずいってことは普通考えられないからなぁ(^_^;;。よほど変なもの入れない限り。それにポン酢で食べてるから味付けは間違いようにないしー。つーわけで、鍋くって酒のんでコタツでグーグーねたのだった。まる。はて、いつGTは帰ったんだろう? なんか階段ころげおちる音をきいたような聞かなかったような.....ま、いいか(ヲイ)。

・970115a【「宇宙貨物船レムナント6」を見た。】

「宇宙貨物船レムナント6」が新作あつかいでレンタル開始されていたので、かりてきて見た。なかなか、グーだ。60分で低予算で「隕石との衝突事故を起した宇宙貨物船の乗組員6名は、乏しい資材と時間の中でどうやって脱出するのか?」っていう地味な内容だから、「超もえ」とはならないのであるけれども、宇宙船事故ドラマとしては、地味なところがなかなかグーだった。SF者、特撮者はみるべきでせう。(ってとっくに見てるのか?)。オイラはなんかSF・特撮者として弱まっていて、公開当時、情報から乗り遅れていたからなぁ(どういういきさつで製作されて、どういういきさつで公開されたのかも、よくしらない。WOWWOWがらみ、ってのはわかるんだけれども)。
(総監修=押井守な特撮な宇宙ものの映画ね。念のため)。
 ストーリーや設定がらみは、特に悪くないと思う。地味な宇宙事故の話なんだから、地味な話だし。時間からいっても「極限状態におかれた人間の心理とは」とか語りたいとも思えないし。
 特撮がらみでは、レムナント6号の外観が全部CGだとは最初みた時には、ぜんぜん気付かなかった。(もちろん、事故後の破片が船体と同じ速度で飛行してまわりに浮いているのはCGだと思ったけれども)。最初、飛行するレムナント6が画面に入ってきた時は「えらく、明るい色塗ったなぁ」とか「なんか、紙工作みたいだなぁ」とか思ったんだけれども、よもや、CGとは思わなかったわいな。(いや、まぁ、そう思ってみれば、そうとしか見えないのかもしれないけれども)。まぁ、もうすこし「リアル」に撮影しようと思えば、もっと明暗を激しくつけて、「見えにくく」すればいいんだろうけども、状況がわかりにくくなりそうだから、これぐらいでいいかも。レムナント6のデザインからいっても、つい、「さよならジュピターの冒頭」とかを連想してしまうわけで(^_^;;。セットは、まぁ、悪くないけど、もーちょっと「宇宙船内部っす」っていう雰囲気だしてくれてもいいんじゃないかなぁ、とか。通路とか扉とかの四角ぐらいとか、ドアノブの形とかで、「地上のセット」って気がしちゃうからなぁ。まぁ、たぶん、本当に量産型の宇宙船があったら、「地上の工事現場みたいな資材で組み立てられた内装」になるんだろうけどね(^_^;;。特に居住区とか「プレハブ住宅」とどこもかわらないんじゃないか、って気もするし。回転居住区は、まぁ、基本的に重力があるからいいけども、回転軸あたりが、どうもなぁ。「加速してるから重力がある」ってことになってるからいいんだけれども、回転軸あたりの「どっちが下」なのかが、ちょっとよくわからない気がする。回転軸あたりで、0.4Gの加速度が(船体後方=下で)かかってるとしたら、居住区でみんな斜めに向かって立っているべきじゃないのかな? とか、居住区−回転軸間のエレベータは出発と到着時で「下」の方向が違うんじゃないかなぁ、とか。(そういう描写は面倒だからとばしたのかもしれないけれども)。あと、「空気漏洩」で、本当のところ、どれくらいの「風」が起こるのかなァ? とか。気密隔壁を手動で開けたとたんに問答無用に吸出されるぐらい気圧差があったら、気密隔壁をちょっと開けた時にすごい風が起こって、手とかがすき間に吸い込まれるんじゃないかなぁ、とか。隔壁あけたショックで、向こう側の壁がぶっこわれたりすると話は別だろうけれども、ガラっとドアを開け終わってからおもむろに突風が吹くもんかなぁ、と。あー、でも、ジェット機の気密隔壁が割れたぐらいで、みんな吸出されるんだから、すげー力なのかも。実際のところはよくわからないや。コンピュータ画面がたくさん出てくるけども、なかなかかっこ良かった。「緊急事態」とかの表示がもう少しこっててもよかったかなぁ、と思うけれども、一昔前みたく、日本語が出てくるだけで「もぉ、ダサダサでイヤァン」って感じはなかった。っていうのは、エヴァで日本語警告をさんざん見せられたからかなぁ?。それとも、パソコンで日本語見慣れてきたんで「まぁ、未来でもこんな感じで日本語使ってるかもなぁ」と気にしなくなったのかも。「どうせ2046年とかのテクノロジーを予想してもあたりっこないから、今の『記号』を流用しちゃえ」っていう回路が無意識に入ってるのかもしれないけれども(^_^;;。しかし、レムナント6を統括しているOSって、なんなんだろ、あれ(^_^)?(再起動警告がアラビヤ語か、サンスクリット語で出ていた気がするけれども、文字化け?(^_^;;)。全体として日本語だけで無理に外国語を混入しなかったからよかったのかも、とか思う。自衛隊も健在な未来だから、日本人は日本語を使い続けてるんだろうし。
 役者さんは、悪くないけど、もうちょっと書き込みがほしかったかな。ヒロイン明日香を演じた田村翔子さんが美人でよろしかった。(セリフは吹き替えだったみたいだけども、なぜ?)。
 とにかく、「『NASAをはじめ、宇宙開発にたずさわるすべての人にささげる』って冒頭に掲げるなら、そういう映画にしろよー」と「さよならジュピター」みて思ったことのあるオイラとしては「そうだよ、こういう地味なのが、ぢうようなんだよ!」と思ったのだった。でも、ちょっと地味すぎかも(^_^;;

・970114b【Xファイル・セカンド第1巻を見た。】

 Xファイル・セカンド第1巻を見た。
「Xファイルは閉鎖された! モルダーは詐欺事件担当に、スカリーはアカデミーに配転。失意のモルダーは、ある情報をつかむが」という内容らしいのだが、まぁ、なんつーか。2話目の「宿主」が「ぶは、すごいネタすぎる!」って感じで、困ってしまう。まぢで、FBIは、こんな怪しい事件を「殺人事件」として処理する気だったのか?(^_^;;。やっぱ「変な事件は『変人モルダー君のXファイル科』にまかせよう」ってするほうが、効率がいいかもぉ(^_^;;。どちらにしても、FBIってやな役所かも。Xファイルを取り上げられたモルダーの失意っぷりがすごすぎ。あの男、Xファイル担当になる前は、FBIで何をしてたんだろ? 一応「FBIでもっとも優れた犯罪アナリストの一人......だけど、変人」ってことになってるんじゃなかったのか?

・970114a【家庭菜園でGo!】

 近所のダイエーの園芸売り場にいくが、種が一つも置いてない。しかたないので、さらにぐるぐる商店街をめぐり、園芸屋さんで種を仕込む。んがしかし、あんまり種が置いてない。「ネギ」と「ほうれん草」と「春菊」を購入するが、店番のバーチャンから「こんな寒い時に種まきするバカがいますか」と笑われてしまう。「室内はあったかいから」と言っても「無理無理」と言われてしまう。ついでにプランターを買おうかと値段を聞くと「そんな立派な器にまいても、芽がでないから無駄になるわよ。お家に転がってる適当なものにまいて、芽が出ないことを確認しなさい」と言われてしまうのだった(;_;)。ダイエーの100円均一コーナーでプラスチックのプランターを買う。だが、種まきする気力がなくなったりして(^_^)。
 先日買った、サラダ野菜の種、木いちごの種、パセリの種はまいた。芽が出る前に腐るかも(^_^;;。

・970113a【日記猿人とCD-ROMについて3】

【970110a】【97011b】を参照のこと)
 はい、というわけで買ってきました「無料でインターネットできる本vol.2」宝島社。んで、CD-ROMのWindowsフォーマットの側のINDEX.HTMLからのMENU.HTMLへのリンクが確かに切れてますね。まぁ、人の失敗を「それみたことか」みたいに指摘するのは、どうも気がひけますが「CD-ROM焼く前に一度ぐらいリンク確認したら?」と言ってしまいたくなったりして(^_^;;。
 ちなみに、Macフォーマット側のMENU.HTMLへのリンクは生きているので、Mac者は特に問題ないでしょう。
 なお、INDEX.HTMLから本誌で特集している「トレンド20」という特集ページ(これが、MENU.HTML)へのリンクが切れてるのであって、別に「日記猿人へのリンクだけが切れている」わけではないので、あまり被害妄想をたくましくせぬように(^_^;;。
 教訓1:リンク確認ぢうよう!
 教訓2−1:出版物って訂正不可能で、アンラッキー(^_^;;
 教訓2−2:ホメパゲって訂正らくちんで、本当にラッキー(^_^;;

 しかし、まぁ、日記猿人登録者としての意見、から離れて、純粋にこの本について考えると、「どうして特集が見られないんだろう」と途方にくれまくっている素人な読者さんもかわいそうだけども、これから電話やらなんやらで問い合わせられまくる宝島社担当部署やら、さらに宝島からしかられる下請けさんがたがかわいそうな気がするわ。
 で、CD-ROMに焼かれているオイラの日記は「サンドラブロック超かわいい」(961116a参照)とかなんか超なさけない内容だったりするので、恥ずかしいのだった(^_^;;。
 まぁ、それはいいとしても、CD-ROM内部で完結するために、日記猿人に戻るリンク以外は、きれいさっぱりリンクが消されているので、このCD-ROMに焼かれた「ワープ日記」からは、ワープ日記のURLはおろか、オイラのホメパゲのURLすらわからないのであった。これにはまいった。メールアドレスだけはあるので、「morrow@hf.rim.or.jp」から「http://www.hf.rim.or.jp/~morrow」というURLを連想できる人は到達できるかもしれないけれども、そうでない人は、どうやってもイタネト上のワープ日記には到達できないのだった。まぁ、それは印刷された場合にも言えるんだけれども。っていうわけで、ページ最下端の著作権表示部分に、文字として読める形でURLを明記することにしたのだった。(今さら、遅いのだが)。にしても、リンクをきれいさっぱり削られてしまった日記のファイルってのは、なんか本当に「死んだ日記」って気がするなぁ。うーむ。
 あと、CD-ROMに焼かれている「TOP150」の1位と2位を「とほほ日記」と「ばうわうのこのごろ」が占めているあたりが、さすがだなぁ、と思ってしまいましたよ。ひょっとして、これこそ「陰謀」?(^_^;;。
(「陰謀」って単語を使い始めたのはオイラだからね。念のため)。
感想のメールはこちら的 : morrow@hf.rim.or.jp
「トモロウランド」ホームページに飛ぶ諸星友郎のホームページに飛ぶ
無断転載ヲ禁ズ(c)1997 MOROBOSHI Tomorrow
ただし、リンクフリーとします。正当な引用は認めます。
[e-mail] morrow@hf.rim.or.jp
[HomePage] http://www.hf.rim.or.jp/~morrow/
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