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 「日記猿人について(9/13)によると、遠藤さん@日記猿人管理者によって「日記猿人不正使用者に対する方針」が決まった模様。内容的には氏が管理者になる以前に提案していた案にほぼ沿った形(だったんじゃないかな?)。まぁ、こんなもんでしょう(何様>オレ)。実行する場合の問題としては、「謝罪になってない謝罪文」「誓約になってない制約文」が出てきた時に、どう対応するか、ってあたりで、考えるとまた頭が痛くなる気もするんだけども。
 実際に、ばうわう氏には、「釈明になってない釈明文」の「実績」がすでにあるわけだし。謝罪になってない謝罪文を書いてきた人に「正しい謝罪文の書き方」を指導するのも、また虚しい気が。
 まー「日記猿人に対する不正使用」ってのが、めったにするもんじゃない/できるもんじゃないから、このあたりはそれほど詰めてなくてもいいのかもしれない。ケースバイケースで対応しておけば。あまり「個別対応」とか「ケースバイケース」って言葉は好きじゃないんだけども。

 あとは、まぁ、実施した時に、どうなるか、だなぁ。なるようになるんだろうけども。

「掲示板でケンカした」とか「登録者同士のメールのやりとりで感情的なトラブルがあった」とか「日記の内容が教育上よくない」とか「日記猿人/管理者を批判した」とかで、反省文書かせられたら、ちょっとたまらん気がするのであるが、現状では「日記の内容は制限しない」と明記されてるし「不正使用」が「システムに対する攻撃」を指してようなので、とりあえずはオイラが恐れるような事態にはならないだろう。(あくまで「現状」のままなら、ね。)

 と、まぁ、オイラはつい「管理者による独裁」とか「検閲」とか「ユートピア=デストピア」っていう可能性を考えて暗黒入るわけなんで、色々考えたりするわけなのだった。別に遠藤さんにケチつけてるわけじゃなくて、「管理者の権限」っていう存在全般を警戒してるわけ。


 仕事場がらみで「Join the Crew」やら「Penpal Greeting」っていう偽ウィルスメールに関する問い合わせが来て、ちょっとウンザリしてみたり。案の定、ガセだったみたいで、安心するわけなんだけども。

http://www.ipa.go.jp/SECURITY/index-j.htmlから引用)

 「JOIN THE CREW」他 VirusHoaxes(偽ウィルス)に関する情報
「重要 警告 もし、”JOIN THE CREW”というタイトルのe-mailを受け取ったら、絶対に開かないでください。もし開いてしまうと、ハードディスクのすべてが消えてしまいます。この文書をできるだけ多くの人に送ってください。これは、新種のウイルスであり、知らない人がたくさんいます。」
というチェーンメールが氾濫していますが、これらは、ウイルスを偽ったデマですので、メールの内容をよく読んで偽りであることが確認できたらそのまま捨てて、決して他の人に転送しないようにして下さい。同様なものとして、下記に示すものがありますので、これらも絶対に他への転送は行わないで下さい。
(引用おわり)

 まーEudoraとかAl-mailとかでメール開いて、いきなりハードディスクを全部消したりできるとかとても思えないわけなんだけども、NetscapeやらMSIEやらのメーラは、なんかhtmlファイルを解析するようになっちゃったから、そのうちJavaやらActiveXとかを、すかさず実行するようになったりしたら、どうなるか、わからんのぉ。とか思ってちょっとイヤンな気持ちになったのだった。とか書くとオイラがJavaもActiveXもまったく理解してないことがバレてしまうわけなんだけども(^_^;;。

 まーウイルスしこんであったりしないプレーンなテキストであったとしても、8000人分のメールアドレスが列記されたメガサイズの素敵なメールをくらったりすると、迷惑度じゃ負けてないかもだけども。(いやぁ、変な物もらっても捨てればいいけど、ある物無くしちゃうと大変だわ。)

 あと、「有名な偽ウィルスと同名の本当のウィルスを作ってまき散らすと、混乱が大きくて、とってもナイス!」とか考えるクラッカーさんがいそうで、これまた困ったにゃー。

 関係ないがシェル統合だ。もぉシェル統合しかないな! アクチブデスクトップ万歳!

 しかしMacOSに対しては、シェル統合は提供する気ないんだろうなぁ。提供したらしたで、すごいことだけども。って画面の上にアップルメニュー画面の下にタスクバーとスタートボタンがあるだけ、って話もあるかもだけども。けども、アプリケーションがOSと密着に合体されてしまうと「OSが変わってもソフトの操作は共通」ってのがなくなって、困るんだけどなぁ......ってシェア7%のMacOSなんか誤差なんだろうな。つーか「MacOSが95の操作に合わせればいい」っていう話もあるかもだなぁ。なんかやだなぁ。別に理由があるわけじゃないけど(^_^;;。

 ますます関係ないけど、スチーブ・ジョッブズ君が講演で語った内容で、たしか「皆さんは、私がコンピュータのトラブルで個人データを失ったことが何度あると思いますか? 皆無です。一度もありません。なぜなら、私は個人データをパーソナルコンピュータには決して置かないからです。私のデータはすべてネットワークを通じてピクサー社にあるサーバに送られてそこで管理されているからです」とかいうのがあったと思うんだけど、素人のオイラとかが聴くと「じゃ、ピクサのサバが吹っ飛んだらジョブズは『すべて』を失うじゃんかよ」とか思ってしまうんだけども。

 つーわけで、魔人ビルゲの世界征服の野望も不気味なんだけども、PowerComputerを買収して、モトローラは互換機市場から追い出して、Newtonの分離やめさせて? (株は売り飛ばして)ジョッブズ君は何をしようとしてるんだろ?(^_^;;。 オイラがMac買った時はすでに、ジョッブズ君はNeXT社の社長さんだったわけで、オイラはジョッブズ君のカリズマに影響うけてないわけで、なんかご乱心モードに入ったようにも見えるんだけども(^_^;;

 まあ別にAppleがつぶれてもオレ困らないしぃ(^_^;;。でもなんか「CEOはゲイツ」とかいう最高におもしろかったギャグがぜんぜん笑えないからなぁ今となっては。

 MacOS8のウリのひとつとして「立体的になってかっちょいいプラチナ・ホワイトのデスクトップ」ってのがあるんだけども「立体的でかっこいい」ってのは95の時に散々いわれて、すんげーげんなりした記憶があるからなぁ。あーとはいっても、実際に立体になったの見たらかっこいーんだろうなぁ(^_^;;。とはいえ、ネスケのボタン、Macのは平面に丸四角が書いてあるボタンで、95のは飛び出した金属色のボタンなんだけども、オイラは「紙に印刷してあるボタン押したら、あら不思議,作動したじゃん!」っていう「書類メタファ」がMacの味だと思っているから、あんまりうれしくないかも。あーとはいっても、実際に立体になったボタンみたらかっこよくてバシバシ押したりするんだろうなぁ。

 安定化してくれるのは本当にありがたいんだけど「爆弾が減って、再起動が必要なエラーがアプリ強制終了ですむようになりました」と言われても、最近、爆弾は見ないけどしれーっとフリーズする事が増えたからなぁ。爆弾でなくてもフリーズしたら同じなんだよなぁ。って、HDのドライバ更新してメモリを増設してから言えよな>オレ。

 LC475にMacOS8載せて、まともに走るんだろうか? それ以前の問題として、今載せているKT7.5は「まともに」走ってるんだろうか?(^_^;;。たまに8500いじると、とんでもなく速度が違うんで、なんかもはやCPU速度がどうこうとは違うレベルでオレの475は遅いんじゃないか、と。って、今のMacユーザーの半分ぐらいはLC475って知らないんじゃないのか?(^_^;;


 というわけで、以下は本日の身辺雑記なわけだ。

 12時に地下鉄・貝塚駅でGTと待ち合わせ。映画を見るか、博物館に行くかというあたりを詰めてなかったのだが、福岡市博物館で「興福寺国宝展」がすでに開催されていたので、興福寺国宝展を見に行くことにする。

 まず腹ごしらえでもするか、と、西新のマクドに行くと、メッセンジャーバックをタスキにかけた中学生女子が店からはみ出さんばかりに行列していたので、さっそく挫折する(^_^;;。修猷館高校は体育祭だったらしく、修猷館・西南方向から人間がわらわらとわいてくるのでその人圧に押されるように、西新中央商店街に逃げ込む。パン屋の二階の喫茶店に上がってサンドイッチセットを注文したら「いま、ひとりでやってるんで、すごーーーーーく時間がかかりますよ? いいですか?」と、すごーく申し訳なさそうにウェイトレスさんに言われる。「いいです」と答えると「本当に、すごぉおおおく、時間かかるんですけど。下の店からパンを買ってきたもらった方が、よっぽど早いんですけど」とさらに念を押す。そこまで言われて「待ちます」とは言えないので「わかりました」と階下のパン屋へ買いに降りるのであるが、キッチンを覗くと誰もいない。つまり「キッチンを一人でやってる」んじゃなくて、喫茶店全体をウェイトレス込みで一人でやってるのだった。そりゃーもーお冷やだすので精一杯で、イングリッシュマフィンに目玉焼きはさんでる暇はないわな。

 サンドイッチを食いつつ、アイスカフェラテなどをすすりつつ、窓から路上の外人アクセサリー売りがお店を構築しているのを眺めたりする。ふと見ると、西新中央商店街の上空には何故か「気分だけはミラノたい!」という垂れ幕が風にはためいていて、GTは異様にウケて腹を抱えて笑うので店内から冷たい視線が。しかし、なぜ「ミラノ」なのか?

 てくてく歩いて福岡市博物館。「興福寺国宝展」(9/13-10/26)を見る。金剛力士像(国宝)は「阿形」だけしか来てないけれども、思ったよりも小さい。等身大かやや小さい。しかし、その形相のすごいことすごいこと。顔のすごいことすごいこと。筋肉のすごいことすごいこと。とてつもないエネルギーと迫力で、夜道で会ったら逃げ出すどころか、激怒した体育会系教師というか。ものすげー迫力でオイラとGTは、思わず「て、鉄男2」とか呟いてしまうのだった(^_^;;。あまりの筋肉の凄さに「運慶・快慶の弟子たちというのは彫刻を彫るために、とてつもない筋肉を持っていたのではないか?」という話になる。さらには「彫刻を彫るための筋肉ではなくて、鎌倉時代のボディビルダー達が『理想の肉体のイメージトレーニング』のために作り始めた彫刻がいつしか芸術になったのでは?」という話になる。つまり、運慶・快慶の彫刻は、鎌倉時代のボディビル集団のめざした「理想のボディ」のディスプレイである、と。うーん、いやすぎるかもしれん。
 四天王像から広目天、多聞天像。鎧つけて、ヘルメットかぶって、すんげー怖い顔で邪気の上に立ってる像で、国宝だけあって、よーくできてて、かっこいい。
 教科書に載ってそうな「運慶作・国宝無着菩薩像」とか、鬼が左肩に灯篭のせてる「天燈鬼」とか、思った以上によくできててかっこいい。
 如来座像と中におさめられてた経文が展示してある。如来像の中には経文がケースに入れられて収められてたそうで、「人の心をつなげたときにマジンガーZ」とか「エントリープラグ」とかいう単語が浮かぶのだった。
 にしても、「薬師如来にしたがう十二神将」「釈迦と十大弟子」「三十三天につかえる四天王」「仏法を護る八部衆」と見ていくうちに、徐々に「仏教空間での仏ヒエラルキー」があきらかになってきて、ちょっと、イヤーンな気持ちになってくる。さらに解説書などで「如来・菩薩・明王は蓮座に座れるが、その下の位の天は座れない。だがしかし、天の中でも特別に上位な大黒天ら例外三天だけは蓮座に座れる」とかいうあたりが、「ヒエラルキーすぎる!」と思うのだった(^_^;;
 興福寺は春日大社と仲がいいらしくて、春日大社といちゃいちゃしている話をかたる書物が沢山展示してあった。さらに、興福寺がいかに正統な法脈を保っているかの図などが続出してきて、だんだん生臭い雰囲気になる(^_^;;。玄奘三蔵の般若心経の写本やら、藤原氏らが奉納した写経やらが展示してある。見ているうちに、僧侶は悟りを得るために写経してるんじゃなくて、データとしてのお経の記憶・保存・処理のために人間コンピュータとして作動してたんじゃないか、という気がしてきた。手段が目的化した、というと言い過ぎかもしれないけども、すんげー小さい字で一カ所も間違いなく書かれたお経とか見てると、僧侶が「お経」という宇宙の真理を写したデータの処理に特化した情報処理デバイスに思えてくるのだった。(デューンに出てくるメンタート(人間コンピュータ)というか)。
 最後に江戸期に南大門を再建しようとして(実現しなかった)用意しておいた金剛力士像の首だけが展示してあったけど、これまたとてつもなくでかくて、「完成していたら全長5メートル」とかいうサイズの顔で、もぉ、夢に見そうに恐ろしい顔だった。こんな恐ろしい顔をして立ち向かわねばならないほど仏敵とは恐ろしい存在なのか? とか疑惑すら憶えるのだった。(百億千億を読むと、あまり仏が信用できなくなるよね(^_^;;。「日出処の天子」読むと、信頼もできなくなるし。)
 売店で今回は来てない(貴ノ花の顔をした)「阿修羅像」の絵はがきと、「十二神将シール」を買う。なんでもシールにすりゃーいいってもんじゃない、と思いつつ、シール買うんだからバカか>オレ。

 あー、なんか仏像と仏教世界って、けっこう面白いなぁ。ちょっとだけ調べてみようかなぁ。でも行き着く先が「みうらじゅん」だと思うとちょっと(^_^;;

【余計な解説のようなもの】
「鉄男2」
塚本晋也監督(「鉄男」「妖怪ハンターヒルコ」「東京フィスト」など)の映画。デビュー作品の「鉄男」のリメイクとも言えなくはないけど、別物だとも言える。平凡なサラリーマンの主人公は、ある日、片手が銃に変形する怪人「ヤツ」に率いられたスキンヘッドな筋肉軍団に捕まって、謎の物体を注入される。そして彼は怒りが頂点に達すると全身が銃器に変形する「鉄男」にされてしまうのだった。そして今、彼とヤツの運命のバトルが始まる。という話で、「己の肉体を鍛えることにより、肉体を武器にする」ことを至上の喜びとする謎の「スキン軍団」が、おもいっきり今回の妄想としての「鎌倉ボディービル集団・運慶快慶」のイメージにシンクロするのだった。
 映画は、スピーディーかつスタイリッシュ、そしてとてつもないバイオレンスが満ちあふれてて、男だったらニンニクを丼いっぱい食って全力疾走500メートルぐらいしてしまいそうな「熱さ」に満ちてると思う。(なんじゃそりゃ?(^_^;;。)「鉄男」が面白かった人にも、苦手だった人にも、おすすめ。あ、ちなみにカラー作品。
「デューン」の「メンタート」
「デューン砂の惑星」などで有名なフランク・ハバート作の「デューンシリーズ」というSF小説に登場する人間コンピュータがメンタート。作品世界は人類が銀河に広がった遠未来の銀河帝国の興亡の話なんだけども。作品世界では大昔に電子頭脳の大反乱があったせいで電子頭脳が禁止されているのだった。(ほんとか?)。
 「デューン砂の惑星」は、デビットリンチが監督して映画にもなっている。映画は、ボイラーやら大理石の文鎮が空を飛んで、クーパー捜査官で有名なマクラクラン君がボンテージなゴム服を着て大ミミズに乗ってやってきて「うーやーたー」のミラクルボイスでスティングの脳天をかち割るという、とってもよくわからないんだけど、映像には迫力ある映画なので、SF者は観て途方にくれるとよろし。(なんのこっちゃ)。オイラは個人的には黒壇のタンスの中の水槽に浮いている巨大金魚状態のギルド・ナビゲータが出てくるシーンが、すんげー好きです(^_^;;。
「百億千億」
光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」というSF小説。オイラの個人的なオールタイムSF小説ベスト1を、10年にわたってキープしている、オイラ的にはもっともぢうような国内SF。(進歩してないのね>おれ)。人類文明滅亡の裏に見え隠れする超存在「シ」を追って、サイボーグ戦士に改造された阿修羅王、釈迦、プラトンが時間と空間を超え、超音速で走り、手からビームを出し、人類の敵イエス・キリストと聖闘士星矢もビックリのどつきあいをして、人類と、この銀河宇宙に秘められた悲しい運命にぶちあたる、という、すんげーSF。「人類とは?」とか「無常とは?」とか語りながら同時に、釈迦とキリストが超音速の格闘戦を繰り広げ、リチウム原子弾のウルトラマリーンの閃光が空間を歪めるんだから、かっこよすぎ。って、こういう書き方したら、とてもまともなSFには思えないだろうけど(^_^;;、ハヤカワ文庫で再版されたから、読め。ネタバレになるから多くは書かないけど、読んでるうちに「いわゆる偉い神様って、本当は、何企んでるの?」とか思うようになるのだった(^_^;;。
 萩尾望都のマンガ版もあって、これもなかなかの名作だと思う。小説は独特の光瀬節で読みづらいところもあるので(プラトンはカタカナで延々何ページも喋るので読むのが苦痛(^_^;;)、てっとりばやく話を知りたい人は、マンガ版を読むと吉。けど、マンガだけ読んで小説を読まない人はオイラの友達じゃないやい!(;_;)
「日出処の天子」
山岸涼子のマンガ。聖徳太子超能力者説、聖徳太子ホモ説など衝撃的な聖徳太子像を提案した作品(ほんとか?)。超能力者である厩戸皇子には「仏」が見えるのだけれども、仏は、ただそこに居るだけで救ってはくれないことを知っている皇子は、孤独なのだった。まる。


 というわけで、百道をぶらぶら歩いてTNCのビルの中に新しくできたゲーセンに行く。GTが「電車でGo!」で山手線を走破している間、隣にあったナムコの射的ゲーム「ガントレット」? をやってみる。カップルが楽勝でクリアしてたので、簡単なんだと思っていたら「30秒で忍者42人射殺」のミッションで38人しか倒せないから始まって、ウイリアムテルごっこするオヤジの頭の上のリンゴじゃなくて、オヤジの額ぶちぬいたりして(「裸のランチ」!)ダメすぎるオイラだった。

 ホメパゲ作成マシン「放課後クラブ」はシールも出て500円なので「いっしょにナンパ目的ページを作ろう!」とGTに提案したところ、強硬に却下されてしまったので、ボツったのだった。いいなぁ、放課後クラブ。10日で500円か。

 天神に出て、福ビルにオープンした「丸善」に行く。なんか、「10万冊」とかいう話や「売場が広すぎて、ガラーンとしている」とかいう話を聞いていたのだが、人間がわらわらわらわらしてて、気持ち悪くなったのだった。ぐえ。しかし、紀伊国屋書店も、長年「天神地区で唯一の大規模書店」とか思っていたのが(あ、松屋レディースの「りーぶる天神」があったか。りーぶる、はハヤカワSF文庫が妙に揃っているのだ。)、Z-SIDEの「リブロ」がやってきて、危機感を募らせる暇もなく隣のビルに丸善が、向かいの三越に八重洲ブックセンターが。(しかし、こんなに本屋ばっかり作ってどうするんだろうね?)。どうするKT!?(余計な世話)。

 オイラはインターネット本コーナーで「クラリスホームページでらくらくホームページ」とか「ページミルでらくらくホームページ」とかいう本を見て、よさげなWebビルダーを探すのだが、どれも、なんだか面倒くさそうなのだった。「そのまま使えるCG」っていうAI出版の本は、MacのQuidProQuoにも対応したCGIソースが載ってて、けっこうそそられる。BBSは「きのぼーず」を超えるフリーのBBSはそうそうないんで、どうでもいいとして、Webチャットを搭載してみようかしら、とか思った。けど、Webチャット搭載してどうするの? と思うと、どうするんだろ?(^_^;;。あ、forestのサバで全部のソースがフリーで公開されてら。個人的にはperlを勉強して、ワープ日記に検索猿人をつけたいのだが。

「インターネット法律相談」アスキー出版、と買いそびれていたMacUSER9月号を買う。店を出て天神地下街をかなり歩いてからGTがボソっと「そういえば菅野美穂の写真集がしれーっと平積みしてたね」とかいう。そういうことは早くに言え!

 ベスト電器本店で、パソコンを見る。ソフトコーナーで、素材集CD-ROMを眺め続けるオレ。「なんかこの素材集を買ったら、すんげーかっこいいWebページが作れるような妄想がうずまくんだ」と言うと「どんどん作りたまへ。オレは止めないよ」と冷たい返事(;_;)。ここでもページミルとクラリスホームページの箱を眺めて悩むことしばし。

 デジカメコーナーでデジカメ購入計画が脳内にうずまくGTは悩み続ける。オリンパスC820Lは思ったよりも外観がチャチで、グリップが異様にでかいので、GTは「ダマされてた」とごきげん斜め。もう一つの購入候補のエプソンCP500は「でかすぎ重すぎ」とのこと。三番候補のフジDS20はサイズも質感も合格点らしいが「これ35万画素だからなぁ。どうせなら81万画素が欲しい」とのこと。基本性能では勝ってるのに操作性その他で負けてる機種ってのは、手が出しづらくて困るな。「35万画素マシンにはまだ進化の余地がある」と主張し続けるGTは、そうはいいながらも81万画素が欲しいらしい(^_^;;。ここはひとつ、逃げて三洋マルチーズなんてどう? MacUSERもいちおし。(ありゃ? マルチーズ35万なのか)。
 QV70を発見。てっきり「外観だけモデル」だと思っていぢっていたら店員さんが「ACアダプタで動きますよ」とのこと。「外観モデルに電源さして何するんじゃ、オッサン」と思ったら、ちゃんとした稼働モデルだった。ぐは(^_^;;。オイラが「QVの重さ」だと思っている重さの8割は「電池の重さ」なのだ(^_^;;。QV70は、QV11から回転レンズ部分を削除して、レンズをボディに内蔵。あと光学ファインダ搭載した小型機種なんだけども。思ったよりも小さい。サイズ的には「QV11から回転レンズをなくしました」というサイズなんだけど、松下のCoolShot2(PalmShot)をひとまわり大きくしただけ、というか。けど、金属表面で高級っぽいCoolShot2に比べて、色といいデザインといい「古くさく貧乏くさい」イメージは強烈。DS10Sと比べると10年ぐらい違う機種みたいだ。

 松屋レディース・ショッパーズダイエーまで行って、靴を買う。なんとなくドカ靴がマイブームなので、GTホーキンスの安物トレッキングシューズ黒を買う。どかどか。

 タワーレコードで「福岡ユタカ」のCDを探す。「福岡ユタカ」の札は棚にあったが、そこには一枚もCDが無かった。とほほ。「20世紀ノスタルジア」のサントラも探したが、どこにあるかわからなかった。

 アクロス天神の地下のシズラーでサラダバーを食いまくる。先日から食べ放題系ばかりで胃がおかしくなっていたのに、やはり、食べ放題に行くのか>オレ、という状態。とりあえず満足すぎる。

 つーわけで、明日は台風で一日閉じこめられるって噂なんで、もぉ寝ます(なぜ?)。おやすみーぐーぐーぐー。


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