諸星未来堂ープ


MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1997 Octorber 5th Week


Japanese-Language Contents


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MOROBOSHI Tomorou's Warp Diary 1997 Octorber 5th Week
today's photo
971016
【クレーン、くも、そら】
(CASIO QV10A)

971004【MABOW】(CASIO QV10A)

971031a[ daily life / 日常生活 ] ATM / Mac復旧 / 「星界の紋章」 / エスプレッソ

「今日から、11月かー」と思いつつ自転車をギィーコギィーコこいで仕事場まで行く道すがら、ローソンで食料を調達しつつ、ふとレジをみると「本日は10月31日です」という表示が出ていて「異次元空間なのかぁ!」とか思って、思わず、左拳にぎって指のデッパリを数えたら、10月って最初から31日まであるのね(^_^;;(指の付け根のデッパリとへこみを1,2,3と数える時に、7,8は小指のデッパリを二度かぞえるようにすると、デッパリが31日まである月、へこみがない月、という数え方のことね。まぁそんなことしなくても、1−7月は奇数月が31日あって、8月からは偶数月が31日ある、ってだけなんだけども)。

 銀行によって、日本IBMへ修理代金を入金する。って、「ATMで振り込みができるようになったし、その方が手数料が安い」と、言われる。「ほぉ、そりゃ面白いな、噂に聞いたが一度もやったことないや」とATMに向かうと、わざわざ出張所で一番偉い(だろう)おっちゃんが出てきて、逐一操作を指示してくれて、大変、ありがたい/うっとーしかった。暗証番号いれるときも、手元じーっとみるのは、やめてほしいなぁ。まぁ、インサイダーだから、オイラのカードの番号とかすかさずわかる立場なんだろうけど。

 で、ATM入金って、便利ね。銀行の名前やら、支店名やら打ち込まなくても、先頭一文字うっただけで、どんどんサーチしてくれるし。ただ、口座番号打ち込んでも、口座名がその場で表示されずに、最後の最後の確認場面でしか出ないのが、ちょっと不安ではあるな。口座名がすぐわかるとなると、なんか、セキュリティ上の問題でもあるのかもしれないけども。

 何がいいかって「あのーこの用紙でいいんですか?」「いえ、隣の赤い用紙です」とか言ったり言われたりしなくてすむ、ってのがいいな。

 で、その足で再びローソンに行き(段取り悪いな)、ATMの入金明細をコピーして、筆ペンででっかくオイラの名前、連絡先、請求書番号、ついでにThinkPadの機械番号を書いて、文房具屋でFAXる。速達で送る方が安いのであるが、金曜日の午前10時にFAXすれば、ひょっとすると午後には配送にまわって、土曜日の夕方あたりに配達になったりするかもしいれん、とかいう甘い考えを持ったのだった。ってよく考えたら、月曜も休みの連休だから、まぁ、火曜日になるのか。

 で、実は近藤さん@断線亭から760MBの内蔵HDを譲ってもらえることになって「最強に強まっているのかオイラの貰い物人生第二期は!」とか思っていてうれしまっているのであるが、オイラがThinkPadを分解することを考えると「またもや速攻で修理送りか?」とか、くらーい気持ちになるのだった。(近藤さん、どうもありまちょう! ラクダ本買ったからね! 読んでないけど(ぐぼぁ))。

 非電脳、非電網な日常が送れなくて禁断症状が出るようじゃ、立派なダメ人間なのかもしれない、とは思うのだが、って昨夜、夜中ごそごそ活動していたら、廊下の本棚からいきなり前触れもなく本が一冊、足下に落ちてきて(って、薄い本棚にハードカバーつっこんだから落ちてきても不思議はないんだけど)、真ん中あたりのページが開いたんだけど、それがよりによって「インターネットは空っぽの洞窟」で、開いたページが「子供にコンピュータとネットあたえて教育するより、本物みせたほうがいい。ネットやCD-ROMで魚や海の生物を見るより、本物の海につれていくなり、せめて水族館にいけば?」という話が書いてあって、実にそのとおりすぎて、廊下にしゃがみこんで、つい10ページばかり読み返してしまったのだった。「ディスプレイの中の森林は目をなごませてくれるけれど、本物の杉林の散策にはかなわない」っていう話を読んで、まぢで久住にでも出かけるか? とか考えてしまった。キャンプぢうやう!(けど、ディスプレイの中の杉林なら、花粉症に悩まされないよね)。

 とかいう電脳と電子世界ネットにまつわる妄想をかき立てながら自転車こいでると、ひげ剃りながら運転してるオッサンや、携帯で電話しているオネーチャンにひき殺されそうになるわけであるが。それにしても、朝晩さむくなりましたなぁ。まぁ、九州人のオイラの「寒い」と関東、東北、北海道の「寒い」じゃ、ぜんぜんレベルが違うかもしれないけど。

 で、昼前に仕事場に到着すると「大ボス様から至急出頭せれとの電話」とのメモが。ぐあまりながら飛んでいくと「いや、秘書クンの『まっく』が壊れたらしい。私の用事じゃない」と、愛妻弁当摂取中の大ボス様は、もぐもぐ言いながら言う。思いっきりホッとしたら「むー、思い切りホッとするところをみると、業務が滞っていいるのか?」とかヤブヘビすぎる。(「大ボス様」のキャラクターは、実在の人物をモデルにしていますが、演出上の都合と本人のプライバシー保護のために、大幅に改変されています。)

 で、いったん、自室の戻って、あれとかこれとか。
 なんかブレイン君のATOKの調子が悪いのか、キーボードの物理的調子が悪いのか、「い」と「う」が、たまに叩くと「いい」「ううう」になって気持ち悪い。何事なんだろう? (コントロールパネルで、キーの表示速度遅くしてみた。これでチャタリングが減るかな?)。「どうも変だ?」と数日思っていたんだけど、はっきり気づいたのが、さっきだからなぁ。なんか、あまりにもタイプミスが多いので「オレ、ついに、脳に来たか?」とか思ってしまったことよ(考えすぎ>おれ)。日本語打ってると、妙な所に「うう」とか「いい」とか入るので、気持ち悪いいなりいい(これはワザとね)。
 コントロールパネルの設定じゃ、直らない。それに、MSIMEにしても、同じ症状が発生する。こりゃーキーボードか、あるいはOSのどっかがいかれたくさいな。くちょ。


(以下に登場する「大ボス様」「秘書様」のキャラクターは、実在の人物をモデルにしていますが、演出上の都合と本人のプライバシー保護のために、大幅に改変されています。)

 で、昼休みが終了して戻ってきた大ボス様秘書様から呼び出し。曰く「あのね、Mac起動したらね『タイプ11エラーでFINDERは終了しました』って出て、何もできないのー」とのこと。よくわからんが、思いっきりシステムが壊れている模様。

 たしかにおかしい。Pラムクリアしても直らない。しょーがないので、CD-ROM起動フロッピを突っ込んで、7.1インストーラを起動させよう。(7.5のディスクはあるのだが、秘書様が「ここままでいい」と主張するので、7.1のままにしておいたのだ)。ありゃ? フロピのシステムで起動しない。内蔵HDで起動するぞ?

 しゃーないので、起動時に「C」を押してCD-ROMから起動を企んだが、起動しない。当たり前だ。7.1のCD-ROMはブータブルじゃない。しゃーないから、7.5のCD-ROMを入れて「C」押して起動。だめだー。よーわからん。しょうがないので、Cmd+Opt+Shift+Deleteの「内蔵HD無視して起動」をかますと、やっと7.5のCD-ROMから起動。

 Cmd+Opt+Shift+Deleteが有効なことがわかったので、とりあえず、7.5にするより前に、7.1として復旧することを企み、7.1のCD-ROMインストールフロピで起動して、旧システムファイルの「コンパネ」と「初期設定」と「機能拡張」を退避させて......ありゃ、HDが10MBもあいてないじゃん。これじゃ、上書きインストールもとまっちゃう。やめ。

 面倒くさいので、もぉ、7.5CD-ROMで再度ブートして、2Gの外付けHDに、7.5をインストールする。もりもりもり。

 よし、再起動。ぐあ、そうか内蔵の壊れたシステムで起動するのか!

 7.5CD-ROMからブートして、起動ディスクを外付けに......ありゃ? 外付けを認識してないぞ? さっきおまえ、それに向かってシステムインストールしたろ? あれー? どうなってるんだー? 壊れた7.1でも認識してるのに、どーしてー? うーん、まぁ、いいか。たぶん、きのせいだろ。7.5CD-ROMのシステムで起動して、内蔵7.1のシステムフォルダから、Finderを追放。二度と起動できないシステムにして、再起動。へたしたら「?」Macとご対面じゃん。

 おお、7.5の青白い顔したMacOSのロゴが。

 つーわけで、MacTCPの設定やら、フォントの移植やらATOK8の再インストールやら、お約束なことをして、とりあえず秘書様の環境を再構築。ATOK8のインストールディスクはどこだー!?

 MacTCPの設定法を忘れてしまった(^_^;;。IPアドレスを直接指定する方法を忘れまくってしまった。しかも、なんか、勝手にクラスAとかにしてたから、IPアドレスめちゃくちゃ。あってるのは末尾だけ。ぐあ。なんか、スライダーをスライドさせて8.8.8と8に分けるところまでは思い出したけど、上のふたつが合計して出てるので、わけわからん。しょーがないので、一番上を電卓で256倍して二番目と合計。おぉ、あってるじゃん! やりー!(大ボス執務室で「電卓電卓!」って電卓探し回ってしまった。Macの中に入ってるじゃん)。

 つーわけで、2時間もかかってしまったオイラって弱まりなのね。

 やっと自室に戻ると電話「プリンターがセレクターの中にないの」とのこと。ぐあ、すっかり忘れていた。AfterDarkを移動させてる場合じゃなかったのくぁ。(秘書様は、ピーターパンのスクリーンセイバーがないと不機嫌になるらしい)。

 プリンタドライバを、ちょいちょいとコピーしていると、大ボス様が会議からご帰還「まだやってるのか!?」。ぐあ、それを言わないでくれ! 「お前は、本当にパソコンが好きだなぁ。そういう仕事に転職したらどうだ?」と。ぐあすぎる! 「パソコンは好きですが、お金もらえるほどの技術はありません」というと「そうだな。今の仕事に、はげめよ」と笑われてしまった。

 いま、仕事場では、Mac者が滅亡中で、Macの復旧(ってシステムの再インストールぐらいだけど)ができるMac者はオイラしか残っていないので、秘書様は「モロちゃんが配置換えになったりしたら、あたしのMacは誰が面倒みてくれるの!」と言うのであるが「僕が配置換えになるころには、MacOSはWindowsに駆逐されてますから、大丈夫ですよ」と言ってごまかすのだった。「そうねぇ、こんなに使いやすくて便利なのに。どうしてなくなっちゃうのかしら?」と言われると「そうですよねぇ」としか言えないのであるが。秘書様みたくMacを「文房具」というか「事務機器」としてとらえている人にしてみれば、1年とか2年とかで、どんどんインターフェイスが変更になるのは、うっとーしーだけかもしれないな、と思ってしまった。MONO消しゴムとトンボの9600番の鉛筆を眺めつつ、そういうことを考えてみたりして。って、バージョンあがっても、旧バージョンのように使いつづけられれば、文句ないわけなんだけども。

(以上、登場した「大ボス様」「秘書様」のキャラクターと台詞は、実在の人物をモデルにしていますが、演出上の都合と本人のプライバシー保護のために、大幅に改変されています。しつこいけど、念のため)


 その後、あれとかこれとか色々。夜まで。

 閉店間際の本屋で、本とCDを買い込む。

別冊宝島347「1980年大百科」
69年生まれのオイラとしては70年代もリアルタイムだったはずなのだが、やはり物心ついたつーか、記憶として明確なのは80年代だな、とか。まだ読んでないけど。戦隊と宇宙刑事のとこよんで、とりあえず満足とか。

講談社ブルーバックス「エンジニアからみた植物のしくみ」
ちょっと立ち読みして、欲しい買ったので買う。ラピュタで、ラピュタ上層に茂った大木の根が、下層の超テクノロジーを侵食していく姿を見てから、どうも「猛威をふるう植物」というイメージが気になってオイラとしては「自然で優しく静かで平和でエコロジーで環境保全な植物」というイメージを単純に信じられなくなったわけで、植物は植物なりに、それなりに「狡猾なシステム」で、世界に覇をなすべくがんばっているんじゃないか? と思ったりするので、植物のテクノロジーみたいな本書は面白い。

「星界の紋章I」
 思うところあって、ずっと敬遠していた「星界の紋章」を、いまさらながら、あえて買う。避けていた(嫌いな)理由は、ヤングアダルトが軒並みがっかりだったりするところとか、ルビふりまくりな読めない造語の羅列やら、表紙のラフィルのイラストにゲンナリだったり、他にも色々だったり、個人的な趣向から、ぷらべーとな思いこみから、単なるいいがかりまで、いろいろあるわけで、(これだけ売れてる(らしい)ものに文句いってもしょーがないわけで)どうでもいいわけなんだけども。三冊あるのも、続編が途中なのも。(だから、言ってもしょーがないなら、いうな>おれ)。まぁ、「あえて買う」のあたりは、自分に対する嫌がらせな部分もあったりして、マゾなのか>オレ。
 で、読んだのだが、おもしろかったね。IIとIIIを、買ってこよう。まる。ラフィールのフィギュア欲しくなったりするほど燃えないけど、別に賞とっても文句ないな。固有名詞は「ジント」と「ラフィール」しか覚えてないけど。今んところ特殊能力も何もない主人公ジント君は、ひたすら、喋るだけなんだけど、なんか読んでると「星へのあこがれ(ぽわん)」みたいな赤面級のピュアな思いがこみあげてきて、胸がキュンとしますなぁ。
 関係ないけど、読み始める前に、「攻殻機動隊みたいなSFアクションな設定で、面白いのないかなぁ? あーどっかのSF研の部誌で読んだけど、やっぱ、強化服着ると背後まで視覚が広がって周囲の空間をそのまま認識できる、って設定はいいなぁ。後ろ向いててもわかる、とか。ナウシカの皇兄様もそうだったなぁ」とか思いつつページ開いたら、そのままな設定が書いてあったので、ひっくりかえってしまった。こういう時って「先にやられた30%、なーんだ『ありがち』だったのか、ちぇ40%、あーオレのアイデアってそれほど悪くないのね30%」って感じだよなぁ。まぁ、オリジナルなアイデア考えてたわけじゃないから、あたりまえっていえば、あたりまえなんだけどね。
 業務連絡:すとりずの「時空管理」の戦艦神龍あたりの艦長のイメージは、こっからかりたな?>ryo

月刊WindowsStart
秘書様のMacを復旧してて「やっぱ、Macって復旧しやすいなぁ」とか思ってしまったんだけど、その理由をボーっと考えていたら、どうも「Macの方が復旧しやすい」ってことよりもむしろ「Macの復旧TIPSをよく知ってるから」なんじゃないだろうか? と思い当たった。(「オイラは、WindowsのTipsに比べて、MacのTipsをよく知っている」の意味ね)。Mac雑誌をMacLiifeとMacUser買っていると、「世界にMacしかないような雰囲気」がしてきて、たまに、妙な気分になることがある。特にMac雑誌のあとにInternetMagazineを読むと、面白そうな新技術は「Windows95/NT、Mac版は未定」とか書いてありまくりなのもあって、最近は、Mac雑誌で面白そうなソフトみつけても「Mac/Win両対応じゃないソフトを全面的に採用するわけには、いかないなぁ」とか考えてしまう。
 そういうこともあったので「ここは一発『世界にWindowsしかないと信じて疑ってない雑誌』を買って、Windows世界のお約束をおぼえよう、と。幸い「年末Windowsファイル大掃除」とかいう企画が。おぉ、まず、「RegEdit起動してレジストリを保存する」というお約束があったのか!(ぐあ)、だいたい95使い初めてもはや一年半ぐらいになるはずなんだけども、レジストリエディタとかいう存在を知ったのが先週だからなぁ。ははは。他にも、「最低限、バックアップすべき.iniファイル」とかの存在がだいたいわかったのであった。まぁ、何となく「このファイル壊したらおしまい」級のファイルは認識してたんだけどもね。それにしても、やっぱり、役に立つなぁ、Windows雑誌。しばらく買ってみるかな。うむ、年末HD大掃除もするかな。けど、まぁ、Windows再インストールとか年に2回ぐらいやってるので(去年の年末も徹夜でやったよな)、もぉ盆暮れだけで勘弁してくれ、って感じだったりして(^_^;;。

B-Club
バンダイのプラモのためのアニメ・特撮雑誌なんだけども。今回はサンライズのアニメ特集だったので、つい買う。ガガガなんだけど、いくら「燃えるはず」と言われてもオイラのツボを、どーも、指先ひとつ外れている気がして燃えない。

「逆襲のアニパンク」アニパンク
選曲がしぶい。B面特集の「青い地球(999のED)」とか「われらの旅立ち(ハーロックのED)」とか、特撮のハカイダーの歌とかズバットとか。しかし、演奏自体は、やっぱ、パンクよりも様式美とテクニックのアニメタルの方が趣味かもしれん。いや、オリジナルの、ささきいさお、とか、水木一郎のほうが256倍ぐらいぢうやうだが。

「アイ・サレンダー(Difficult to cure)」レインボー
 リッチー・ブラックモア率いるレインボーの古いアルバムが1200円の廉価版になっていたので、つい買ってしまう。英語版のタイトル曲の「Difficult to cure(治療不可)」を高校の時の学園祭バンドで練習した(オイラはベースね)、という過去のノスタルジアだけだったんだけども、なつかしー。なつかしー。なつかしー。この曲のせいで、ベートーベン第9を素直に聞けなくなってしまったのだった。(このDifficult to cureって曲は、ベートーベンの交響曲第9のメロディーをそのままハードロックにしたインスト曲なのだ)。
 しかし、まぁ、なんつーか、CDで聞くと、けっこう音がペロペロだったり、ラストに精神がいかれた方の笑い声が入っているのを初めて知ったり、高校のころからすり切れるほど聞いたテープの方が、音がモコモコしてて、暖かかったかもとか思うのだった。

 

 で、本屋を閉店時に出たら、なんかSF研の後輩とばったり会って「またー袋で本かうしー、このダメ人間!」とか言われる。ぐあ。対して買ってないってば。

 夜、ものすごく寒いベランダで、ランタンともして、バーナーでエスプレッソを煎れて飲む。今回はミルクいれたので、それなりにうまい。いろいろ考え事してたんだけど、あまりにも寒かったので30分ぐらいで撤退。けど、ガスランタンあったかいねー。燃えてるんだから、あたりまえだけど。シングルバーナーとランタンのダブル熱源だと耐えられたけど、片方になったら、寒すぎ。木炭かって、ベランダでたき火しよかなぁ? って管理人に殺されるか。寒いけど、キャンプいきたいなぁ。キャンプつーか、森散策して、たき火して、野宿。寝るのは屋内でもいいし。

 で、缶チューハイ飲みながら、星界の紋章読んで「SFって楽しいなぁ(ぽわん)」とか思ったり。昔考えたままほったらかしにして、もはや小説にはできないぐらいに腐ったネタとか思い返したりして。「零の鎧(Arm-O-Zero)」とか、タイトルまで考えたんだけど、覚悟のススメみたいだしなぁ。主人公「レイ」だったんだけど、もぉエヴァ後には、使えないし。やぱ、ネタ考えたら、稚拙でも文章にしないとね。けど、稚拙な文章読ませるのは、迷惑なんだけども(^_^;;。

 というわけで、心は酔いとも眠まりともつうかない星空の彼方をさまよい、肉体は、フローリングの床の上でぐーぐーぐー(って風邪ひくってばよ>オレ)。


971030b[ ISDN / 『NTTは2回どころじゃなくベルを鳴らす』 ]

 朝、ノンレム睡眠からオイラを現実世界にサルベージしたのは、NTTから派遣された電話線工事のオッサンsだった。ぐあ、寝過ごした。

 風の噂だと「ISDN工事の人は『午前中に』といいつつ午後二時ごろ平気で現れる」ということになっていたので、ちゃんと朝の9時半に登場したのは、軽い驚きだったというか、寝過ごすなよ>オレ、というか。

 で、寝ぼけ眼で登場したオイラに向かって、オッチャンsは「じゃ、まず外の配線を4線にする工事からしてきますから」とか言って、去ってしまったのだった。何じゃ? 去り際にオッチャン曰く「ここNTTから遠いでしょ? だから通常の2線の電話線じゃ電話が通じないのよ。だから、4線のやつにするわけ」とのこと。よくわからんが、そういうことになっているのだろう。

 オッチャンsは、マンションの管理人を発見できないらしくて、探し回りまくりらしい。

 オイラのウチの電話線は、リビングのいかにも「電話台です」というような壁のへこみの壁(?)に、ソケットがある。ソケットというか、壁に丸い穴が空いた板がはめてあって、直接電話線が出ている。って、実は、その壁のパネルを外すと、中に「勝手に取り付けたくさい」モジュラ箱がぶらさがっているのだった。オイラは、壁のパネルをひっぱがして、そのヤバゲなモジュラを引っ張り出して、そこに電話線二股分岐プラグをつけた先にまた分岐プラグをつけて、一個のモジュラ口を、留守電、弟の部屋の電話、パソコン用の20メートルモジュラケーブルに分岐しているのだった。って、そのみっともないケーブルとコネクタの塊が、壁の穴から転がり出ているわけだ。

 で、おっちゃん1号は、その塊をひょいと持ち上げると、あっさりとニッパーで切り落としてしまったわけだ。ぐあ。一瞬、頭の中をセントラルサービス*のCMソングが流れて、すごく怖いことが怒りそうな予感がしたのだが、おっちゃん1号は「あーDSUはお手持ちだそうですが?」と言う。オイラが(okbysからもらった)DSUを出すと、慣れた手つきで......ていうか、まぁ、蓋あけてケーブルつっこむだけだけど......つないでしまった。

 それからが、なんか面倒で、おっちゃん1号は、「あー##電工です、お世話さまです。えーと64X-XXXXなんですが、ドウジコウジお願いします」とかいう電話を何度も何度もかけるのである。どうも、近所で数軒まとめてISDN化をしているらしい。(「同時工事」って聞こえたけど「同軸工事」かも)「午前は予約がいっぱいで」というNTTの主張は本当だったらしい。途中、書類を自動車の中に置いてきただの、必要事項が記入してない、だの、書類の話で、おっちゃん1号は、おっちゃん2号をドツキはじめたので、再びオイラの脳内にはセントラルサービスのCMソングが流れてきて「いつ、おっちゃん1号がスパナで2号を殴りつけるのか?」とか心配になったんだが、当然、そういう事態は怒らないのだった。当然、窓をつきやぶってハリー・タトルが助けに来たりもしない。

 いろいろ電話かけたりいろいろしたりしてるうちに、オイラは再び猛烈に眠くなったので、お茶も出さずに、シャワー浴びたりするのだった。

 で、風呂から出たら、作業は終わっていて、おっちゃん2号が「サインを」と書類を差し出すのだった。すまん。

「で、使い方ですが、TAは?」と聞かれて、DSUにアナログポートがあるのかと勘違いしていたオイラはあわてて箱からTA取り出して、ACアダプターつないだりしたのだった。ってTPが修理中だから、パラレルだかシリアルだかにつないでATコマンドで設定かえることもできないわけで、ちょっとイヤーな予感がしたけども、説明書に「基本的にはアナログポートに電話機をつなぐと通話できます」と書いてあったわけで、安心してつなぐのであった。が、ひょっとしてokbysの設定が電池でバックアップされてたりしたら、と思うと、すげーやばげな気持ちになるのだった。

 で、おっちゃん2号が受話器もちあげて、通話してみせるのだが......つながらない。

 あせったおっちゃん2号がいろいろいじくっていると、戻ってきた、おっちゃん1号が一言「パルスになってるんだよ、電話機が」と。わははは。

 わははじゃなくて、おっちゃん2号が電話機をひっくりかえしても、切り替えスイッチがないわけで、おっちゃん1号は操作パネルを開けて「あーここに設定ボタンがあるから、電話機の説明書みて、トーン発信にいしてください。じゃ、これで」と、電話使えるかチェックもなしに、去っていくのだった。おおおおい。

 とりあえず、PHSから自分チに電話かけて、電話がかかることは確認。着信したらTAがカチカチ言うのが怖い。

 家電系の取扱説明書は、弟の支配下にあって、「一カ所に集めてないとわからないだろ」と箱の中にあつめてあるはずなので、ごそごそ探すと、発見できた。偉いぞ>弟。オレの支配下にある電脳系のトリセツの多くは行方不明中だ。

「操作ボタンを押した後、*00と押し、ボタンが点滅したら04を押す」とかいう謎な操作で、自動回線探査させると、トーン発信に切り替わったらしく、こっちから外にかけられるようになった。

 自分から107かけてるときに、PHSで自分チにかけると、弟の部屋の電話機が鳴るので「おぉ、かっこいー」と思うのだった。

 つーわけで、自分チの留守電にPHSから電話して「この電話ISDNになったぜー」と弟君に伝言するのだった。最近、同居している弟君と滅多に会わないからさ。

 さーこれで今晩から、インターネットしてても「あのさー兄貴さー、彼女から電話はいるんだよねー、そのインターネット、1時間ぐらいやめてくれねー?」とか言われずにすむ! うはははは!

 ってISDNになったからテレホーダイが解約されてしまってるから、しほうだいじゃねー! しかも、NTTが送ってきた封筒には「ISNテレチョイス申込書」が入っていた。間違ってるのかー?

 って、肝心かなめのThinkPadが拉致られてる現状じゃ、インターネットしようにもできねーじゃんかー。口でネゴシエイションしてみるとか。「がーーーーぴがーぴがーーーー」って2400bpsなオレなのか。

 まぁ、「ISNDか」とか中居君の顔を想像しながらつぶやいても、けっきょく、電話にすぎないわけだな。うんうん。128kbpsの威力に衝撃を受けるのは何時の日なのかのぉ。


『無粋な解説』
【セントラルサービス】:SF映画「未来世紀ブラジル」に出てくる冷暖房ダクトの会社。ブラジルの世界には、冷暖房用にダクトが縦横無尽に張り巡らされている。主人公サム・ラウリーのアパートの空調が壊れたときに修理に現れた二人組の修理工が、非常に恐ろしく、サムと「書類を持っているのか?」とか「違法修理をしたな!」とか、スパナで殴るとか色々なバイオレンスなやりとりがあるのだった。またサントラの冒頭が作中でも流れた、このセントラルサービスのCMソングなので、なんか脳にしみついてしまうのだった。♪Centeral Services〜。詳しくは、レンタルビデオ屋さんに走って「未来世紀ブラジル」見ると吉!


971030a[ ransom of computer / 『コンピュータの身代金』 ]

『お宅のお子さんはあずかった。かえして欲しくば金を払え』
「か、金はいくらでも出す、ぶ、無事なんだろうな!?」
『ふっふっふ、心配するな。金さえ払えば、かえしてやる』


 日本アイ・ビー・エム株式会社サービスセンターさんから速達。請求書なんだけども、お手紙にアンダーライン付きで曰く「料金のお振り込み確認後、機械を返送させて頂きますので悪しからずご了承ください。」とのこと。

 考えてみれば、そうしないと、金払わない不届き者続出だろうってのは想像するに難くないんだけど、この手紙を見た瞬間、オイラは、

だから、こーゆーことは、修理見積もり送りつけたときに同時に言えばいいだろうが、そしたら、一週間も期間が短縮できたんだぞ。そっちが一週間、マシンほったらかすのは平気かもしれんが、こっちが、一週間、どれだけイライラして待ってると思ってるだ、このアホウ。
だな。まぁ、アホウは言い過ぎだとしてもだ。せっかくペリカン便が、自宅やら仕事場までやってきて回収してくれるシステム構築してるんだから、もうちょっと考えて欲しいわけね。

(ってカードで払うことにしてりゃーこんな手間いらなかったし、向こうもそのつもりだったんだろうと気づいた。馬鹿すぎ>オレ)。

 なんか、一時間ぐらい激昂したカルシウムの欠乏しているオイラなのであるが、どーしてこういう「当たり前のこと」言われたぐらいでムカついてるんだろう? とつらつら考えるに、結局「液晶交換にならなくて10万しなくて、大ラッキー」とか自分をごまかしても勝手に壊れるんじゃねーよ、ThinkPad!とか壊れる製品うってんじゃねーよ、日本IBMッ!とか言ってもしょうがないから言わないことにしていた台詞(言ってるんだよ>オレ)がマグマのように噴出してきた、ってことじゃないかな、と。

 あとは、まぁ、別に踏み倒すつもりは毛頭ないんだけど、心の奥底の「だいたいさーこの壊れ方って、メーカー側の責任ちゃうん? タダで修理するのが筋なんちゃうん?」という思いを「踏み倒そうというたくらみはご承知だ!」とばかりに見破られた、というか、「オレをそういう客だと承認しやがったな、無礼な!」、というか(って文章前後逆にしないとオチにならないけど、正直な気持ちはこの順序だな)、そういう部分がカチンと来たのかなぁ。なんかなぁ、「IBMの製品だから壊れまい」とかいう信頼をぶちきられた部分を「でも誠意をもって修理してくれるんだし」と思って、なんとかしようと思っている時に「金だよ金。いいから金払えよ」みたいなこといわれるとなぁ、というか。(そうは言ってないってばよ)。

 メーカーが保証するのは購入後1年なわけで、それ以後の故障と修理は、ユーザーとメーカーのGive and Takeというか、そういうものなわけで、IBMの見積書の冒頭の「日頃より弊社の機械をご利用いただきありがとうございます。今回お預かりしました機械のサービス料金は、以下のようになりますので、」という台詞が、これが日本IBMにとっては、製品販売とは独立して成立していいる「業務(サービス)」であることをうかがわせる。それは、それで正しいやり方であって、こちらは「修理」というサービスの内容とそれの対価を考え、「修理」を買い、IBMは、「修理」というサービスを売り、その対価として費用を要求する。

 まーそういう「正しい関係」はどーでもいいとして、こちとら、毎年一度ぶっこわれて修理送りにしなきゃ使えない機械作って売ってること、っつーか、買ってしまったことにキレかけてるわけで、嘘でも社交辞令でもいいから「このたびは弊社製品の不調によりお客様にはご迷惑をおかけしまして、まことに申し訳ありません」ぐらい言えよ。と言いたいわけだ。どうせCut&Pasteすりゃーすむんだし。

とは言え、本当にそう書いてあったら「心にもないこと書くな」とか激昂してるだろうこのオレと思うと、ドライな関係が一番いい、ってことだろうな、と心を落ち着けるのであった。

 それにまー、使い方がワリーから壊れてるのを、リーズナブルな価格で、システマティックに修理してくれるんだから、感謝こそすれ、恩着せがましく「まぁ許してやるか」とか思うべきじゃないんだろうけども。

 とはいえ、知り合いでThinkPad買った人間5人中3人が一年以内に液晶不調で修理送りにしてるわけで、母集団小さすぎるとはいえ、オイラ世界では「ThinkPadは60%の確率で一年以内に液晶故障をおこす」ということになっているし、オイラ個人においては「買ったThinkPadが液晶故障で修理送りになる確率」は、実に200%に達するわけだし。(計算法をかえたまえ>オレ)。まぁ、他のノートパソコンも似たような故障率なんだろうけど。(「お客さーん、液晶つかんで持ち運んどいて、不良品だ、とか言われても、ウチこまるんですけどねぇ」)。

 つーわけで、「ThinkPadってどれくらいの確率で液晶壊れるんですか?」とか電話して聞いてやろうかと思って修理センターの電話番号をメモったんだけども、怒りにまかせてお客様相談センターだかに「ワシは客だ! 客は神様だ!」的な電話かけると、なんか、自分が誰かさんレベルまで堕落してしまうような気がしたので、やめた。

 はぁ、まぁ、これだけぐちゃぐちゃ言ってると「いいから余所の製品かってくださいよ、お客さん」と言われそうなんだけど、比較的修理サービスがましだ、と言われるIBMだから「請求書送ってくるのが一週間遅い」だの、本質でない部分でイライラしていられるわけで、これが、サービスがやばい的なメーカーだったりしたら、本当に「修理品の発送は六ヶ月後です」とかになりそうだしなぁ。はぁ。この「満足してないが、変更すると、もっとヒドイ目にあうかも」って感覚が、なんか、ユーザーにもメーカーにもイヤンだなぁ。

 明日朝イチで入金してFAXするから、あとは速攻で配送にまわしてくれよぉ。次、なんか、手紙で問い合わせがきたら、今度こそキレるわ、オレ。ってFAX導入せれ、ってことかも。

 ふぅむ、SOTECの修理とかどうなのかな? ThinkPad535止めて、WinBook trimにしよっかなー? あれは壊れやすいのかな? 液晶?

 今回の教訓は、やはり「パソコンに依存しすぎてはいけない」ってことと「必需品はバックアップを用意すること」かな? つまり前者をとれば「パソを捨てよ、街に出よ」だし、後者を取れば「パソに囲まれて生きれ」だな。はぁ、後者ってますます奈落では?

(結局、先週からずっとブレイン君相手に「Windows死ね」とか喚いている話は、WindowsとかPC/ATとかパソコン全体とか(勿論、ビルゲイツとか)に問題(原因)があるわけじゃなくて「ThinkPadが壊れて3万とられてしまいます」ってあたりにどうしようもない怒りを感じて、八つ当たってます、というのが根本にあるのだな、と本日やっと自覚したのだった。)


971029d[ Heian Jingu Shrine QTVR panorama / 平安神宮QTVRパノラマ ]

 キノトロもまわる。

 カール・セーガン基地もまわる。

 つーわけで、

 平安神宮@京都もまわる。

 色やら明るさがあってないのや、継ぎ目が見えてしまうのは「ツギラマ」の精神で作成された「仕様」であって「バグ」ではない。「継ぎ目ぢうやう!」「ツギハギは芸術だぁ!」(SpinPanorama使えば良かったかのぉ)。画像を張り合わせている間は、けっこう面白いものになりそうな予感がしたのだが、作ってしまうと割とつまんないパノラマだのぉ。DC2Lの640x480画像を10枚張り合わせて、AppleのMake QTVR PanoramaでQTVRに変換した。

 撮影中(旅行中)は、全然気づかなかったが、画像のそこかしこに「らぶらぶかっぷる」が写っていて、なんか合成してて微笑ましかった。しかも、オイラがくるくる回りながら撮影しているのと同期して、らぶらぶしている一組のカップルがいて、合成の際につぶしたけども、別の角度の3枚の画像それぞれに「らぶらぶ」状態で写り込んでいるので、まいっちんぐ。


971029c[ daily life / 日常生活 ] ZIP遅い / ごぼうサラダ / オフコース / プルトニウム /

 朝も早くから朝日新聞の集金、ご苦労さんすぎる。もうちょっと寝かしてくれよ。

 本日は、なぜかやる気に満ちていた気がするが、成果がでたかどうかはまた、別の話。

 昼飯は激辛野菜カレー。うまい。うますぎる。

 インターネットマガジン12月号をゲット。

 技術評論社のパソコン用語辞典には「アンフェノール amphenol」の記述があった。が、特定の会社名/商標というような記述はなかった。

 MOが使えるようになったのだが、とてつもなく遅い。こんなもんかなぁ? ありゃ? ターミネーター内蔵じゃないの? ぐえ、でもどうして動くんだ?

 ZIPが猛烈に遅くなって動かなくなった。なんか、ヘッドが3アクセスすると、しばらく休憩している。なんだろう? ZIPから直接使っていたソフトが遅すぎて動かなくなったので、HDにコピーしようと思ったのだが、10MBコピーが30分たっても終わらない上に、エクスプローラがフリーズする。なんだかわからないまま、何度もトライしていると、なんか、エプソンのプリンタ監視ユーティリティーが「プリンタが異常だ」とわめき始める。そりゃいいけど、ダイアログに「OK」しかないので、「OK」押した瞬間にまた「やっぱりプリンタが異常です」が出て、どうにも身動きがとれない。こういう場合は「印刷を中止」ボタンも出して欲しいものだわ(と、また文句たれる)。ネットワーク経由の誰かがプリントしようと企んだ結果かもしれないが、どうも、パラレルポートを経由してPC本体とZIPが通信しているのを「プリンタからの情報がおかしくなった」と勘違い? したプリンタ監視ユーティリティが割って入ったのが超低速コピーの原因だったらしい。というか、プリンタへのデータをスプールしてるつもりで、ZIPへのコピーをいったんスプールしてまとめて送信していたらしい。(うぞかも)。アプリとして起動なさっているプリンタ監視ユーティリティ様にkillさしあげて、プリンタをネットワークから分離すると、あらま、普通のZIP速度に戻るじゃありませんか。いろいろ全部、気のせいだったらしい。

 封筒を投函しに出たついでに、ちょいと古本屋に入る。と、AMラジオからオフコースが流れてくる、と、目の前に「オフコース・ストーリー Give up」という「オフコース解散の真実」ちう昭和57年(って何年?)の本が。「こ、これは運命」とか思って、つい買ってしまったが、古本屋のオヤヂのサブリミナル(知覚してたんだから、サブ−リミナルじゃないだろうが)作戦にひっかかったのかもしれない。

♪あなーたをーつれーて、ゆぅーくぅーよぉー

 あと、岩波新書173「プルトニウムの恐怖」を手に取って開くと、中にびっしりとカラーマーカで線がひいてあった。うーむ、勉強熱心はわかるが、全部塗りつぶしたら、塗りつぶさないのと同じぐらい目立たないと思うのだが。なんか、真っ青に塗りつぶされたページから「たとえ地球が滅んでも反原発だ!」みたいな黒い熱気が放射されてるみたいで、気持ち悪くなってきたんだけども、どうせこういう本よむなら、反原発の闘士にナビゲイトされた方が気が楽かもしれん、と思ったので買ってしまう。以後、オイラが反原発ネタふったら、この「黒い熱気」にやられたと思ってくれい。

 吉野屋で牛鮭定食を食べた。愛する「ゴボウサラダ」を食べようとしたら、知らない間に「別のサラダ」になってしまっていた。食感として「大根サラダ」のようだった。で、帰り際にみたら「ゴボウサラダ&ポテトサラダ」と書いてあった。え? あれが、ベーコンとジャガイモ? そりゃないな。じゃ、あれがゴボウ? オレの舌はどうなってしまったんだ!

 でレジで「西武ライオンズご声援感謝セール」の無料サービス券をもらう。なるほど「吉野屋が西武系列だったとは今日の今日まで知らなかった」とオレも思ったのでコピるのだった。
(「今日の作業メモ」971025参照)

 関係ないが「高円寺」と言われれば「高円寺のおばーさん」というパタリロのネタを考えてしまうのだが、あれの元ネタはわからないのだ。あとは、サリーの女がヨガのポーズでタクシーをとめたのが高円寺だったかな? ふぁらうぇいつーざふぃばーなちゅらるはいとりっぷ! とびますとびます。(意味不明)。

「Mac派、Win派」とかいってると「宗教上の理由」という言い方をよくされるんだけども、なんか元ネタでもあるのかな?


971029b[ AI on StreamWorks / 前田愛でみるStreamWorks(ん?) ]

 ワープリンクの小嶺麗奈の項目から飛んでwebをうろうろしていたら(これを「ねっとさーふぃん」というらしい)、写真集「ao i sora」関連のリンクから、「芸能記者会見チャンネル」に飛んでしまったら、前田“『西田俊行の娘』として順調に肥えている”関連のムービーが出てきてしまったので、いそいそと(小嶺麗奈そっちのけで)ストリームワークスのプラグインをインストールしてみたわけだが、音声はそれなりにスムースに聞こえるが、画像はもはや「10秒に1枚」なのだった。ぐあ。さらに、小嶺麗奈みようとすると、timeoutしてつながらない。接続速度が28800bpsなのが、仕事場回線には速すぎたのかな、と14400bpsに設定すると「14.4kでこのムービーみようなんて10年早いんだよぉ」って怒られてしまうのだった。ぐあ。まーしかし、この前ためした時は、切手サイズの静止画像しか得られなかった「すとりーむわーくす」なので、今回は「おぉ、うごくんじゃん」と思ってしまったことだよ。

 以上「前田愛画像でみる、StreamWorksの可能性」の話。「StreamWorksでみる前田愛」の話ではなくてね。


971029a[ Remember? / 『覚える』と『憶える』 ]

 前から「おぼえる」という単語をFEP*で変換すると「覚える」しか出てこずに、「憶える」が出てこないので、登録して使っていたのであるが、昨夜、ふと、漢和辞典をひいたら「『憶』の字に『おぼえる』の読みがない!」という事実に直面して、ものすごい衝撃を受けてしまって、本日、その話をワープ日記に書こうと思ったのであるが、試しに岩波国語辞典第五版@辞典盤97をひいたら、

おく【憶】
オク/おぼえる/おもう
(1) 心の中に保つ。おぼえる。「記憶」(2) 過去を思いやる。「追憶・憶念」(3) おもう。思念する。「憶想」(4) おしはかる。「臆」に同じ。「憶測」
って、あるじゃねーかよ「おぼえる」が! どーなってるんだ? って
おぼ-える【覚える】
〔下一他〕(1) 自然にそう思われる。感じる。「寒さを―」「共感を―」(2) 忘れずに心にとどめる。記憶する。「よく−・えていない」▽「憶える」とも書く。(3) 体得する。身につける。「こつを―」▽文語動詞「思ふ」に古代の助動詞「ゆ」がついた「おもほゆ」が「おぼゆ」となり、そこから出た語。
って、書くんじゃんかよー、なーんだ。心配して損しちゃったじゃないか!

 ところで、この「覚える」と「憶える」の使い分けであるが、オイラ的には、「覚える」=「知覚」=「Sense」で、「憶える」=「記憶」=「memory」となっている。
 例で説明すれば「何か言われた覚えはあるが、内容は憶えてない」とでも言おうか。あるいは、「違和感を覚える」は「『なんか変だなぁ?』と思うこと」であり「違和感を憶える」は「これが違和感かぁ、忘れないように10回書いておこう」というようなニュアンスなのだな。

 で、これがFJ氏になると、オイラと完全に逆?になるのである。彼のイメージでは、「覚える」=「覚醒」=「意識して記憶におさめる」、「憶える」=「憶測」=「無意識のうちに記憶におさめる」となっていて、「意識して記憶にとどめようとする行為」が、オイラ=憶える、彼=覚える、と完全に逆になるのである。彼の「覚」と「憶」の区別は、「意識の明瞭さ」にあるようだ。

 言葉というのは、面白いものだな。

*FEP:ここで「FEP」はフロントエンドにあるかどうかにかかわらず、「仮名漢字変換プログラム」のつもりで使っている。(ならそうかけ>オレ)。

971028b[ daily life / 日常生活 ] SCSIボート装着 / MO / 日記とINDEXと私

 PC/ATブレイン君をひっくりかえしてPCIポートにSCSIカードをさしてみる。二つのPCIポートの出口? を塞いでいる金属板を押さえている金具をとめているネジを外して、金属板を一枚外して、SCSIカードを装着して、金具を戻して、って戻らないぞ。カードはコネクタに根元までしっかりささっている。どうも、SCSIカードの出口の金具と本体の金具のサイズが1ミリぐらいずれているらしい。相手は厚みが数ミリもある鉄板で、手でまがるもんでもない。とめなくても、大丈夫かもしれないけど、衝撃で抜けるといやだな、と思う。しばらく考えて「とにかく押し込んで、ネジでしめあげてみよう」と結論してしめあげる。おぉ、ちゃんとはまるじゃないか、気のせいだったのだな。うむ。

 作業の心臓部分は簡単だったのだが、外した本体金属カバーがはまらない。ひっくりかえしてみると、やたらと本体とかみあう爪が出ている。もう一度カバーを本体にはめて、裏側に金属爪があるあたりを、くまなく「たたきながら無理矢理はめる」と、あっけなくはまった。はまらないってのが気のせいだったらしい。うむ。

 まぁ、オイラはパソコンはMZ-700とLC475と840AVとDECセレブリスとこのブレイン君しか開けたことがないから、なんとも言えないけども、一番てこずったのは840AVだったからなぁ。メモリを増設するのは簡単だったけども、ばらばらにした基盤をパズル的に組み立てるのに1時間以上もかかって、途中で「開けたまま使うか?」とか思ったからなぁ。LC475なんか、セキュリティスクリュー一本ぬいたら、天井がばくん、ってあいて中丸見えで、らくちんだから好きさ。って買ったときから抜けてたけど>セキュリティスクリュー(ちゃんと戻そう>マックアカデミー)。

 で、電源ケーブル、ディスプレイケーブル、マウスケーブル、キーボードケーブル、イーサケーブル、プリンターケーブル、SCSIケーブルをつないでごそごそと元の位置に戻す。背面にぐちゃぐちゃになっているケーブルを見ると「初心者には接続のいらないオールインワン一体型」とかいう台詞が本当だなぁ、と思ってしまうな。殺人的に重い17インチモニタをドスンと(をい)載せて、通電しますと、おぉ新しいハードウェアを認識......ん?「LANカードの設定が腐っています?」だとぉ? ぐあ、LANカードとぶつかったのか? まぁ、こういう時は、「とりあえず再起動」だ。うむPnPで、ドライバをインストールしておるわいな。今度はLANカードとはぶつからなかったのかな? 「コントロールパネル」の「システム」の「デバイスマネージャー」の「SCSIコントローラ」をみると、おぉ、見事に二つ同じドライバがぶつかっている! こういう時は、ヘルプにしたがってもいいことないので(をい)、とりあえず、両方とも削除してしまえ(をい)。で、再起動。おぉ、なんかうまくひとつだけ生き残ったようだ(わからんときは、皆殺し的削除だ!)。MOメディアがないので、チェックできないなぁ、バカか>オレ。まぁいいや、メーカーの派遣してきたディスクのドライバにとりかえよう。あれ? みつからない? うーん、よくわからんが、いいんだろう。読めなかったら考えよう。

 どうでもいいけど、Logiticsの接続用マニュアル、冒頭に「まず、IRQに余裕があるかどうかシステムをご確認ください」の一言で、接続に話を進めるのだが、余裕なかったら、どうすりゃいいんだよぉ。で、WindowsのヘルプでIRQ調べても、それが余裕あるのか、無いのか、さっぱりわからん。LogiticsのマニュアルとWindowsのヘルプの間に「何が」本当はあるはずなのか? それとも、普通知ってるものなのかな?

 と、ことあるごとに、自分の無知をメーカーの責任にすり替え続けるのはオレだ。

 で、とりあえずつながったので、どうしても気になる「アンフェノールケーブル」のスペルを調べ始める。非常にむなしい結果になるとは思いもせずに。合掌。

 N氏から「ところで、トモロはワープ日記にインデックスを作るつもりはないのか?」と聞かれてショックを受ける。あ、あるのだ、ワープインデックスというのが! せ、整備してないけどぉ。(gooで検索する方が速いぐらいで、これまたショックだが)。


971028a[ Un-Phenol? Amphenol! / アンフェノール ]

 アンフェノールって何語なの?

 検索しまくった結果「アンフェノールは特定の商品名」という記述にぶちあたる。

 確証はないが、http://www.amphenol.com/の提唱した規格なんだろう。

 まぁ、どうでもいいんだけど、オレはいま、猛烈に、むかついている。わけわからん(わかってないのは、オレだけかもだが)外来語(和製英語かもだが)を、書きっぱなしにすんなよ。くそ。コンピュータ用語辞典ひけば出てくるのかもしれんな。調べてみよ。

 で、パソ部品屋さんで「アンフェノール」の意味もわからずカタログに載せてるところは、反省してほしまりだよ。

 と、こういうことでイライラするのは「コンピューターをコンピュータと書いてる!」とかパソコン(「パソコン」ってなんですか?)のマニュアルを見て激怒しているオッサンと同レベルなのかもしれんな。まぁ、いいか、初心者はくだらんところでつまづいて、イライラする、ということだろう。

 笑え笑え。

 さて、話が見えない可能性に思い当たったので、解説しておこう。ここで言う「アンフェノール」というのは、パソコンとHDなどを接続するSCSI(すかじー)ケーブルのコネクタ形状の一つなのだ。
「D-sub」「アンフェノール」「くし型・高密度・ハイピッチ」にそれぞれ「ハーフ」と「フル」があり、「オス・メス」「凸・凹」「本体側・周辺機器側」(?)などなど、わかるようなわからないような区別があるわけだ。詳しくは、図の載っているwebページで勉強するか、パソ屋さんにぶらさがってるケーブルをみて、途方にくれやがってください。
「簡単! SCSIケーブルの正しい選び方」@キヤノン販売
モガミ電線(株)(あ、「ネット・サーファの方はご遠慮ください。遅い回線につながっていて、動画も音声も ありません。」って注意書きが!)。

(しかし「アンフェノール」で検索した膨大なページで英語ページがある所は、すげぇ少なかったな。amphenolってスペルが載ってたのは、皆無だったし(探し方が悪いんだろうけど)。

 本日は「全文検索ができるようになれば、分類なんか不要になるのでは?」というような発言をして「全文検索じゃ、せいぜいワードしかひっぱれないよ」とか「全文検索って、けっこう見つからないよ」などと言われたのだが、ものすごくその通りすぎたな。反省すること、しきりだ。


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