諸星未来堂ープ


MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1998 January 4th Week


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【TOPICS】

980124a[ daily life / 日常生活 ] / 雪で山歩きは没 / 「飯ぐらいならつきあってやるぞ」 / 「プリプラ」読み始め / 雪 / 鍋 / カラオケ / 「ヒッパレ」ピッチの安定 / マルシア・マリーン・西田ひかるの日本語と母国語 / タランティーノにもプリプリプリチー /
980123a[ daily life / 日常生活 ] / ワイン品評会 /
980122c[ daily life / 日常生活 ] / 締め切り書類とワード / FORTRANカモネギ説教 / TMR新譜ゲット / ジョリパスでピザで「ブラス」とGT / 「論理的に書く方法」 / マウスとガムテープと空中浮遊 / 中古ソフトは違法なのか? /
980122b[ "The Elements of Programming Styele" / 「プログラム書法」]
980122a[ "triple joker" / T.M.Revolution ]
980121a[ KOMINE Rena / 小嶺麗奈の顔は丸い ]
980120a[ daily life / 日常生活 ] / マウス落下 / X-Japanと紅白の関係 / 売れまくるCDと失われた共通基盤 / 紅白歌合戦のお約束 /
980119a[ daily life / 日常生活 ] / 雪 / 運動の本質とデジカメ / 「MAXMUM II」ゲット / 切なさと腹へりと心細さと / 「12モンキーズ」のラストの解釈 / ビジュアル系バンドと難しい名前 / 「逆説の日本史1」と「和の精神」 /

MOROBOSHI Tomorou's Warp Diary 1997 January 4th Week
today's photo
980120
【Orange Light】
(CASIO QV10A)


980124a[ daily life / 日常生活 ] / 雪で山歩きは没 / 「飯ぐらいならつきあってやるぞ」 / 「プリプラ」読み始め / 雪 / 鍋 / カラオケ / 「ヒッパレ」ピッチの安定 / マルシア・マリーン・西田ひかるの日本語と母国語 / タランティーノにもプリプリプリチー /

 やー、みんな、土曜日だぜぃ! 元気かい!

 いや、なんつーか、いろいろ忙しくて、ワープ日記を更新するのをさぼりがちな今日この頃ですが、サボると書く内容を忘れてしまうのだった。

 それは、ともかく、実は本日は「くわッ! アウトドアライフ!」という野望たくらみやがって、寒い中てくてくと遠足かましてやろうと思っていたのですが、はい、「目が覚めたら15時だった」のでした。

 最近、睡眠時間がめちゃくちゃなので、目が覚めないのか。ぼへーとしたまま、てくてくと寒いリビングまで出て、GTに電話かけてみる。

オレ「ちょっと、山歩きせんかー?」
GT「おめー、雪降ってるんだぞ。正気か?」
オレ「げ」

 つーわけで、まぁ窓の外は、すでに「雨上がり」状態になっていたわけだけど、ちょっと外に出ると、寒い寒くないって、アスファルトやコンクリートの上はまだ雪残ってて、まいったまいった。

GT「オレは、ちょっと持ち帰った仕事を寒い部屋でしこしこしてるので、君と遊んでる暇はないのだ」
オレ「む、冷たいやつめ!」
GT「『飯ぐらいなら』、つきあってやってもいいぞ」
オレ「むぐぐぐ」

 ここで「飯ぐらいなら」はカッコ入りなのだ。先日、GTが「あそぼー」と電話してきた時に「オレ、いそがーしの。飯ぐらいならつきあってやっていいぞ」と冷たく断ったので、逆襲されてしまったらしい。因果横暴。(「因果応報」だってばよ>おれ)。

 つーわけで、室温10度、外気温5度とかいう世界でてくてく山歩きするには、経験も根性もないので、本日は、パスだ。根性の不足が最大の原因ではあるが、やっぱ、道連れになる輩がいないとね。暖かい時なら、まぁ一人で山でも登るが、このクソ寒さの中で、捻挫とかかまして身動きとれなくなったりしたら、速攻で死んでしまいそうなので、ちょっと無茶はしないことに決めたのだった。立花山とか雪つもってそうだしー。

 で、ちょっと街までおでかけするつもりが、なんか、「プリンセス・プラスチック」を読み始めてしまって、身動きとれなくなってしまった。やっと半分まで読み終わったあたりで、「でかける!」とリュックにつめて、無理矢理でかける。

 んが、日も暮れて、寒すぎる。街出てやることをいろいろ考えたり、散らかっている部屋の片づけとかいろいろ考えるのだった。

 カメハメハ大王だか、ハメハメハ大王だかじゃないが「♪雪が降ったらおやすみでー」してもいいだろう。こんなに寒かったらお家でごろごろしても怒られまい。オレは博多もんやけん、こげん寒か日は出歩かんったい。南国育ちやけん。って、福岡って日本海側なのよね。よく考えたら。対馬海峡って、日本海なのか?

 せっかくの雪だからデジカメで撮影しようかと思ったら、QVもDCも電池切れなのだった。ぐえ。DJは作動するけど、日が暮れたら、何も写らないから、断念。

 雪をみつつ、12秒ほど立ち尽くしていると、突如、脳幹から電撃パルスが大脳皮質に。

「鍋!」

 つーわけで、スーパーにずかずかと乗り込み、ほうれん草と豚肉を買い込んで、常夜鍋にするのだった。

 GTを呼びつけて、ほうれん草と豚肉を昆布だしでぐつぐつ煮て、ひたすら食いすぎる。邪道ではあるが、しめじ、まいたけ、えのき、などを加える。さらに、なぜか、餃子を入れて食べるのだった。

「酒のんで鍋食うのは、なんて幸せなんだ!」

 んで、酒飲んで、かなり舌がなめらかになったあたりで、突然、GTが「SPEEDのライブビデオ見せれ!」というので、二人で、鑑賞しつつ「宇宙人ヒロコがこれだけ支持されるのはなぜか?」とか「ヒトエのぐにゃぐにゃダンスは他のダンサーと混ざると違和感がないのはなぜか?」とか「タカコの『みんなもりあがってる?』がぎこちないのは、なぜか?」とか「エリコの音程が安定してないのはなぜか?」とか、さまざまな、どーでもいいことを語り合うのだった。

 で、なんか、酔っぱらってきたので「よーし、カラオケだ!」とてくてく寒空の下、歩くのだった。いや、まぢで、寒かった。途中で酔いが覚めるほど寒かった。つーか、酔いが覚めたから寒いのだが。

 で、カラオケで2時間唱う。なんか、セガカラだったんだけど、使い方がいまいちわからなかったり、ピッチ下げたらハモリ声がつられて下がって、なんか不協和音になってみたり、マイクが腐っていたり、エコーが効かなかったり、ハウリング発生したり、と、非常に不愉快な状況で最初の20分は、あれやこれや装置をいじくり回してみたのだが、セガカラのマシンの音がビクターのカラオケを通過してスピーカーに繋がっているのが諸悪の根元だと気付いてからは、快適なカラオケライフ。オイラはオフコースとか唱ってみたり。うーん心にしみるぜ、オフコース。「YES-YES-YES」「YES-NO」「君が嘘をついた」「I LOVE YOU」「言葉にできない」「眠れぬ夜」「さよなら」などなど。

 GTが、なんかドリカムばっかり歌うのが不気味だった。あとは、酔っぱらった野郎二人がSPEEDとか熱唱するのも、我ながら迷惑なことよ、思う。まぁ、被害者は自分らだけだから、いいんだけど。あ、そうそう、本人達の好き嫌いとは全然別に、SMAPの歌は歌いやすくていいな。

 はー、しかし、なんか、「いっしょにカラオケに行ってくれるオネーサンぢうやう!」ちうか。自前でなんとかせれ>おれ。


 録画しておいた、「ヒッパレ」を見る。うーん、自分がさっきまで、音程が安定せず、ハモろうにも斉唱になってしまっていた事実を知っているので、ゲストの歌唱力には何も言えないのだった。ぐえ。

 それにしても、マルシアとマリーンと西田ひかる、はなんか日本語のしゃべり方が似てるんだけど、日本語を母国語としてない人は、似たようなしゃべり方になるんだろうか? けど、西田ひかる、と、マリーンは母国語が英語かもしれないけど、マルシアの母国語は、英語なのか?

 録画しておいた「Love2あいしてる」を見る。すげー、シノラ、タランティーノに対してもプリプリプリチーするのか! 戸田奈津子さんも、わけわからない通訳させられてて。しかし、タランティーノの「黒人英語っぽく発音せれ!」は面白かったな。おー、通常版のプリプリプリチーもあるのか。ゲストはシャズナか。あー、大晦日にこのネタ言ってたから、収録は昨年だな。イザムは、なかなかナイスだな。いや、180cmもあるし、ビデオじゃないと「美形のオカマさん」って感じに見えるし、決して無条件に「はー美しい」とは思わないんだけど、しかし、キャラクターとしては面白い。

 録画しておいたCDTVを見る。実物きいてもいまいちなTMRのアルバムもアルバム紹介されると、よさげに聴こえるなぁ。


980123a[ daily life / 日常生活 ] / ワイン品評会 /

 週末ということで、仕事場は夜から謎の「ワイン品評会」が勃発する。6人で6本のワイン、ということらしいが、3本目から、一気に「単なる宴会」にシフトした模様。


980122c[ daily life / 日常生活 ] / 締め切り書類とワード / FORTRANカモネギ説教 / TMR新譜ゲット / ジョリパスでピザで「ブラス」とGT / 「論理的に書く方法」 / マウスとガムテープと空中浮遊 / 中古ソフトは違法なのか? /

 締め切りをそろそろ突破する書類ができあがらない。ぐえええ。使い慣れないワードに責任を転嫁したい今日この頃。

 とりあえず、ヘルプとクイックリファレンスを読んで「自動スペルチェック」と「オートインデント」をオフった。オレ様の意図と違う文字列を出力する機能など、抹殺だ! 文頭にうかつに数字をもってくると自動に箇条書きモードになって、数字がどんどん増えるのは、恐怖だなぁ。

 昼飯を食べに外に出ると、店で偶然ばったりSF研の後輩と出会う。オタク話じゃなくて近況報告する。で、別れてから「DJ1000携帯してるのに、撮影することをすっかり忘れていた!」と思う。うーん、DJ1000をここ2週間、ずっと携帯しているけど、ほとんど取り出さないなぁ。

「プログラム書法」という本を読んでFORTRANの書法について思いを巡らしている処に、運良く/運悪く、カモネギ初心者が質問に来たので、説教した(をい)のだが、相手がかなり猛烈に頑固だったので、相手の書いてきたソースを打ち込んで、動かして、動かないことやら、相手の考えた改良法は、別の初期値で吹っ飛ぶことを説明して納得してもらった上で、目の前で、フローチャート書いてみせて、そのフローチャートにそったソースを書いて、プリントアウトして見せたりしたので、しゅごいぢかんがかかって「説教の代償は高い!」と思い知った話(の前半)は別項

 TMRの新譜をゲットした話は別項

 PHSに着信。GTに呼び出されてジョリパスでピザ食う。「ブラス」というイギリスの炭坑のブラスバンドの映画を見てきたとのことで、その話。「いい話だったけど、出てくる人も、話の展開もステレオタイプすぎる。けど、三池炭坑ネタでやられたら、リアルなかわりに恐ろしくて見に行けないだろう」とのこと。

「説得力ある文章表現が身につく 論理的に書く方法」小野田博一:著、日本実業出版社、ISBN4-534-02643-9。なる本を本屋の店頭の「ビジネスマンパワーアップ月間平積み」みたいな山から発見して買ってしまう。ワープ日記で毎日毎日、感情と過剰な一般化に満ちた文章書いてると、報告書書くときに「正しい日本語」が出てこないので、困っているのだった。これで、ちっとは論理的な文章を書けるようになるとうれしいのぉ。(この前、必死に、論理的な文章書こうとしたら「お前はロボットか?」と言われてしまったからなぁ。ふーむ、「その言い方は論理的ではありません」byスポック博士、なのか)。

 机の角に、マウスケーブルをガムテープで貼ってしまった。これだと、マウスが落ちても、空中でぶらぶらして床面に激突しないのだ。けど、こりゃ、ケーブルが断線するなぁ。まぁマウス本体ってそんなに重くないのかな?

 SCEのプレステソフトの条件付き取引に対して公正取引委員会が独禁法違反だと言ったら「中古販売はそもそも著作権法違反なんだ」と開き直った、という話なんだけど「再販価格指定が文化保護だ」ってのはわかるし「パソコンソフトは著作物なんだから定価販売したい」ってのもわかるんだけど「中古販売は著作権法違反だ」ってのがピンとこないけど、本当なのか? CD-Rもそろそろ普及せんとはしていても、CD-ROMで供給されてるゲーム専用機のソフトってコピーされることもないと思うのだがなぁ。(コピー可能かどうかの問題じゃないんだろうけど)。本屋は本を定価販売してるけど、古本屋あるのは、どうしてなんかしらん? 中古販売を禁止した場合、ソフト会社は、発表したソフトをちゃんと在庫しておいてくれるんかしらん? 「中古販売のせいで、新品の売れる本数が減って、本来ソフト会社に入るべき利益が不当に減らされた。これはエゴな意見じゃない」とか(うろおぼえ)いうコメントが載ってたけど、素直に読むとエゴにしか読めないのは、オレが素人だからか? あーでも「そうして俺達に利益を還元しないと、俺達の業界つぶれちゃうけど、それでもいいのね?」て脅されたら、しょうがないか。ゲームしたいし。

 DJ-1000は「絶対買っちゃだめ」らしい。わはは。


980122b[ "The Elements of Programming Styele" / 「プログラム書法」 ]

「プログラム書法」「ソフトウェア作法」という本を、図書館まで出向いて借りる。某氏おすすめの「プログラム書くなら必ず読まねば」ちう本だそうな。

「プログラム書法 第2版」Brian W. Kernighan and P.J.Plauger:著、木村 泉:訳、共立出版株式会社、ISBN-320-02085-C3041。
「ソフトウェア作法」Brian W. Kernighan and P.J.Plauger:著、木村 泉:訳、共立出版株式会社。

「プログラム書法」って本は、正しいプログラムを書くときの心得と、その根拠が書いてある本で、昭和51年初版なのもあって内容は、FORTRANとPL/Iのコードで解説してある。(昭和51年だからFORTRANなのかどうかは、実は自信がないのであるが)。「こまかいところは言語ごとにちがうかもしれないが、プログラム書法に関する原則は同じなのである。」(「プログラム書法」p4。強調は原著も。)という冒頭の主張は納得できるのであるが、やっぱ、「たまにFORTRANいじったりするかもしんないオイラ」的には、FORTRANで語られるとありがたい。

(あまり語りたくないのだが、オイラの近所では「プログラム言語」というと、FORTRAN(それも77)場合によってはBASIC(N88だったり)が出てきてしまうのだった。滅多に出てこないのだが)。

 んで、最初の10頁ほどを読んだだけで、猛烈に目から鱗が落ちてしまうということは、オイラは間違いだらけのFORTRAN書きだったのくぁ!

 とはいえ、実は「し、知らなかった!」って事じゃなくて、先輩その他から教えられて、実はそうしているのだけれども、どーしてそうした方がいいか、いまひとつしっかりと把握してなかったこと、が次々に「これでいいのだ!」と解説されているからである。あ、いや、逆か、前々からしない方がいいと言われていたことが「これじゃだめだ、これじゃだめだ、これじゃだめだ」的に解説されているのか。

 つーわけで「今までのオレはまちがっていた!」つーか「オレはまちがってなかった!」なのか、ともかく、異様に説教力が高まるオレである。

 お、おぉ、そこに、カモが! 何か知らんが「ちょっとすいません、FORTRANを勉強しはじめたんですが、なんか、全然動かないので、これちょっと見てください」というカモが! カモがネギしょって!

 そして、これが、もぉー「縦横無尽にGOTO文で飛び回る素敵にスパゲッティ!」なソースで。「おぉ、まるで、『オレに説教させるために、用意されたようなコード』じゃないか!」と心の中で叫ぶオレ。

 とにかく、この前までなら「うーん、そう書くのって、走るかもしれないけど、全体の意図として、おかしくないかー?」とか「一行付け加えると、とりあえず動いて計算結果が出るけど、流れがなんかおかしいなぁ」思っても「オレが気にくわないから、書き直せ」とは言わなかったのだが、もー本日は「あと一行付け加えると動くよ」は無しなのだわ。「流れを整理して書き直しんしゃい」だわ。しかも、この相手さまが、お約束な「そうかもしれませんよ。でも、走るじゃないですか!」と言う! おぉ、言うか! それを言うか! それは、先々月末にオレが口にして問題を起こした必殺技だ! わはははははははは。言うか、ソレをオレに? そうだろう、言いたくなるだろう? 「ちゃんと動いてるのに文句つけるな」と! わははははははは、わはは、残念だな「たまたま正しく動いたように見えるだけで、ちゃんと、は動いてない」んだ! わはははは。くやしいか!? くやしいだろう! だが、間違いは間違いだ。わはははははははは(泣)。

 とか、ちょっと囓っていい気になってないで、続き読んで修行せねばなのだが。

 そもそも、FORTRAN77野郎のオレはFORTRAN90で書かれたソース持ってこられると、知らない命令が出てきて理解できなくて困るのだった。

 FORTRAN77は、制御構造が貧弱で、GOTO文無しにプログラム組みにくくて(「書けなくて」と言いたいところだけど「PAD線図描いて出直してこい!」とか怒鳴られたら悲しいので語気を弱めてみたり)、FORTRAN90は、そのあたりが拡張されてて、初心者様が使うなら「貧弱な77で無理して組むより、90の拡張された命令使った方がよさげ」なんだけど、これがまた、拡張された命令を縦横無尽に合体させて、何がしたいのかわからないプログラムをお書きになるのだった。ぐえ。(いや、皮肉じゃなくて「プログラム書いてみたんですけど、これ、何するプログラムなんでしょうか?」って実際に言われたんで。書いた本人がわからんのに、オレがわかるかー。)

 とはいえ、そういうプログラムを「見てくれい」と言われて「オレは77野郎だから、DOループとIFとGOTOしか使わん!」と突き返すわけにはいかないからなぁ。(暗に「いままでは突き返してきた」ということを言っているのだが)

 つーわけで、オイラは、FORTRAN90の教則本をゲットしに行くのだった。


980122a[ "triple joker" / T.M.Revolution ]

 CD屋に行ったら、銀色の初回限定ボックスなCDを発見。近寄ると「相川七瀬」が涙を流している。「ほぉ」と思って手に取ってみると、なななんと、T.M.Revolutionの西川クンの顔だった! ぐえ。つーわけで、TMRのニューアルバム「トリプル・ジョーカー」をゲット。

「triple joker / T.M.Revolution」ARCJ76 \3059

 仕事場に戻って、さて聴くか、とパッケージを見ると。初回限定BOX仕様とかで、銀色な紙箱にCDジャケットが入ってて、しかも「オレンジ色のテープで封印」してありやがる! くっそー切らないと取り出せないなり。うー、なんか、こういう「初回限定」ってやだなぁ。ま、いいか。

 PCのCD-ROMドライブにぶち込みますと、CD-EXTRAが起動なさる。Directorなムービーが! おぉ、「WhiteBreath」のプロモが見られるのか! うれしいのぉ。お、おおお、おおおおおお? クリックしても動かない! ぐえ。メモリーが足らないのか、動作がおかしいぞ!

 再起動!

 お、動いた! おぉ、しかし色がちょっと、あ、256色モードだった。16bitカラーに変更!(24bit環境はない(涙))。おぉ、素肌にジャケットな西川クンが、マフラーふりまわしておるわい! ええのぉ。ついでに「High Pressure」のビデオも入れて欲しい(贅沢いうな>おれ)

 プロもビデオがついてくるってのは、いいよなぁ。別にテレビのフルサイズの画面で見なくてもいいけど、CDのおまけで入る容量なら、入れて欲しいよね。まぁ、DVDが一般化したら、当たり前になるのかもだけど。

 いやーしかし、これ家に帰ってCDプレイヤーに入れてたら、永久にCD-Extraの存在に気づかなかっただろうなぁ。

 曲については、シングルで知ってる「High Presure」「White Breath」「OH! MY GIRL OH! MY GOD」を別にすると、4thシングルの「LEVEL 4」が、やっぱりかっこいいかな。

 他の曲の印象とかは、無限ループモードに入ってから、おいおいと。

 あ、ひとつだけ「葛城哲也のギターはかっこいいぜ!」ってことで。

 しかし、浅倉大介、accessは面白くて(ICEMANはちょっとオイラ的には敬遠したくて)T.M.Revolutionは、面白い。で、オレ的には、accessとTMRはやってること何も変わってない気がするので、結論としては「大ちゃん、よっぽどヒロくんが嫌いだったのね」ってことで。いや、別にどうでもいいんだけど。


980121a[ KOMINE Rena / 小嶺麗奈の顔は丸い ]

 書き忘れていたので、今日書くのだが、先日ドラマ「おそるべしっっ!!!音無可憐さん」だかを見ていたら、またもや「ライバルのいじめっ子」として小嶺麗奈がキャスティングされていた。(ストーカーに対抗する人を「いじめっ子」と言うのか?)テレビドラマ女優的には、小嶺麗奈は、常に「勝ち気で意地悪」って役所なのである。映画の小嶺麗奈は、映画の小嶺麗奈で、また別物なのであるが。

(本人・事務所はそのことを自覚しているのだろう。それが何より証拠には、公式ホームページには「こんにちは、小嶺麗奈です。私のページを開いてくださって、ありがとうございます。ドラマでしか私を知らないあなたに、素顔の”小嶺麗奈”を少しだけでも知ってもらえたらいいな…と思います。 」などと書いてある。まぁ、芸能人がよく口にする「素顔の自分」という意味だとも思えるけれども、オレ的には、これは「ドラマは小嶺麗奈の本質ではない」と暗に言いたげに読める。)

 それにしても、小嶺麗奈は「丸い」。顎が丸い。凛々しい。榎本加奈子の鋭角の細い顎に対して、なんと凛々しい顎。オイラは基本的に顎がない人やら、顎がほっそい顔が苦手なので、小嶺麗奈のしっかりした顎のラインがナイスだと主張したいのであるが、いや、しかし、説教しながらぐるぐるカメラをまわる小嶺麗奈の顔の輪郭は、ちょーっと、ばっかり。

 つまり、オイラが本日主張したいことは「またもや小嶺麗奈に『ヒロインのライバル』というキャスティングをした奴は誰だ、ちょっと出てこい!」ではなく「やはり丸いのか!」ということなのだった。ぐえ。


980120a[ daily life / 日常生活 ] / マウス落下 / X-Japanと紅白の関係 / 売れまくるCDと失われた共通基盤 / 紅白歌合戦のお約束 /

 机の上の配置を変更したところ。机の角にマウスの領土が。んで、日になんども落下させていたところ、ものの見事に壊れました。と、いっても、ボールを保持してる裏蓋の爪が折れてしまっただけなのですが。しばらく考えて、セロテープで貼ってみました。おぉ、調子いいや。けど、この調子で落下させてたら、本質的に破損するのも時間の問題だなぁ。けど、マウスって、キーボードの右側以外に置けないからレイアウト的に難しいなぁ。

 いまさらであるが、突然、「X Japanの最後のステージが、紅白歌合戦、だった、ってのは、『ものすごくかっこわるいこと』だったんじゃないか」という疑問がが湧いてきた。そのあたりは、どのように皆、納得しているんだろう? と思って、周りの人間に聴いてみたところ「紅白歌合戦の存在自体がかっこわるすぎて、X JAPANが出る出ないの話じゃない」とか「X JAPANの存在自体を嫌いだから、紅白に出る出ないは関係ない」とか言われてしまう。

 うーん、そう言われてしまえば、そうかもしれないのだが、オレとしては「マンネリの頂点のような紅白歌合戦に『ロック系』な人が出るってのは、非常にかっこわるいことのはずなのに、いつの間にか『ボクはロッカーだから紅白なんかには出ません』的なコダワリの方が、よっぽど『かっこわるい』ように響くようになってしまったのだが、それは本当か?」あるいは「本当だとしたら、それはなぜか?」ということが聴きたかったのだが、あっさりと「そんなことは考えたこともない」と言われてしまったのだった。ぐえっぷ。

 不況のせいなのか平成の風潮なのか、「およげたいやきくん」を越えるレコード売り上げなど、二度と発生しないと思っていたのに、発生してしまうぐらい「みんなが同じ物を買う」このご時世、やっぱりみんな「失われた共通の基盤」を欲しているのかしらん、やはりそれは、マンネリだからこその安心感なのか? とか、考えたり。

 安心感のためには、「オーロラ輝子 / 河合美智子」という過剰にフィクションに満ちたその姿にも、素直に拍手しなくてはならないのか? とかいうことも、不問なのかしらん。

 ま、紅白については、週刊文春だかでナンシー関と近田春夫が検討していた「架空の順位」とそれに付随分析が非常に的確で、それ以上につけ加えることは何もないのだった。

 オレは、やはり「南極昭和基地と電話」してみたり「日本野鳥の会がやってきてパネルを集計」したりする「お約束」は大事だと思うし、そのお約束を甦らせてマンネリをこえた「大マンネリ」となった紅白歌合戦は、21世紀に突入するだろうと思う。

 言いたいことは「SMAP中居クンは、TALKが無礼だから、司会業はやめてほしい」ってことぐらいかな?


980119a[ daily life / 日常生活 ] / 雪 / 運動の本質とデジカメ / 「MAXMUM II」ゲット / 切なさと腹へりと心細さと / 「12モンキーズ」のラストの解釈 / ビジュアル系バンドと難しい名前 / 「逆説の日本史1」と「和の精神」 /

 徹夜明け。

 福岡は雪。視界が煙る。

 宙に舞う雪を撮影しようとQV10Aを振り回してみたが、動いているときは見えるのに、静止画像にすると写ってない。いや、「写ってない」ってのは語弊があるか。とにかく雪の本質は「落下」というか、「移動」というか、その「運動」にあるのだなぁ、と思った。

 とはいえ、よく考えると、そもそもの「雨」からして、撮影しづらい対象の一つであったな。

 何が言いたいかというと「運動」がその本質であるところの物体は「見えている」にもかかわらず、静止画像には収めることができない、という事。

 あーいや、雨は透明だから写らないのかもしれないけどさ、いやいやいや。

 うーん、「運動」が本質な物体は、ベクトルだからスカラーである静止画にはできないんだ、と語りたかったのだが、なんか、ほら、本質的に間違ったことを語ってしまったのかもとか、ほら、運動が本質やていうたら、ほら、やっぱ「風」とか、超もろ「運動が本質」って感じやん? せやけど、ほら、風が写らへんの、あたりまなんちゃう? 風って空気やし。

 と、いうわけで「『風』を撮影するためには、その『運動』を暗示させる物体を撮影せねば」という話とか「『寒さ』を撮影するには、その『特性』を暗示する物体を撮影せねば」とかいう話をしたわけだ。うそつけ、してないがな>オレ。

 なぜ、ここで、ウソ関西弁を使ってしまったかは、オレにもわからない謎である。

 MAXの2ndアルバム「MAXIMUM II」を買う。やっぱ、疲れた時や落ち込んだ時は、女の子の歌声が効くな。うんうん。

 それにしても、MAXの曲を聴いても「踊りたくなる」とは思ったりしない踊らないオイラであるが、なんか無性に「切ない」つーか「寂しい」気持ちになるなぁ。うーん、ま、ここで言う「切ない」とか「寂しい」というのは「寒くてお腹が空いてる」に似ている気持ちであるのだが。

 それにしても、今日は、ものすごく寒くて、頭痛するぐらい眠かった。これで腹減ってたら、かなり、やばい状況なんだけど、飯だけはめちゃくちゃたくさん食ってるからなぁ。今のオレの喜びは、「おいしもの食う」ことに集積されてるからなぁ。

「おいしいもの」とは、ほぼ「あったかいもの」で近似される季節である。

 MAXの曲調と無関係に、単に、寒くてお腹が空いていたらしい。


「12モンキーズ」は、やっぱり、ラスト、どうなったのかよくわからない。確証をもって「こうだ」と断定するには、情報が足らないんじゃないかと思う。

 メイキング・ビデオの中でテリー・ギリアム監督も「世の中のすべての謎が解明できると思ったら、間違いだよ」とか笑っていたので、「あえて幾通りもの解釈が可能な余地を残してある」んじゃないかな、と思う。

 とはいえ「未来世紀ブラジル」のテーマが「人は己の夢の中でだけ真に自由である」だったとすれば、「12モンキーズ」ってのは、「人は己の夢の中でも真に自由にはなれない」という物語だったのかもしれない。とすると「世界の支配」よりも「時間の支配」の方が、強烈なのだろうか?

 ともかく、「ブラジル」を横軸にして「12猿」を縦軸にすると、交点がますます「1984」って感じだなぁ。

 あ、いかん「人は夢の中では自由ではない(=現実に戻れ)」って「メッセージ」を(勝手に)受け取ってしまうオレって、夏エヴァの影響から脱してないや。


 FOLDERのボーカルのガキって、SPEEDヒトエと同じ系列の顔してるなぁと思ってみてたんだけど、じつは安達佑実と同じ顔してただけか

 あと、ビジュアル系のバンド名ってどう読んでいいのかわからない名前が多くて不安だ。「L'Arc-en-Ciel」は、どうやら「ラルクアンシェル」と発音していいらしいのだが、「MALICE MIZER」は、読めそうで、いまだになんと発音するか、わからない。(980122追記:「MALICE MIZER」はそのまま「マリスミゼル」と読んでいいらしいぞ)

 ってのは、CDTVの録画をみつつ思ったことね。にしても、1月も終わらんとするのに、いまだに、ランキングが「年間ランキング」の影響を脱してないなぁ。

 最近の曲では「1/3の純情な感情 / SIAM SHADE 」がけっこうイチオシなんだけど、この曲もサビ以外がいまいち面白くないからなぁ。その前では「虹 / L'Arc-en-Ciel」がイチオシだったのだが、この曲もサビ以外がいまいち面白くないからなぁ。


 ためしに、「逆説の日本史1」を布団に潜り込んで開いたのだが、そのままのポーズで超速攻でそのまま寝てしまったのだった。どうして「そのままのポーズで」と見てきたようなことを書くかというと、朝起きたら、開いた本に頭がはさまっていたからである。

 にしても「和をもって尊しとなす」の「和」とは何か、ってって話は、面白かったな。「話し合いで全会一致で決定すれば、どんなことでも制限無しに決定できる」ってのは「言われたら、そのとおりやねぇ」と思う。それにしても「基本的人権がどうして何人も奪うことができないのか」って質問に「創造主がそういう具合に我々を作ったから」って答えてしまうキリシタンって、すげーなーって思ってしまうわな。

 って書くと、ネタバレになるのだろうか?

(をい、ちょっと待て、本開いて超速攻寝たのに、どーして、内容知ってるんだ?)


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