諸星未来堂ープ

暑かったり雨降ったりの五月第三週


MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1998 May 3rd Week


Japanese-Language Contents


実はメトロ版の方がリム版よりも更新が早いのは秘密なんだ!
でも、よいこは両方ともブックマークしておこうね!

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1996年のワープ日記はSAKURAのサーバへ移動しました。

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過去のワープ日記の検索 :

【TOPICS】

980517b[ recycle of warp diary / ワープ日記の再利用がしづらい話 ]
980517a[ daily life / 日常生活(日) ] / GTの家で昼飯 / 苗木を育てて環境テロ / 「怪奇版画男」 / 木造建築の素晴らしさ / こそこそ作業 / BGMは「RISE / SPEED」 / 首下げ筆記具 / 「楽園」文庫平積 / 「ウクレレラブ」発見 / ヒロスエのニューシングル発見 /
980516d[ MOVIE"ROBOCOP2" / 「ロボコップ2」をTVで観た ]
980516c[ daily life / 日常生活(土) ] / 昼過ぎ起きる / だるだるです / ロボコップ2観賞 / 電波少年の焼きカタツムリに感動 / 天神までお金をおろしに行って失敗 / トンカツ食う / 文化堂閉店 / 福屋書店に行かず / 仕事場でこそこそ作業 / 「スターシップトゥルーパーズ」の感想メモ / 「Web日記とは何か」 /
980516b[ What is "WebDiaryLinks?" / Web日記リンク集とは何か? ]
980516a[ MOVIE "StarShip Troopers" / 「スターシップ・トゥルーパーズ」感想メモ ]
980515b[ NOVEL "HONOGURAI MIZU NO SOKO KARA" / 『仄暗い水の底から』読了 ]
980515a[ daily life / 日常生活(金)] / 細々下準備 / QV10A回収 / みーちんぐみーちんぐ / ラーメンと餃子 / QV11が16,000円 / ブルースハープ教則本 / 「仄暗い水の底から」読了 / シナトラ没 / インドネシア170人焼死 /
980514a[ daily life / 日常生活(木)] / 資料作り / 大ボス様ミーティング / 卒業証書を探せ! / 焼き魚弁当 /
980513a[ daily life / 日常生活(水)] / 「朝まで仮眠」は仮眠ではない / 爽やかに朝作業 / 英英辞典と和英辞典で英和辞典 / ねこぢる自殺 / ミーティング / QV修理完了 / インドは核武装してなかったのか! /
980512a[ daily life / 日常生活(火)] / 発展脳がぐちゃぐちゃな夢 / 居眠ったまま朝 / 陰謀がらみのミーティング / 目が血走るミーティング / 豪雨 / ノートンとネスケ4 /
980511a[ daily life / 日常生活(月)] / 週明けからうんざり / 年間計画刷新なのか? / 浜勝で「大盛り」の謎 / 徹夜で英語読む / 大雨に降られる / 気絶する /

MOROBOSHI Tomorou's Warp Diary 1998 May 3rd Week
980421【TSUTSUJI】(CASIO QV10A)
980408【SAKURA3】(CASIO QV10A)
980408【SAKURA】(CASIO QV10A)
980327【BlueWater】(CASIO QV10A)

980517b[ recycle of warp diary / ワープ日記の再利用がしづらい話 ]

 Web日記を書いている以上は、過去の日記へのアクセスを容易にして、再利用性を高めたい。それには、コンテンツ・インデックスが有用だろう、と思うのであるが、どうもオレ的には「再利用性を高めたくない」というのが本音らしい、という話。


 AI出版のムック本「ホームページデザイン」のvol.3と5を、読み返している。

 3は「自動ホームページ生成」の話。5は「Web-zine」の話。5は、ワンソール・マルチユースも興味あったんだけども、まぁ、個人よりはむしろ、企業向けな記事みたいで、どうもオイラにはピンとこなかった。

 過去のワープ日記の管理をほったらかしにしているので、すでに再利用不能になりつつあって、なんか抜本的な解決法がないだろうか? と悩んでしまうわけだ。

 まぁ、思いつくままに書き飛ばしているワープ日記を、再利用しよう、と企むのが間違っているといえば、間違っているわけなのだが。

 CGIを使わないとしても、htmlからインデックスを自動生成する仕掛けぐらいは持っておかないといかんなぁ、とか思うのであるが、自分のperlの知識とか考えると、途方にくれるわけだ。うむ。

 欲しい機能を列記すれば、

  1. 過去の日記の内容を知っている人が、過去の特定の記事をすみやかに発見できる仕組み。
  2. 過去の日記の内容を知らない人が、過去の日記の概要を短時間で知ることができる仕組み。
  3. 特定のジャンルの記事でけを抽出して読むことができる仕組み。
  4. 全文検索。
といったようなことになるだろうか。前の二つは最低限度必要で、残り二つは、あればうれしい、といったところだろうか。

 どうして、これらの機能が欲しい理由かと言えば、「Web日記のあるべき姿」として、

  1. 内容はおぼえているが日付をおぼえていない一ヶ月程前の記事を、容易に探せること。
  2. 一ヶ月ぶりにやってきて、読んでいなかった一ヶ月間の内容を、ざっと理解できること。
と、いうようなことを考えているからだ。

 これには、やはり「コンテンツ・インデックス」(日付順インデックスではなくて、内容が類推できるタイトル等でまとめられたインデックスのこと)を作るより他無しなのではないか、と思う。

 まぁ、これは自分も含めて「そのWeb日記の内容をだいたい知っている者」に対するサービスなわけで、これとは別に「始めてやってきた人」や「検索エンジンから飛んできた人」に対するサービスは別に考えなくてはいけない、と思うのであるが。それは、また今度考えよう。

 まぁ、このあたりは、なひ氏の影響が大、なのであるが。(「Linkavailable:ユーザさまへ」「き帳:Document Index: 97/10/21」参照。ん? Linkavailableはオイラの記憶と文章が違う。すでに変更されちゃったのか)

 で、技術的問題はさることながら(オレ的には大問題でも、実際に、これらを自動でやってるWeb日記はいくらでもある)、オレ的には、「オレ的日記の書き方が、はたしてこのような処理に載せることができる形式になっているのか?」というのが最大の問題だなぁ。うーむ。

「身辺雑記」から、なるだけ記事を切り離して、タグをうてばうつほど、再利用性はあがる気がするのだが、どうしても、ごちゃごちゃに「身辺雑記」にまとめてしまいたい衝動がわいてくる気がする。うーむ。

 再利用されたくないのか? >オレ。

 再利用性を減らしてでも「身辺雑記」としてまとめて「オレの一日はどうだったのか」を書いておかないと、自分で自分の記憶が信用できない、というのが、本音なような気がするな。

 そういう作業は、非公開のローカルな日記とか、紙の日記帳でやんなさい>オレ。


980517a[ daily life / 日常生活(日) ] / GTの家で昼飯 / 苗木を育てて環境テロ / 「怪奇版画男」 / 木造建築の素晴らしさ / こそこそ作業 / BGMは「RISE / SPEED」 / 首下げ筆記具 / 「楽園」文庫平積 / 「ウクレレラブ」発見 / ヒロスエのニューシングル発見 /

 昨日は、「夜はヒッパレ」「Love2あいしてる」「CDTV」を観賞して寝た。


 朝、GTから電話。「スターシップトゥルーパーズを観にいかんか?」というお誘いだが、オレは観てしまった。かわりに「九州国宝展観にいかんか?」と提案したが、GTはすでに観てしまっていた。むぅ。

 しょーがないので、飯でも食おうという話になるのだが、あいにく、週末にお金降ろさなかったので外食できるほどの資金がない。

 結局、GTの家で、ヒジキ御飯とサバ味噌煮缶をごちそうになる。むしゃむしゃ。

 GTが住んでいるのは、個人商店の3階を改造したアパートで、お店の横の狭い階段をぐりぐりと登っていった先に、ポッと開けた場所にある、一種「隠れ家」的なアパートである。

 3階とはいっても、高さは4階程度あるし、まわりは2階建ての住宅ばかりなので、けっこう見晴らしがよいのであった。

 GTは「いつかオレの手で、このコンクリートジャングルを雑木林に戻してみせるぜ!」的なエコロジストつーか、「環境テロリスト」みたいな野望を胸に、アパートで、拾ってきたドングリと夏みかんの種を発芽させて、ビニール植木鉢で育てているのだった。

 充分に育ったところで、街のそこかしこに「こっそり」と植林するのが「環境テロリスト」の野望なのであるが、どうも、街を雑木林で埋め尽くしてやる! って前に、部屋が苗木に埋め尽くされるんじゃないかしらん? という気がしないでもない。

 まぁ、GTはオレより数百倍几帳面なので、大丈夫だろうが。オレなら、あっという間に部屋が腐海に沈んでいるな。

 で、飯食った後、GTの所望で、SPEEDのビデオ鑑賞会などを行う。GTは「寛子のおかげで、日本人ヅラした女の子が、たくさん勇気づけられたに違いない」と寛子擁護派で、常識人であるので、アンチヒトエである。よって、オレとは意見が合わないのだった。わはは。

 さらにMAXのビデオも見せるが、ユーロビート時代のケバいメイクのMAXを受け付けないらしく「うーん、このメンバーのうち、今も残ってるの、何人なの?」とか言い出す。今と同じだってばよ、メンバー。

「怪奇版画男」唐沢なをき、を読ませてもらう。「全部版画で連載するすごい連載だ!」というので読んだが、すごすぎた。夏休みネタの「群衆三連発」とか、見てて叫びそうになった。あとがきから、初出一覧から、帯まで全部版画なのにもたまげたのが、初出一覧で「ビックコミックスピリッツ」って文字列が20個近くも並んでいるのを見ると「これを全部わざわざ彫るってのは、グーテンベルグに対する叛逆だな」とか思って、途方にくれてしまった。

 GTから「木の家がいかに素晴らしいか」という講義を受けつつ、木造建築とエコロジカルな生活のムック本を次々に読んでみたら、基本的に「古くてツタがからまった家」が苦手なオイラは、どうもついていけないものを感じるのだった。


 と、いうわけで、夕方から仕事場に出てきて、作業をこそこそとしているのだった。

 土曜日にこそこそしようと思っていたのだが、土曜日、くたばっていたからな。

 そういうわけで、かれこれ7,8時間ほどぶっ続けで作業をしていたのだが、やっとこ形だけはできたのだった。ほー。

 もちろん、これから点検してから動作テストしなくちゃいけないわけで、しかも、ちゃんと動いても、望む結果が出るかどうかは、さらに色々やってみないといけないんだけどね。

 いやーしかし、5行程の最初の1行程に4時間もかかって、どうなるかと思ったけれども、一番面倒な最初の行程が終わってしまえば、あとはそこ基準で作業すればいいので、3時間ぐらいで終わったわいな。

 はー、しかし、日付がかわる前にテストしておいた方がいいなぁ、集中力が切れてきたような気がするし。

 ちなみにBGMは、SPEEDの「RISE」だわ。手作業だから、歌詞あっても邪魔にならないからねー。


 最近、気になる曲はブラックビスケッツの「タイミング」とGLAYの「誘惑」である。前者は単純に聴いて楽しそうだから。後者はカラオケ対策に。


 首からぶら下げる筆記具が、またまた欲しまってきた。

 金属製のペンダントみたいなもので、実はボールペン、とかいうのを望むのだが、なかなかないなぁ。うーむ。

 キーホルダーにぶらさげてもいいのだがなぁ、筆記具。キーホルダーには、マグライトの超小型版ソリテイルと、ビクトリノックスの超小型ナイフ「クラシック」をぶら下げてて、すでにけっこうな体積になっているので、ここに小型ペンのひとつぐらいついても構わないんだけどねぇ。

 ただ、筆記具はある程度の長さがないと、書き味悪いから、どうしても長いんだよなぁ。うーむ。手帳用のシャープペンとかは、細すぎるし。

 ちょうど単3電池ぐらいのサイズの耐水性ボールペンがあるといいんだけどねぇ。うーむ。


 本屋&CD屋をブラブラしてみた。

「楽園」鈴木光司は、とっくに新潮文庫になって平積まれていた。

 ふじひろ氏推奨のウクレレ本「ウクレレラブ」発見。

「タイミング / ブラックビスケッツ」売り切れ。

 ヒロスエのニューシングルがすでに発売されていた。うーむ、どうするかな、買わねばならないのだろうか。うーむ、その前に写真集の「No Make」を買うべきだろう。うむ。


980516d[ MOVIE"ROBOCOP2" / 「ロボコップ2」をTVで観た ]

(980517執筆)

 TVで「ロボコップ2」観賞。

 以前、劇場で観た時ほど「グロい」とは思わなかった。

 人形アニメが、予算くってるなぁ、と思う。

 オチにいまいち捻りがないのが、難点だと思う。

 吹き替えだと、いまひとつ「ロボコップらしさ」を感じないのも難点だ。

 しかし、かなり「おバカっぽい話」に感じるのだが、実は2まではピーター・ウェラーがやっていたのだなぁ。うーむ。3で降板したのは、たしか「裸のランチ」出演のため、だったような記憶があるのだが、ロボコップ3の主演を蹴って「裸のランチ」に出たのは正解だとオイラは思うな。

 ロボコップが、実際にはどのようなメカで脳とコンピュータを接続してるのか不明で、1,2,3で整合性がぜんぜんとれてない気配を感じるのだが、そういう設定の非整合性と無関係に「改造人間になって人間でなくなった者の悲劇」は、おもいっきり表現できてしまっているのだった。「ロボコップのくせに、仮面ライダーやキカイダーやロボット刑事級のドラマができるのな」と言いたいのであるが、日本の子供向け特撮TV番組と、ハリウッド映画、どっちが高尚(だと思われている)かと考えると、「仮面ライダーのくせにロボコップを先取りできたのか」というほうが、正しいのかもしれない。ま、オレ的には、仮面ライダー、キカイダー、ロボット刑事の方が、ずっと偉いのだが。わはは。

 なお、「ロボコップはロボット刑事のパクリか?」という話は、ワープ日記980130aの12パラグラフあたりから。基本的に、いいがかりだと思う。

 念のため映画3作に対する評価を書いておこう。

『ロボコップ』  1作目だから、みてみよう。
『ロボコップ2』 みなくていいかも。グロくて嫌い。
『ロボコップ3』 もぉ、バカ度最高! 観るしかない! ゲラゲラ

 若干詳しいネタバレ編はこちら


980516c[ daily life / 日常生活(土) ] / 昼過ぎ起きる / だるだるです / ロボコップ2観賞 / 電波少年の焼きカタツムリに感動 / 天神までお金をおろしに行って失敗 / トンカツ食う / 文化堂閉店 / 福屋書店に行かず / 仕事場でこそこそ作業 / 「スターシップトゥルーパーズ」の感想メモ / 「Web日記とは何か」 /

(980517に執筆)

 本日の歩数、14,320歩。

 昼過ぎ起床。

 だるーい。風呂あびても、ぼーっとしていて、何もする気が起きない。

 部屋の片づけをするか、さもなくば、さっさと仕事場いって作業した方がいいのだが。うーむ。


 TVで「ロボコップ2」観賞した。感想は別項


 電波少年は、無人島脱出なるネタ。「笹茶がうまい」「焼きカタツムリがうまい」というネタに感動する。やっぱ、貝類は基本的に全部うまいんだなぁ。


 週末なのにお金をおろし忘れていた。だらだらテレビを見ているうちに、17時をすぎてしまったので、天神まで出ておろしに行く。

 天神に出ても、土日は17時でATMは全部停止してしまうのだった。ぐえ。

 腹が減ってしかたがない。ふと財布を開くと、2,000円入っていた。あれ? 空っぽだと思って、あわてておろしにきたのに。天神まで出てこなくても充分週末をすごせたじゃないか。確認しろよ>オレ。

 ビブレの地下一階で、トンカツたべてみたり。なんか、ここ数日、トンカツがマイブームである。

 ビブレ地下一階のレコード店「文化堂」が閉店していた。ここは、クラシックの品揃えが豊富だったような。というか、オヤジが足繁く通っていた店なので、オヤジはがっかりしているんじゃないかな?

 久しぶりに福屋書店にでも行って、ずっと捕獲失敗している「すげこま」の単行本をまとめてゲットしようか、と思ったが、資金が無いのを思い出して断念。

 と、いうか、福屋書店に立ち寄って、「ねこぢる追悼特集」とかいう棚があったら、欲しまりそうで、嫌なので行かない。


 仕事場にきて、こそこそと作業。


 ここ数日、ちょこちょこっと書いていた「スターシップトゥルーパーズ」の感想メモを、まとまらないまま公開したのは別項

「Web日記とは何か」を考えようとしたのだが、日記系リンクスの意義について、になってしまった、というのは別項


980516b[ What is "WebDiaryLinks?" / Web日記リンク集とは何か? ]

 なにやら日記猿人が騒がしいようだが、普段あまりまじめにチェックしてないので、詳細はよくわからない。そして、騒ぎに連動して「日記猿人とは何か?」と「Web日記とは何か?」という話が、いろいろな日記で語られている。

「日記猿人」に関しては、登録はしていても、現在は熱心な利用者ではないし、管理体制も安定しているのもあって、特に言いたいことはない。

 よって、「Web日記とは何か?」という話だけ、書きたいと思う。

 が、考えまとめるのが面倒なのと、だいたい言いたいことを列記して眺めてみると、どうも「よろずや談義980507」と大体同じというか、オレが書くよりもこちらを読んだ方がよっぽどきちんとまとまっておるわい、と思ってしまって、書く気が失せたのだった。(と、面識もないのに、とうま氏に失礼かもしれない言い草だが)

 とにかく、思いつくことを順番に箇条書きにする。(ためしに番号つけて箇条書きにするけれども、特に意味はない)

 そして、どうも「Web日記とは何か?」ではなく「Web日記リンク集とは何か?」という話で終わってしまったようだ。


  1. 公開している他人の日記に対して批判することは、道義に反しない。
  2. 内容によらずあらゆる批判を拒否するならば、その日記は公開すべきではない。
  3. 私が日記猿人に参加している理由は、
    1. 創設当初のしがらみ。(アンチ津田日記リンクスとして開始された「ばうわう氏の日記猿人」に対する監視目的と、アンチ津田日記リンクスであるが故の可能性に対する期待)
    2. 純粋に、新しいWeb日記リンク集に期待して。
    3. Web日記を公開している以上、リンクは広ければ広いほどよいから。
    である。以前のワープ日記の記述を引用すれば、以下となる。 『ワープ日記970713a』
    ボクが日記猿人に参加している理由の一つは「津田日記リンクの失敗をふまえて日記猿人がどうやって生き延びていくかの観察」ですから。もちろん、純粋に「Web日記がリンクしていく、というコミュニティの可能性を信じているから」ってのもありますが(これが理由の2)。理由の3は「リンクは広ければ広い方がいいから」ってこと。1.は「反感」と「興味」、2.は「共感」、3.は「利用価値」ってことになるかな?
  4. 日記系リンクスの価値を「ランキングしかない」としている意見に対しては、反対だ。もちろん「価値の大きな部分はランキングだ」というのは自由だし、かなりあたっているとは思う。しかし「だけ」とは思わない。
  5. 私は日記系リンクスの最大の価値は「Web日記の情報の集積と保持」にあると思う。「とりあえず、『津田日記リンクスの##番』あるいは『日記猿人の%%番』、と言えば、細かいURLその他を説明しなくても、後日追跡してもらえる」という、安心感である。いってみれば「Web日記・村役場」というか「Web日記・住民登録」とでも言うか。
  6. 個人のWeb日記は、URL変更やサーバ不調などで、アクセスできなくなることが多く、「そこに行けば、とりあえず、求めるWeb日記の所在が検索できる場所」が必要とされるのだと思う。
  7. サーチエンジンが発達した今日では、しかるべき日数(サーチエンジンのロボットが新しい情報を仕入れてくる日数)の後は、日記名だの、作者名だので検索すればよいので、必ずしも「必須」ではないと思うが。
  8. 日記系リンクスが、どうして必要とされたのかと言えば、基本的に「Web日記は、さほど情報的に価値があるわけではないから、リンク集を分類整理する必要がない」と、企業ベースのディレクトリサービスから取り残されるために、どうしても、「日記だけのリンクが必要だ」と思う人物によってしかリンク集が運営されないのだと思う。
  9. 私は日記猿人ランキングに(実質的に)不参加である。なぜかというと、「日記系リンクスの本質的な価値は『一カ所にWeb日記の情報が集積されていること』にあるので、ランキングとは付加価値でしかなく、無くてもいいから」であり、そして「ランキングは、必ずや日記者の暗黒面をひきだすので嫌いだから」である。(ワープ日記970717bワープ日記960702b、参照)
  10. そうは言ったが、私は日記猿人のランキングには、実は、参加している。(不参加処理はしていない)。これは、まぁ「あえて不参加にして『ランキングの価値を認めない!』と声高に主張する必要はない」と思ったからである。というか、昔から「リンクスの価値はランキングにある」という趣旨で論争は起こってきて、それに反対してランキング不参加にすると、「ランキング不参加のヤツは、ランキングに関しては黙ってろ」とばかりに、話を強引に進める人がいたりいなかったりしたこととも関係している。
  11. しかし、投票ボタンを付けたことはないので、「実質的にはランキング不参加」となる。
  12. 手動更新は、日記猿人に関する話題を書いたときにしか、しない。一行コメントで毎日の内容紹介をすることは、読者に対するサービスだとは思うが、あまりに面倒で実際に毎日、一行コメントを更新し続ける気力が、私にはない。また、一行コメントを工夫することは、すぐに刺激的なコメントでアクセスを稼ぐという「客寄せ行為」の魔力に魅入られて暴走することになりそうで敬遠したいからである。
  13. 「日記猿人に関する話題の時だけ一行コメントを更新する」というのは、立派な「客寄せ行為」ではあるが、誰も気づかぬ場所で批判するのもなんなので、とりあえず日記猿人ネタの時は、日記猿人利用者に知らせるのが仁義かと思うからである。
  14. というか、日記猿人に関する話題は、日記猿人利用者に読んでもらうことで、読者の何割かには有意義だと思っている(思いたい)からである。
  15. とはいえ、誰かのWeb日記を批判した時に、その作者に知らせる必要があるとは思っていない。

 本日のまとめ「日記系リンクスの一番の存在価値は『Web日記情報の集積』にある。ランキングにあるわけではない」


 ほかにも書きたいことが色々あるような気がするけども、とてもじゃないが、一度に書いてられなかった。許せ。

 過去ワープ日記の「津田日記リンクス」、「日記猿人」がらみの記事へのリンクも、膨大? で、やってられなかった。興味ある人はワープサーチの検索結果から、探ってもらうと吉。

 サクラインターネットのサーバはあまり丈夫じゃないので、うまく動かない時は許してたもれ。あと、関係ない記事もひっかかるかもしれないけど、許してたもれ。あと、関係ある記事がひっかからないかもしれないけど、許してたもれ。一応、このサーチエンジンの検索元は、ワープ日記の昨夜までの全記事が入っているはず。入ってなかったとしたら、それは事故的なもので、故意に外したものではないので、オイラに通報してくれると吉。

 しかし、インデックスの整備不良もあって、もはや自分が過去のワープ日記で、何をどう書いたのか、自分でもわからないとは、お恥ずかしい限り。ワープサーチ使わないと、記事すら発見できないのを恥じ入るべきなのか、「あぁ、ワープサーチ作ってよかった」と喜ぶべきなのか。とほほ。


980516a[ MOVIE "StarShip Troopers" / 「スターシップ・トゥルーパーズ」感想メモ ]

 というわけで、先日(980510a)に観賞した映画「スターシップ・トゥルーパーズ〜恐怖のムシムシ大軍団vs愉快な独立愚連隊〜」の感想文を書こうと思ったのだが、メモ列記だけで力尽きてしまった。

 なんか、「軍国主義万歳な最低の映画だった」とか「バグのCGだけは見応えがあった」とか「さすがバーホーベンは最低監督だ」とか、ありきたりなことなら書けそうな気がしないでもないのだけども、なんかラストの「軍部宣伝番組風エピローグ」みたあとの「げんなり」というか、ぐったりした気分が抜けなくて、実のところ、重箱の隅つつき的な意見以外は、何も考えたくないというか。

 って、この「ぐったい」とか「げんなり」ってのは、さほど不快なものじゃないんだけども、運動した後の爽快感をともなう疲労感とも違って、なんというか、純粋に「ぐったり疲れた」というか。

 独自の「まとめ」的なものはとても書けそうにないから、誰かの感想文にツッコミでも入れるかなぁ。

 最後に私信めくけども、「例外的に諸星ならば、SSTを誉めるのでは?」と期待してた人は、すまん。オレはそれほどゲテモノ趣味じゃないんだわ。

 というわけで、ネタバレしますので覚悟の上で、別ファイルにどうぞ。

980516z「スターシップ・トゥルーパーズ」感想メモ・ネタバレ版


980515b[ NOVEL "HONOGURAI MIZU NO SOKO KARA" / 『仄暗い水の底から』読了 ]

「仄暗い水の底から」鈴木光司,を読了。

 東京湾を舞台にした、「水」にまつわる短編集。

 実にコッテリとしてて、面白かった。

 裏表紙の「実は皆が知っているのだ……海が邪悪を胎んでしまったことを。」っていうアオリを警戒して、ツンドクしてしまっていたのだが、面白かった。オレ的には、このコピーははずれだなぁ。

 都市の中で少しずつ狂っていく人間が、都市の中にいかに恐怖を作り上げていくのか、逆に狂った状況の中で、人間はどこまで強く生き抜くことができるのか、がわかるというか。

 超常的怪奇現象が実際に起こってる話と、実際にはどうかはわからないが、主人公らの想像力が世界の中に怪奇現象を読みとってしまう話と、両方が入ってるけども、オレ的には後者の「実際に怪奇現象だ、とは書いてないけども、登場人物らの想像力の力で、まぎれもない怪奇現象が読み出されてしまう話」の方が好きだな。

 まー、なんか「ホラー」とか「怪奇」とかより、どっちかというと「ブラックユーモア」とかに近い気がするけども。

 しかし最終エピソード『海に沈む森』からにじみでる鈴木光司的「生きれ!」は、なんか、もぉ、何かを通り越してすがすがしいな。

 体育会系の「生き抜く意志の力が世界を切り開く」とか「健全な肉体に健全な精神が宿る」とかいう話は苦手なオイラなので、鈴木光司的「生きれ!」では、「ぐえー」とか思うはずなんだけども、エッセイも含めて、有無をいわさぬ腕立て伏せとベンチプレスの迫力というか「子育て作家であるオレはジムで肉体を鍛えている。この鍛えられた肉体に宿った力強い精神で、この狂った世界から家族を守るのだ!」とか鈴木光司に言われたら、頷いてしまうだろう。(たぶん、村上龍から「オタクは皆殺しにしてもいい」といわれても、頷くかもしれん。)

 しかし「紙おむつとレーサーレプリカ」もそうだけども、いきなり神経質そうで少しおかしくなりかけた母親が出てきすぎな気がするが。余計なお世話だが、初恋の人でもある奥さん、そういうタイプなのかー? とか考えてしまうな。

 エッセイ読むと、鈴木光司の「生きれ!」的主張がよくわかるんだけども、解説の篠田節子が「作家の本質はその作品世界を総括するところのもで、エッセイその他で本人が主張するところとは微妙にずれる」と書いているのも、本当だろうなと思う。

 鈴木光司が「自分は文学をめざしている」とか「『ループ』はSFじゃない」とか言っても、彼が本当に「何を」書いているのか,は作品を通してしか理解できないだろう。鈴木光司、読んでて面白いからいいんだけども。

 まぁ、作家がエッセイとか対談とか(あるいは、自分のWebとか)で「自分はあの作品を##として書いたのだからそう読め」とか言ってても、実際にその作品が##として読めるかどうかは、読んでみなくちゃわからないからねぇ。(##は伏せ字じゃなくて、任意の単語ね)。

 はやく「楽園」を入手して読まねば。


980515a[ daily life / 日常生活(金)] / 細々下準備 / QV10A回収 / みーちんぐみーちんぐ / ラーメンと餃子 / QV11が16,000円 / ブルースハープ教則本 / 「仄暗い水の底から」読了 / シナトラ没 / インドネシア170人焼死 /

 本日の歩数、13,400歩。

 朝から、細々としたことを。来週から本格的に忙しくなるための、下準備をしてみたり。


 お昼に抜け出して、カシオ福岡ビルまで出向いて、QV10Aを回収してくる。サービスセンターに行ったら、誰もいなくて、一人電話している風の人が「すみませーん、いま、昼休みで(人がいないんですー)」と電話の受話器の口を押さえて言うわけだ。

 むー、確かに、わざわざ昼休みの押し掛けて、応対させて悪かったわ。

 けどまぁ「平日の9時から5時まで」しか開いてないサービス窓口だからして、カタギの人は、昼休みにノコノコ出向くしかないわけで、一般人が昼休みの時に、しっかりと昼休みとって無人になってしまうサービス窓口って、いったい? という疑惑を感じてしまったんだよ。いや、まぁ「あのーオレも昼休みつぶして来てるんですけど」と言いたいだけで。

 暇つぶし用の「G-SHOCKカタログ」ぐらい置いておいてくれればいいのにねぇ。

 QV10Aは、電池カバー交換と、補助基盤交換で、合計8800円+消費税だったよ。復活したのでうれしまりさ。


 午後はずっと、ミーチング。みーちんぐみーちんぐみーちんぐ。

 けど、まぁ、本日はちょっと脳が回っているのか、担当者クンが「適度に省略」した部分がピンときたりしたよ。って、嫌な奴なのか>オレ。

 夕方、なんか雨が降ってきたよ。

 晩御飯は突如、ラーメンと餃子が食べたくなって、ラーメンセットとか食べてしまうのだった。

 キャナルシティ博多のT-ZONEに行ったら、キャンペーン価格でQV11が1万600円だったよ。新品が16,000円で、修理が8,800円なのかー、とちょっとルルルになったよ。けど、QV11は色がプラモデルシルバーだから、嫌いさ。ってこれは、負け惜しみさ。

 ブルースハープの教則本を買ってみたんだ。そしたら、曲のキーの4度上のハープで吹くとブルージーになる話とか、どこ吹いたら、どのコードになるのか、とか、ペンドのやりかたとか、詳しく書いてあったんだよ。(いまだに「ベンド」なのか「ペンド」なのか、よくわからない)。先日、ブルースハープ少年太郎クンの教則ビデオを買ったら、太郎クン父が「適当に吹いてりゃブルースさ!」とか、素人には何の慰めにもならないアドバイスをしてくれてて、途方にくれてたから、非常に勉強になったよ。

 しかし、どーして強く吸ったら音が半音さがるのか、いまいちわからない。気圧が下がると音が下がるのかな? ギターがチョーキングで半音あがるのは、張力(テンション)が上がるからだとわかるんだけどね。

 おぉ、なんか、口をすぼめて力一杯(福岡地方では「ちかっぱい」と発音する)吸ったら、音が半音さがったような。けど、1,2,3,10穴で、三回に一回ぐらいしかならないなぁ。

「仄暗い水の底から」鈴木光司,を読了した話は別項


 フランク・シナトラ没。

 インドネシアではショッピングセンター放火で、170人が焼死。ちょっと凄い数だなぁ。


980514a[ daily life / 日常生活(木)] / 資料作り / 大ボス様ミーティング / 卒業証書を探せ! / 焼き魚弁当 /

 本日の歩数、14,400歩。

 ミーティング資料を,ごりごりとでっちあげるので、あまり寝てない。るるるー。

 ボス,大ボス様を前に、ミーティング。

 うぎゅー。ぶしゅうう。

 今週は、細々と忙しかったが、来週からは大々的に忙しくなると判明。がばらねば。


 夕方になって、とある資格試験の願書締め切りが、本日までだと気付く。ぐえ。いつも、ぎりぎり人生なのか>オレ。

 出願に必要なのは、手数料の振り込みと、印鑑と、写真と、ん? 「大学の卒業証明書」だとぉ!?

 大学の卒業証明書がいるとは、知らなかった! 調べろよ>オレ。

 ていうか、もぉ、ここ二週間の忙しさに、すっかり出願する気力を失っていたからなぁ。ってこれはいいわけだけども。

 あ、なーんだ「卒業証書のコピーでよい」か。ふふふ。これでいこう。ん? あれ? 「大学院の卒業証書ではだめ」だとぉ!

 たしか、大学院の卒業証書は、本棚の上にあるが、大学の卒業証書はいったいどこなんだ? んー? 実家だ! 実家の仏壇だ!

 と、いうわけで、自転車ぶっとばして郵便局で入金して、本屋の横のスピード証明写真で無精ひげ面のまま写真とって、実家をめざして電車に乗るのはオレ。

 本日消印有効であるからして、タイムリミットまで1時間。

 暗黒ミラパルコ号をぶっとばせば、電車よりも速いのであるが、渋滞に巻き込まれたらアウトなのと、あまり寝てないので運転したくないのだった。

 4時半ぐらいに実家にたどり着くと、リビングでは母親がお茶を飲んでいるわけだ。のどかな風景。

「はぁ、あんたもあいかわらず、ぎりぎりねぇ。はー、なんか食べるね? 野菜たべてるね? あーカンヅメでも持っていく?」とか、「実家の母」全開なお袋を適当にあしらって、卒業証書の筒を持って、走り出すオレなのだった。

 コンビニで卒業証書をコピー。しかし、どうしてこんなに巨大なんだ>卒業証書。

 4時50分に郵便局に駆け込んで、出願封筒に「記入よーし、判子よーし、写真よーし、返信用切手よーし、卒業証書コピーよーし」とすべていれて封をして、「これ、簡易書留でよろしく!」と提出。

 郵便局のオニーサンは、にこやかにこちらを見つつ「指定の書類はすべてお入れになりましたか?」と聞く。「ぜんぶ入れました! 確認しました!」と胸を張るオレ。「では、この差出人住所氏名もご記入ください」とオニーサン。

 あわてて、書き忘れるなよ>オレ。はずかしー。


 ホカ弁焼き魚弁当たべて、寝る。


980513a[ daily life / 日常生活(水)] / 「朝まで仮眠」は仮眠ではない / 爽やかに朝作業 / 英英辞典と和英辞典で英和辞典 / ねこぢる自殺 / ミーティング / QV修理完了 / インドは核武装してなかったのか! /

 昨日は睡眠不足のせいか、夜になると関節が痛くて頭痛がしてきたので、家に帰って仮眠してみたのだが、目が覚めたら朝だった。これでは、仮眠とは言わないだろう。

 久しぶりに雨のあがった、爽やかな朝の空気の中、自宅リビングで、しこしこと昨夜やるはずだった作業をする、オレ。

 しかし、部屋が散らかっているので、英語の辞書が発見できない。うーむ、家の同じ屋根の下には、大小合わせて、10冊ぐらいは英和辞典があるはずなのだが、どこに行ってしまったんだろう?

 ロングマン英英辞典と、ライトハウス和英辞典を発見したので、「英英辞典でひいて、出てくる英語解説から連想される日本語を、和英辞典でひいて確認する」という作業をしてみたのだが、あきらめて仕事場にいったほうが効率あがると気づいたので、さっさと身繕いして出動する。

 1時間ほどで、長々とオイラを苦しめていた英語資料読みが終わったので、しかるべきレポーツともども、宇宙の彼方まで速達で叩き送った。って「速達で」ってあたりが、締め切りブッチャーなオレ。トホホ。


 漫画家のねこぢる、自殺。

(敬称略なのは、俳優、作家などは、直接面識がない場合は、基本的に敬称略にしているからで、他意はない)

 さほど熱心なファンではないオレとしては「『ねこぢるうどん』はこの機会に買っておくか」とか不謹慎な感想を抱いたりしてしまうのである。

 不謹慎ついでに言えば、この場合、新聞などには「漫画家のねこぢるさん(本名####)」とか書かれてしまうのだろうか? と思っていたのだが、本当にこのように書かれてしまうのだった。けど、実際に書かれてしまえば、さほど違和感がない気がするのは、やはり「訃報」の持つ、圧倒的な「厳粛性」によるものだろう。

 作風からいって、なんとなく自殺しても不自然に感じない気がするから、よけいそう思うのかもしれない。

 まぁ、元気はつらつなマンガを描く人が、実際に元気はつらつで、ダークなマンガを描く人が、実際にもダークであるか、ってのは考えてみれば、あまり関係ないのかもしれない。

 さらに言えば、ダークな人が自殺する、というもんでもないだろうし。

 ともかく、「ねこぢるうどん」の中の話だったと思うのだが、世界が魔術師だかの作る幻想に転落してしまう話があって、オレ的には作者の「ねこぢる」という人も、あっちの世界にいってしまったのだろうな、と思ってしまうのだった。


 大ボス様とミーティング。

 大ボス様は、大ボス様で、また別の思惑があって、話がこじれるのだった。

 って、本人のオレが、ボケーっとしてるのが悪いのだが。わはは。

 わははじゃないって。


 QV10Aが修理完了。8,000円とのこと。なんにせよ、直ってよかったナリよ。まぁ、実売価格2万円弱という話もあるので、修理に8,000円かかって、よろこんでいてはいけない気もするのだが、まぁ、このQV10Aは、オレにとっては、すでに「単なるデジカメ」じゃないからなぁ。うむうむ。

 とはいえ、カシオ福岡支社ビルまで取りにいかねばならないのが、面倒なことよの。(文句いうなよ>オレ。愛が足らんぞ、愛が!)


 インドの地下核実験がらみの新聞記事を読んでいて、オイラが思ったのは「エッ! インドって公式には核武装してないことになっていたのか!」ということで、自分の知識の曖昧さに恥じ入ってしまったのだった。

 米ロ英仏中の五カ国しか公式には持ってないのね。オレはまた、米ロ英仏中印の六カ国が持ってることになってるのかと思っていたが。って「公式には」ってあたりが、なんかいまだ曖昧なオレなのだが。

 あとイスラエルと南アも、持ってることになってるんだとばかり。うーん、自力開発は大変かもしれないけども、旧ソ連あたりから、いらなくなったやつをちょろっと買うのは、楽勝な気がするんだけどなぁ。

(980513追記:早速「南アはすでに廃棄したことになってます」とネットの彼方よりツッコミが。ありまちょう。オイラ的には「南アは(保持したことあったけど現在は)すでに廃棄したと言ってるけど、みんなまだ持ってることにしている」と言いたかったのだった。って、読み返しても誰がどう思ってるのか不明だなぁ。わはは。「ことになってる」って、誰が認定してるんだ?>オレ)

「パキスタンも持ってる」あたりになると、だんだんハリウッド映画的な「設定」に聞こえてくるんだけども、インドが持ってれば、やっぱ欲しいだろうなぁ。

 リビアと北朝鮮に関しては「持ってると思いたくない」から、あまり考えないんだけども。

 いやー、それにしても、原爆展の最中に核実験されてしまったら、なめられるにも程があるよなと思ったのだが、まぁ、インド政府にしてみれば、「原爆展がなんぼのもん?」って感じなんだろうなぁ。なんつーか、その、原爆展を開いて、原爆の悲惨さをアピールしていけば、いつか原爆のない世界が訪れるだろう、ってのは日本人だけが可能だと考える「コトダマな発想」なのかもしれないなぁ、とか思ってしまったよ。るるるー。

 なんか「世界で唯一の被爆国として、原爆は絶対に許せません!」ってキャッチフレーズで、日本が実効力があることができればいいんだけどねぇ。「経済制裁」で、実際に相手の核開発が不可能な状況に追い込んだりできるとか。まぁ、ホントにギュウギュウの経済制裁とかしたら、貧しい人が飢えて死ぬ方が先なんでしょうけども。それとも、経済で生きてる日本とか、インドとかでかい国を締め付けようとしたら自分が窒息するのかな? するだろうなぁ。

 まーしかし、なんだかんだ言っても、国連安保理の常任理事国の皆さんは、みんな核兵器もってるわけだから、「オレも核兵器作って、安保理事会入りするか!」とか企んでもしょーがねーって気がするよなー。まぁ、インドは別に常任理事国入りを狙ってるわけじゃないだろうし、「核兵器もってるから一人前」ってわけでもないんだろうけど。

 しかし、仮に日本が安保理常任理事国入りするとして「自衛隊を国軍に昇格させて、憲法九条を改正しろ」と言われる可能性は、無きにしもあらずな気がするんだけども、それに「やっぱ常任理事国なら、核武装してもらわないとね」とか言われたら、しちゃうんだろうかねぇ?

 まぁ、そういうときは「世界でただ一つの被爆国である日本だけが、真に核武装するにふさわしい国である。アメリカなどは、作って使ったことはあっても、その痛みがわかってない」とか言ってみるといいかもしれない。いや、世界で袋叩きにあっても知らないが。

(980513追記)
 ところで、諸外国(特に東アジア各国)って、どれぐらい「日本は実は密かに核武装している」って想定してるんだろうか? って、実際問題、日本ってどれぐらい核武装してるんだろうか? あー、そうか、日本領海内にある米軍基地や米軍の艦船、潜水艦にある核兵器は、外部から見れば立派な「日本の核武装」だよなぁ。まぁ、日本が核攻撃されたとして、報復に使われるかどうかは別として。

「エッ! 日本の領海内に入る米軍艦船って、核武装を解除してからやってくることなってるの! そいつはビックリだ!」
(980513追記ここまで)

 何にせよ、核兵器は、こっちの頭の上に落ちてくるとか、こっちに死の灰が降ってくる、とかじゃなきゃ、自分の所の領土で砂煙だかキノコ雲だかまきあげつつ実験してるだけなら、別にどうでもいいんだけども。

 逆に言えば、核兵器は、開発されちゃうと、こっちの頭の上に落ちてくることも、死の灰が降ってくることも考えなくちゃならなくなるから、困るんだけどね。


980512a[ daily life / 日常生活(火)] / 発展脳がぐちゃぐちゃな夢 / 居眠ったまま朝 / 陰謀がらみのミーティング / 目が血走るミーティング / 豪雨 / ノートンとネスケ4 /

 本日の歩数、5,250歩。


「人間の発展脳のグチャグチャな部分が私を通して流出するのよ! 私はこんな所にくるべきじゃなかったんだわ」

 というのは、オイラの夢の中のオネーサンの絶叫台詞なのだけれども、アートギャラリーの展覧会会場で、そんなこと叫びながら、右手からドロドロと七色の色彩を発射して会場を発展脳のグチャグチャで染め上げられても困るわけで、「発展脳」ってなんか「毒電波」に匹敵するやばげな単語だよなぁ、とか思いつつ目を覚ますオレ。

 はうッ! こ、ここは! はう! し、仕事場くぁ! は、くしゅん!

 いねむりクンで居眠ったまま朝を迎えてしまったらしい。くちょ。しかも、仕事場はクーラーかけっぱなしで、寒い寒い。湿度高いからしっとりと寒い。んで、机に突っ伏して寝ているのが約3名。オレたちって、バカ?


 午前中に、ボスとミーティング。年間計画大幅刷新のことは、お互いに言及せず、小規模刷新程度の規模で、カレンダーをいじくりまわす。

 しかし、お互いの言葉の裏側にドンヨリと大規模刷新計画の影がちらつくあたりが、「見えないパラメータ」つーか「フリーメーソンの世界陰謀」つーか、いやーんな感じ。

「ふふふ、越後屋おぬしも悪よの」(意味不明)


 昼から大ミーティング。先ほどまで机に突っ伏していた人が血走った目でプレゼンするのを、先ほどまで机で突っ伏していた人が血走った目で見つめるという、血走ったミーティングだった。

 ぐーぐーぐー。寝てる場合か>オレ。

 中庭の反対側のビルの細部が見えないような、猛烈な雨が降り続いている。これぐらい強い雨だと「雨は白い」と言っても過言ではないな。カメラに写るかもしれないな。

 はー、ミーチング終わり。作業の残りを片づけねば、「真の締め切り」をぶっちすると「死の締め切り」がやってくるからなぁ。こえー。

 季節柄、自販機から「あったかい」が無くなってしまって、冷たい缶コーヒーしか摂取できなくなって、体温が下がる下がる。って、君は変温動物なのか>オレ。


 大ボス秘書さまが「ノートンかけたらエラーで止まる。それと、ネットスケープで検索がうまくできない」と言うので「正しいノートンとネットスケープの使い方」をレクチャーして脱出する。

 そろそろ、自力でなんとかしてもらわんとね。ふふふ。

「よくわからん」と内線電話で泣きつかれる。ぐえー。

 電話で指示をだす。自力でなんとかしてもらわんとね。ふふふ。

「よくわからんから、なんとかせれ」と内線電話で「怒られる」。ぐえええ。

 結局、スキャンディスクだけじゃなくて、SpeedDiskまでかけるはめになった上に、ネットスケープ4のインストールまでさせられてしまう。う、ううう。つい、こうやって手をかしてしまうからいけないのだろうか。ううう。


980511a[ daily life / 日常生活(月)] / 週明けからうんざり / 年間計画刷新なのか? / 浜勝で「大盛り」の謎 / 徹夜で英語読む / 大雨に降られる / 気絶する /

 本日の歩数、13,500歩。


 週明けから、何やら、うんざりするようなお話が。ぐえ。

 年度が始まって、一ヶ月で、すでに年間計画の大幅刷新が求められているというのか。ぐえ。


 晩飯に仕事場仲間が香椎のダイエーの所のトンカツ屋「浜勝」まで行くというので、連れていってもらう。ホンダ・シティに野郎5人でギウギウ。雨はザーザー。(980513訂正:「ホンダ・トゥディ」って書いてたけど、トゥディは軽だったね。いや別に「軽に五人のっちゃいかんから修正」ってワケじゃなくて、実際にシティだったんだけどさ)

 どこが本拠地か、どこまでテリトリーがあるのか知らないが、浜勝といえば、麦飯とキャベツがおかわり自由なトンカツ屋チェーンなわけで、ウエイトレスさんが「御飯は?」と聞いてきたときに、麦御飯か白御飯かを指定しなくてはならないでのあって、つい「大盛り」と答えて、仕事場仲間からもウエイトレスさんからも「唖然」という顔をされてしまうのはオイラだった。くそー。

 そういえば、その昔、オデーツ時に浜勝に行って「御飯は?」に「大盛り」と答えて、相手からバカにされた上にポイントが10ptぐらい下がってしまった悲しい記憶が甦って、なんか、タレ皿のゴマをグリグリとすり続けるオレなのだった。くそー。

 浜勝といえば「いかにカツを温存して、飯をキャベツを大量に食べるか」というのがメインテーマなわけなのであるが、とりあえずキャベツだけはおかわりしたけれども、御飯は一杯で腹一杯になってしまったので、猛烈速度で食べ終わったあと、戦略的に食事をすすめる仕事場仲間を眺めつつ、一人お茶をすするのだった。ずずず。

 満腹すぎる。ぐふ。


 英語の資料をレビウする作業の「本気の締め切り」がやってきてしまったので、デフコンのレベルを一個上げて赤色回転灯をグリグリ回転させてねじり鉢巻きで徹夜するオレ。

 ぐーぐー。

 いや、寝てる場合じゃないので。しかし真夜中というのに、仕事場の人口密度が昼間並に高い。いや、昼間「以上に」高いじゃないか。みんなさー、お天道様が照ってる時に仕事しなさいよ。ね。って君が言うな>オレ。

 クーラーをガンガンきかせても、すばらしい湿度を発揮する仕事場は、なんか息が苦しいというか、風呂場で蒸気にむせるような雰囲気になってしまって、みんな廊下に逃げ出すのだった。うー、どうしてこんな悲惨な環境で作業を!

 汗かいたので、自転車で家に戻って、シャワー浴びて、また自転車で戻ってきた。

 素晴らしい豪雨に遭遇して、全身ずぶぬれとなり、どこまでシャワーでどこから雨なのか、もはやわからず。

 ずぶぬれ冷却効果で、頭が回転する。ふふふ。って風邪ひくぞ>オレ。

 おぉ、ここ数日の苦戦がウソのように、進む進む。やはり睡眠時間が足りていると脳味噌も回転が速いようだ。英文の意味がサクサクわかる。というか、数日前に意味がわからないままに、必死に訳したメモを見ると、悲しいまでにわかってないので微笑ましい。

 しかし4時を回ると脳味噌回転が止まってしまったのだった。ぐえー。頭が痛い。うー、なんか英語がドイツ語に見えてきた。うううううう。ん? げー、またドイツ語が混入している!

 朝6時、すばらしい頭痛とともにやる気レスが高まってしまったので、折り畳み式居眠り用椅子「いねむりクン」を作動させて寝てしまう。いねむりクンを壁際に設置して勢いよく飛び乗ったら、壁から飛び出した配電盤の角に脳天をぶっつけて、仮眠が気絶、ひょっとしたら永眠になりそうになってしまった。あぶないあぶない。

 では、おやすみ。ぐーぐーぐー。


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