諸星未来堂 ープ

五月第三週

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MOROBOSHI Tomorou's Warp Diary 1999 May 3rd Week
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メトロ版が最新でリム福岡版、サクラ版はミラーです。
リンクの際は、warp.htmではなく、w9905c.htmに。

【お知らせ】

このURLでの更新が滞っております。前回の更新は99年3月16日でした。ワープ日記ジャンキーの方は、ワープボードもチェックすると吉かも。


990524a[ daily life / 日常生活(月) ]

岡山、一時、豪雨。


本日は夕方から、肥満解消のために、プールで泳いでみたのだった。

水泳なんて、小学校・中学校の体育の授業でならった程度しか知らないので、泳ぎ方を知っているのは「クロール」「平泳ぎ」「背泳ぎ」ぐらいで、まがりなりにも推進力を得られるのは「クロール」と「平泳ぎ」ぐらいである。「背泳ぎ」は、小学4年の夏休みに教えてもらって、よろこんでプールで泳いでいたら、プールの縁に頭突きするはめになって、そのまま「ほの暗い水底」に沈みかけてからというもの、怖くてあんまりやらない。(「あんまりやらない」というか、今となってはやろうと思ってもできない)

で、お恥ずかしくも腕の筋肉が落ちているオレとしては、クロールで力一杯腕を回すと、1時間後には腕が肩から上にあがらなくなってしまうので(ジジイか!)、平泳ぎで泳ぐのだった。

何度か往復しているうちに、やっぱり息継ぎを5回に1度ぐらいにして、顔を上げずに推進すると楽に進むなぁ、とか思って、なるだけ顔をあげずに推進してみるのだった。

んがしかし、息継ぎで顔あげた瞬間に速度がグググっと落ちて、なんか半沈没状態になるのが、ちょっとなぁー。かっこわるいなぁ。

と、となりのコースを、えらく泳ぎのうまいジーサンが、すーいすーいと進んでいくでは。あんまりなめらかなんで、参考にしてやれ、と横向いて併泳して見学してたら睨まれました。わはは。

反対側のコースにも泳ぎがうまいオネーサンが泳いでいたんだけど、こっちを熱心に観ていたら、それこそ間違いなく別の意図だと思われてしまうわけで、右も左も見ることの出来なくなったオレは、水中を歩いてごまかすのだった。うーんエアロビクス。

しかし、プールの水の塩素のにおいをかいでいると、猛烈に、焼きソバが食いたくなってしまうのだが、これはもぉ小中学校のころに書き込まれた条件反射なのだろうか。パブロフの犬なのだろうか。

で、プールには食堂があって、焼きソバも当然あるんだけど、オレは肥満解消のために泳ぎに来ているので、食べないのだった。くそー。

あとで本屋によったら、ターザンのスイミングブックの今年の版が案の定出ていたので、策略にはめられている自分を感じつつも買ってしまう。なんか読んでるだけで逆三角形の体型になりそうな気がしてくる本なのだが、もちろん「気がしてくる」だけなんだけどね。


と、一時間ほど泳いで外に出たら、あなた、雨では。

水泳で全身ぐっしょりと濡れた状態なんで、別に濡れていいといえば、いいんだけど、超はっ水のレインパーカー上下を持ってきているので、さっそく着る。

おぉ弾く弾く! 全然、水を通さないぞー! って、超はっ水のナイロン生地って、単なる「ビニールシート」みたいなもんだからなぁ。(通常「ビニール」という場合は「塩化ビニール」なんだけども。ちなみに「ナイロン袋」という言い方をするけれども、「ナイロン袋」と呼ばれる透明の袋がナイロンで作られていることはほとんどないそうな)

そういうわけで、防水通湿素材(ゴアテックス)じゃない、超はっ水ナイロンのパーカーを着て、自転車で30分も走ると、なんかもぉ、とんでもないことになってくるのだった。内部は汗が凝集してできた水滴でびっしょりというかー! サウナスーツなのかぁ!

腕なんか素肌に直接ナイロンが触れてて、そこが汗でべっとりついてるわけで、その外側は雨でびっしょりなわけで、もぉ、どこにも空気層がなくて、雨の冷たさが直撃してしまうのだった。平地だからいいけど、山の上でこんな状況だったら、体温うばわれる「すごく危険な状況」なのかもなぁ、とか思いつつ走るのだった。

雨宿りによったホームセンターの入口で脱いでみたら、全身からほかほかと汗くさーい湯気がでているのだった。うーん、全身からポタポタと雨の滴が垂れてる状況よりはずっと快適なんだけども、やっぱりこれはよろしくないなぁ。やはりゴアテックスぢうやう。

だけど、これって上下で2,000円ぐらいしかかかってないからなぁ。ゴアの雨具って20,000円ぐらいするから軽く10倍だからなぁ。


で、ホームセンターで棚を買ってみたり。7,000円ぐらいの銀色にメッキされたワイヤーシェルフと、鉄板を黒く塗ったスチール棚2,980円のどっちがいいかなー? としばらく悩んだのだったが、「オレ魔窟にオシャレな家具は不要なり!」という決断で、スチール棚になるのだった。(魔窟なのか!)

と、持ち上げたんだけど、すんげー重い! パッケージは合板のカラーボックスとかわらないんだけど、こっちは鉄だから、重いの重くないのって、重い。

しかも、外はさっきよりも雨がひどくなっているでは。しょうがないので「1時間まで無料で軽トラックをお貸しします」っていうサービスを利用することにする。っていうか、このサービスがあるのを知っていたから重たい棚も選択肢に入っていたんだけどね。

んで、荷台に棚を載っけて、軽トラで出発! なんだけども、なんか、路面が白くけぶるぐらいの豪雨で、しかも夕暮れ。なんか、

という「危険」つーか「運転いやん」つーか「事故の起こりやすい条件」がピシッと揃っている気がして、怖いのだった。

しかも軽トラ、左右の確認がしづらいだけじゃなくて、なんかギアの入りが悪い(オレの入れ方が悪い)んで、もぉ、なんか、セカンド・ギアで走り続けるのだった。セコ発進、セココーナリング、セコ停止(エンストするってば)。

しかも、退勤ラッシュを避けて入り込んだ道が、もぉ、ものすごく狭い上に到るところで行き止まりになっていて、しかも、雨降ってるのに「路地裏の少年」達がたむろしているので、歩いて10分、自転車5分の場所まで、さっきから30分以上走っているのに到着できないのだった。あああああ、どこに行ってしまうのだ? このまま走ったら、もうすぐ岡山市を出て玉野市に突入してしまう! あぁ、しかも日が暮れてしまってどこがどこだかわからない!

と、不安になりかけていても、手と足にまかせていると、勝手に家まで到着していたのだった。わははははは。サブルーチンぢうやう。

その後、荷台から降ろしたところで、段ボールが水で完全に溶けてしまって、部品がばらばらと雨の中ちらばったり、濡れた鉄柱もって狭い廊下、狭い階段でドリフも顔負けなゴッツンコ・コントが発生したのは省略。

軽トラック返しに行ったが、退勤ラッシュに乗ったら、5分でついた。

組立は、説明書にウソが書いてあったり、説明書のウソの裏をかいたつもりが、その部分はウソではなかったり、部品の精度が甘くてネジ穴にネジが通らなかったり、鉄板の隙間に指はさまって、あやうく「スプラッタ日記」になりかけたりしたけれど、まぁ、30分で組立終わり。ただ、棚の間隔かえるためには再度、分解しないといけないのはよくないな。スチール本棚の方が取り扱いが楽だな。

「JIS規格、ぢうやう!」(意味不明)


知らない間に、由利徹が死んでいた。「おしゃ、まんべ」。


知らない間に、DOUBLEの片方が死んでいた。最近の和製ソウル・ディーヴァ系の中では、オレ周囲では割と評価が高かったDOUBLEで、聴かねばとか思っていたのだが、聴く前に「私たちスーパーシスターズ」は単数形になってしまったのか。


知らない間に、武蔵丸が優勝していた。知らない間に、横綱確定なのか。まぁ、横綱は多い方がいいよ。横綱が休場しやすくなるし(をい)。とはいえ、なんかあんまり相撲を見ないオレ的には、昔からイメージ的に「横綱は北の海しかいない」とか「横綱は千代の富士しかいない」とかいうイメージがあるので、優勝しない(できない)横綱がたくさんいる図は、違和感があるんだけどね。(あれ「北の湖,だっけ?)


知らない間に、タイガースが首位に......なってなかった。わはは。


990523a[ daily life / 日常生活(日) ]

岡山、曇り。


夢を見た。バックパッカーウクレレを全部、金属弦にしてディスとーションサウンドで「ギュイーン」とロックな演奏をする夢。うーん、するか?(をい)。少なくとも、Lo-Gにしてみるか? むむむ。


【OPAで散財】

さて、楽しい日曜日、休日日曜日ということで、いそいそと岡山駅前のOPAまででかけて散財してみたんだね。散財場所は島村楽器とタワーレコードなんだね。

「高きブーの……」は、実はいまさらNHK講座を見る気はないんだけどね。(なんか、知り合いの評判もいまいちだし)。ただ、上を向いて歩こうのソロバージョンが載っていたので、ちょっと欲しくなったというか。

ミーシャは、ちょっと聴いてるけど、いいなぁ。ミーシャのグルーブが苦手で宇多田ヒカルの方が好きという人もいるみたいだけど(のぶぞーとか)、オレ個人としては、宇多田ヒカルよりも、ミーシャの方が口に合うな。

speedは、まだちゃんと聴いてないからなんとも言えないはずなんだけど、あんまり面白い気がしないなぁ。RISE以後、だんだん面白くない曲が増えてきた気がしないでもない、つーか。ただ、まぁ、速い曲なのと、妙な転調なイヂチ節は、悪くはない。「プレシャス・タイム」あたりで気になった歌詞回しというか節回しが、実は故意に行われているらしいことがわかった。それが「イヂチ節」だと認識できるようになってきたので、そのうち楽しく聞けるかも。


【復活】

「祝復活! ワープ日記」なメールを数通受け取りました。わざわざありがとうございました。

「二ヶ月の間、復活を待っていました!」というような文面を読むと「おぉ、すまん!」という気がしてしまうわけですが、個人的には「きちんとした形式にまとめるのをさぼっていた」気はしていても、内容そのものはワープボードで提供していたつもりになっていたので「二ヶ月ぶりに復活ですね!」と言われると「うーむ、ワープボードは思ったよりも読まれてないのかー」とか思ったりして。わはは。

はげましのお便りに文句つけてると罰があたるぞ!>オレ


【教科書ぢうやう】

業務上必要になってしまったので、大学の学部時代の教科書なんぞをひっぱりだして読み返しているオレである。

いやー、はるか7、8年前にちょっとだけ演習でやったような記憶があるなーとか思いながら読み返すと、あらあら、今業務で必要となってきた知識がまるごとすっきりまとまっていて「ぐえ」って感じ。私はこんな基本的なことをきれいさっぱり忘れていたですか? って感じですな。いやー教科書ぢうやう。

で、本日、丸善の専門書コーナーで業務関連の棚を見上げたら「おぉ、分厚いだけあって役に立つなぁ」と思って読んでいた教科書が、燦然と陳列してありましたな。なんか「業界定番」の本だったらしい。そういえば、教授が「この本はいずれ就職したあとでもきっと役に立つから」とか言って無理矢理買わせたような記憶が。いや、教授の言葉にウソはなかったわけだ。いやー教科書ぢうやう。

とか思って棚をみていると、なんか「今業務に最適じゃん!」みたいな教科書が何冊もあって、気付いたら一万円ぐらい買ってしまっていた。くそー。いや、くそーじゃないんだけどさ。専門書って、普通の本に比べて、1.5倍から2倍ぐらいの値段するから、散財度が高いんだよねぇ。

ま、このテキスト群によって、業務がちょっと楽しくなるだろうな。くくく。って、決して「楽」にはならなさそうなのがなんだけど。


990522a[ daily life / 日常生活(土) ]

岡山、ほぼ晴れ。


【かいかい!】

♪かーいかいかい、かーいかいかい! 痒いトモロです。

大きな声で言うと、労働基準なんたら法やら薬品管理のなんたら法やら、仕事場の内規やらに抵触しちまいやがらなくもないので、小さな声で言いますが、業務上で接触した「物体X」にかぶれました。

かゆッ!

まぁ、「体質的に合わない人だと、たまにかぶれることがあるかも」な物質であることは確かで、素手でペシペシいじっていると医学的にもあまりよろしくないということになっていて、取り扱いの際にはマスク・保護眼鏡・手袋を着用することにはなっていて、実際、指示どおりに防護(指示以上に防護、か)してたんですが、手袋と袖の間の部分と、マスクから出ていた顔の部分がかぶれてしまったわけです。

腕に関しては、まぁ自業自得的なわけですが、顔が「一足お先にもぉ日焼け」みたいな感じで。しかも直撃されたのが「耳」というか「耳たぶ」なもんですから、痒いわけですねぇ。顔に関してはヘルメット・防護眼鏡・マスクと銀行でも襲うか、あるいは共産主義革命について演説でもできるかというような姿をしておきながら「耳だけ出てたので耳だけやられました」ってあたりが「耳無しほういち」になったような気分ですな。

とりあえず「ムヒ」を塗ってごまかしているけど、あんまり効かないので、どっかでステロイド軟膏をゲットしたい今日この頃である。

というわけで、かゆッ!


【SETI@home】

SETI@homeのスクリーンセイバが世間に増殖中とのこと。SETI@homeってのは……詳しくはどっかで調べていただくとして「宇宙からやってきた電波のデータを解析するのにあなたのパソコンの空き時間をかしてくらさい。スクリーンセイバーを起動しておくだけでOK」というプロジェクト、らしいです。(いや、オレもよく知らない。「世界Aの始末書」読んで「なるなる」と思った程度)

で、皆さんが思うように「これウィルスだったら、やだなぁ」と思ったりするわけですな。あるいは「実はアメリカ国防総省がロシア軍の機密暗号を突破するために、世界中のパソコンを利用するためにやってるプロジェクト」だったりしたら、いやかなぁ、とか。あるいは真面目に「宇宙からきた電波の解析」とかだとしても、中に仕込まれた「宇宙からの自律メッセージ=コンピュータウィルス=情報兵器」が活動を開始して、インターネットを乗っ取ったりしたら、いやかもなぁ。って、ちょっと発想が安っぽいですか? 安っぽかろうが、

てなことが脳裏をよぎるというか。

まぁ「SETI」といえば、映画「コンタクト」を連想するのが筋かもですが、私としてはてっきり、カール・セーガン没とともに、SETI計画は風と共に去りぬったのかと思っていたのでした。そういうわけで、感慨もひとしと、というか、ちょっと意外って感じ。(風と共に去りつつあるからパソコン使ってるのか?)。宇宙人探しに民間人のパソコン能力をかすめとらなきゃならないなんて、世知辛い世の中になりましたなぁ(……ごめんよ、はずしたね)。まぁ、何にせよ、SETI@homeをセーガン博士は草葉の陰から見守って……あんがい火星の大地から見守っていたりして。(エアバックで火星に軟着陸したマース・パスファインダーの地上探査マシーンが「カール・セーガン基地」と名付けられてしまったのさ)

あ、で、スクリンセイバーをインストールしたかって? オレをなめてもらっちゃ困るなぁ。コンピュータ資源なんざ、宇宙探査にかすどころかネットスケープ起動するのにも余所さまから借りたいぐらいに逼迫してるんで、そんなものはーダウンロードすらしてねー。くそー、きーくやしー、幸せになりたい!

他人から教わった参考リンクを。(オレは忙しくて以下のリンク、まだ訪ねてないんだが)


モバイルギア2白黒モデルの安くて高性能な新型が出たので、ショック。修理に出すよりも買い替えるか?


なんだか世界は決算報告時期らしくて、電子機器系のメーカーは軒並み減収減益で、とっても寒いんだけど、CASIOも業績悪くて、樫尾四兄弟は、独占してる重役の座から追放される、とか新聞に書いてあったよ。まぁ、そんなことより、QVシリーズがいつまで生き残るかってのがオレの興味の場所なんだけどね。


電気グルーヴから、まりん、が抜けていたってのは結構ショックだったんだけど、雑誌記事によると壊れかけてたとか。うーん、お大事に。


990521a[ daily life / 日常生活(金) ]

岡山、薄曇り。

約二ヶ月ぶりの更新である。(前回は990316)。お久しぶり。細かいネタはワープボード534(ポリスアカデミー「全員再訓練」1999/4/2)以降を参照していただけると吉。


さて、久しぶりに更新するわけであるが、何故更新が滞っているかについて若干、説明しておこう。

とにかく、レギュラー形式でワープ日記を更新するのが億劫なのでワープボードに書いているわけだけれども、その理由としては

  1. 現在、自由にネットに接続できるマシンが私物のThinkPadしかなくて、オレTPは非力すぎて(486マシン)htmlを書いてチェックするのが面倒くさいから。(エディタ、FTP,Webブラウザを同期に起動してストレス無く切り替えつつ使える環境にない)
  2. 生活パターン(生活場所、生活時間、人間関係etc)がすべて変わってしまったので、通常空間(リアルスペース)での生活ペースを取り戻す(あるいは構築する)のに忙しく電脳空間(サイバースペース)まで手がまわらない。
  3. Web日記に書くべき特別な事件があまり発生していない。
  4. 「特別な事件」ではない日常生活に関しては、「Web日記に何を書く、書かない」の新しい判断基準が自分内部でまだ固まらないので、書くに書けない。
  5. 現在のワープ日記の書式(パラグラフ毎にアンカータグを手動埋め込み)が単純に面倒くさい。
というようなことがあげられるのだった。

ではなぜ、本日は通常のワープ日記で更新する気になったのかと言えば

である。というと語弊があるな。「ワープボードで日記を書くときの自分の書式に満足できないからである」が正しかろう。きのぼーずの潜在能力の高さと無関係に、「オレが今もっている知識と技術と時間で実現できる書式にオレは満足していなくて、同じ時間と手間を投入するなら手書きhtmlの方が満足度が高い」という判断である。


【体内時計】

体内時計が壊滅しつつあるオレ。新仕事場は業務時間が不規則で……いや、規則正しすぎるぐらい規則正しいので「不規則」ではないが、一般人の社会生活時間とズレているのだ。そのため、一般社会から規則正しくずれた生活を送っているオレ。昼夜逆転、床眠りはオレの得意技だと思っていたわけであるが、きっちりと規則正しく不規則な生活をするとなると難しいのな。負けがち!

「夜型は効率が悪い」とよく言われるわけで、夜型で昼型と同じ量お作業をするのがこんなにつらいとは思ってなかったなぁ。って、思っていたからいままで夜型で昼型と同じ量の作業はしてこなかったんだけどね。というか、やったら床眠りするハメになった、というか。


【オレの名・オレの顔】

仕事場に到着するとデスクの上には「社内報」なるものが。ほほー。おぉ「新人さんいらっしゃい」コーナーに、オレ写真が。う、うおぉ、すげぇ太っているでは! しかもオヤジ顔。童顔で通っていたトモロ様も年貢の納め時なのね。いやぁ、しかし、自己補正がかかってないとはいえすげい違和感あるなぁ。オレの名前の上にある顔がオレの顔に見えないというか、オレの顔の下にある名前がオレの名前に見えないというか。

(って自分の写真みてるときにも補正はかかってるんだろうけどね)

って、あまりに違和感があるなぁと256秒ぐらい考えて気付いたのだが、名前、誤植じゃん。

下の名前(パーソナルネーム)が誤植されるってのは珍しいなぁ。オレの字がそんなに読みづらかったのかのぉ?(って、人事や広報は電子化されたデータを当然使っただろうに)。まぁ、名字が「諸某」っていう形で誤植されるのは日常茶飯事なんだけどね。「諸某」って名字ってこんなにあるのかー、というか。曰く「諸岡」「諸晶」「諸昌」「諸生」「諸田」「諸日」「諸国」とか。(って、二文字目が「なんか四角い漢字」ならなんでもいいのか?)。まぁ「諸君」が登場したら一度、怒ってみようと思って待ってるんだけどね。


【手書きと辞書とあちくし】

手書きの世界に逆戻っているトモロです。

んで、電脳の支援を受けないと漢字かな混じり文の作成に難儀している(支障を来している)わけです。

しょうがないので、本屋さんのカウンターあたりによく並べてある小さい判型の「常用漢字字典」だの「実用国語事典」だのを鞄に忍ばせているわけです。あるいは鞄を携帯できない(しないほうが自然な)場所へは胸ポケットに忍ばせて持ち歩くわけです。

んで、書類作成ともなれば颯爽と辞書を取り出してひくわけです。「鬱陶しい」の「鬱」とか「顰蹙」とか「薔薇」とか「檸檬」とか。(「薔薇」とか書類に使うのか?>オレ)。しかし、やっぱ「辞書持ち歩いてる人」てのは我ながら「変」な感じなわけですな。「ボク、漢字弱いんです」と宣伝しているみたいというか「何もそこまで必死にならなくても……」というか。取り出すタイミングが難しいわけですな。しかし、

のいずれもイヤなのでしかたないのです。(「ハズ」とか「イヤ」とかをカタカナで書くのを気にしないことと、熟語をひらがなで書きたくないこととは、別の問題だと認識しているので念のため)

しかし、知っているハズの漢字もあらためて調べなおしてみると新鮮な気がするものですな。うーむ、これが「生涯学習」の醍醐味ってやつですかな。(それは違うんじゃ?>オレ)

たとえば「勉強」の「勉」の字は「免」+「力」なのであるけれども、オレ的にはどうしても「免」+「ム」+「力」な気がして、間にカタカナの「ム」を入れたくなるのだった。まぁ、これは「魅力」の「魅」の字が「鬼」+「未」のようになっているのと混同しているんだけれども。しかし「べんきょー」に「鬼」のイメージが付随して離れないオレは、勉強が嫌いだったのかもなぁ。


【ザク・ルーズソックス】

「ルーズソックスな女子高生」を見て思うのだが、あれは「普通の靴をブーツにするための追加パーツ」なんだろうなぁ。

あるいは、スカートが短くなってボリュームが減った下半身と上半身との釣り合いをとるためのカウンターウェイトというか。

とかいうことを、いまさら考えるなという話もあるのだが、ダンサーの人がその昔使っていた(今も使うのかもしれない)「レッグウォーマー」という物体とどういう関係にあるんだろうか? 平行進化?(って、オイ)

というか、トイザらスでマスターグレードのザクIIRを見て「あールーズソックスってバーニアカバーなのか」と思ったダケの話なんだけどね。

って「スカート付き」なら、リック・ドムなんだけども。

(あれ? 旧ザクじゃないMS-06がすでに「ザクII」なんだっけ? 黒い三連星が使っていた、ふくらはぎにバーニアがむき出しなザクと、ジョニー・ライデン少佐のカバーのついた赤いザク、どっちが「R」だっけ? どっちも「R」? オロ?)


【鈴木光司】

SAPIOを「台湾は日本の生命線だ」とかいう記事のために買ったら、鈴木光司のインタビウが。

「リング」「らせん」「ループ」「バースディ」四部作について、という話だったのだが、鈴木光司の思惑はどうあれ映画の「リング」「リング2」という流れが出来てしまって人々に受け入れられて、(映画の)「らせん」はあまり評価されなかったってあたりから「リング」「らせん」「ループ」の「ラ行三部作」が売れているとしても、鈴木光司の言いたかったことが人々に、本当に受け入れられてたんだろうか? という気がするのだった。(まぁ、映画の「らせん」が単に受け入れられなかっただけ、という可能性も大なんだけどね)

また「理性の物語」とかを主張するあたりが「SF作家」とはいわないまでも(世間一般でいうところの)「理系っぽい作家」を感じさせるなぁ。エンターテイメント色の強い「SF」や「ホラー」な作品を書いて支持されてるけど「SF作家」や「ホラー作家」と呼ばれたがらないあたりに、梅原「サイファクト」宣言、との相似を感じるなぁ。

まぁ、梅原理論に関しては、最近は大森望掲示板しかフォローしてないんで、興味の中心が梅原理論よりも、三枝女史ウォッチングにシフトしつつあるのが正直なところだったりするんだけどね。んで、結論としては

ということになるのだった。


【ガスト飯】

そういうわけで、業務時間に謎の真空地帯が発生して昼飯時に仕事場の外で五月の暑い陽射しに焼かれているのはオイラだった。

そういうわけで、ガスト飯。昼はドリンクバーが半額になるので嬉しい限りだ。

スピードランチとかいうメニューでマーボーご飯などを食べつつ、ガストビジョンでJ-POPのプロモビデオなどを眺める。

という具合に、ドリンクバーでアイスコーヒーを何杯もガブガブ飲んで「こんなに飲んだら糖分の取りすぎかしら? ガムシロップを半分にしてみようか?」とか、もはや手遅れなことを考えながら思ったのだが、今のオレ生活にはガストはかなり「ぢうやう」ということだ。これでガストビジョンがつまらん宣伝チャンネルじゃなくてVibeでも流してくれていたらオレはずっと居座るだろう。(ってそれじゃお店が困るって)。

というわけで、本日のワープ日記ネタをガストで2時間ねばって、ノートに手書きしたのはオレなのだった。手書きはたまにはいいね。

だけどこれを打ち直すのは不毛だったわけで、今、皆さんがこの文章を読んでいるということは、この「不毛」な作業を誰かが行ったという証拠なわけですな。「誰かが」って、オレ以外にいないわけですが。ちなみに打ち込みにも2時間かかったので、合計4時間の作業だったわけですな。この「4時間」を「人生の無駄」ととらえるか、それとも「生活のゆとり」ととらえるかで人生の充実度がずいぶん違うでしょうねぇ。


【本文おわり】

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