【ワープ日記】京都からお送りする8月の第5週


この“日記”は事実をもとにしたフィクションであり、登場する事物に関しては演出上の効果のために任意の改変・誇張・創作が加えられています。悪しからず。
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・970831a(日)【身辺雑記:夏の終わりは眠るに限る】

 ぐーぐーぐー。

 目が覚めたら15時を過ぎていた八月最後の日曜日だった。

 昨夜は新幹線の中で更新した分を地下鉄中洲川端駅構内から更新した時点で、はっきりいって力つきてしまって、家に戻ってきたらシャワーを浴びて、そのまま服きる気力もないまま「オイラ、ラ族」とかいう状態で寝てしまったのだった。うーん、せくしー(ぐえ)。

 とはいえ、更新後に確認してなかったので寝る前にネットにつないで、確認だけして、あとメールチェックはした。どうでもいいけど、風呂上がりにマシンつかうと、水滴がぽたぽた落ちて、すごく怖いな、ってちゃんと拭いてから出ろよぉ。ネットにつながって、はや、二年ほどであるが、はっきりいって<uramibushi>「お誕生日おめれちょうメールが一通も届かない誕生日」</uramibushi>は初めてである(^_^;;。(つい恨み節タグとか作るオレ(^_^;;)。う、うぅん。やっぱ前宣伝ぢうようであるな(^_^;;。あるいは「土曜日の夜はにぎやかー」というわけで、人はネットにはつながないのな土曜日の夜。

 メールの宛先はこちら。
(あーしつこい>おれ)
(けっきょく、「読んだよボタン」にはしないオレ)

 メリー・モロボシマスだけは、通常と自分内部のレギュレーションを変えて、日記猿人投票ボタンでもつけようかしらん、と思ったのであるけれども、postのタグの書き方を忘れたので(^_^;;やめてみた。まー日記猿人投票ボタンつけてる人のソースからパクればいいんだけども、他人からパクるとうっかり他人の番号とかアドレスいれぱなしなったりしそうで、怖いので止めた。あーあと、オイラはネスケ2をいまだに使っているので、Mac版はクッキーがうまく取り扱えないのだ(って渋谷で、せんべいさんに指摘されて、初めて知った(^_^;;)。「読んだよ」のmailtoボタンぐらいつけりゃーよかったかもなぁ、と思うのであるが、ネスケ4あたりからメールでポストされると不気味な添付書類になったりするしぃ(^_^;;。(それに外からだと、メール落とすのがすんげー遅いからなぁ(^_^;;)

 そうそう、出先から接続しまくって思ったのは、オイラのネット環境ってものの見事に分断されてる、ってこと。オイラは仕事場とは別にWebデータを置いておく場所が3カ所ぐらいと、PPP接続ポイントが3カ所ぐらいあるんだけども、相互に遠くて、リム福岡のメール落とすには、リム福岡に接続。メトロのWebサバにファイル落とすのはメトロに接続、とか。メールが複数のサバに溜まってるんだけども、リム福岡から接続するとどうやっても、仕事場のネットにパケットが届かないから、Infoweb(ニフティ)から繋いで、telnetを数カ所経由して(^_^;;UNIXのシェルから読むのだった。リム福岡側にはelmを入れてないんで、どうやってメールを読んだらいいのやら、mailで読んでからpopで吸い出せるのかしらん。mailx使えるのかな?(入れろ自分で)。

 つーわけで、インターネットマガジンの後ろのプロバイダ相互接続図をつらつら眺めるのだった......って、去年あたりまでは、までは「地図」って感じだったのが、今のあの図は、なんか脳神経図つーか、ひとめでみても、なにがなんだかわからない(^_^;;。

 うーん、そういえば、ホテルとかの出先から接続するのも「モバイル」っていうんだろうか? 少なくとも、モジュラのあるホテルとか他人の家の電話線を拝借する場合を「モバイル」って呼ぶ気がしなくなってきたなぁ。って、路上で座り込んで、PHS接続するって、なんかかっこわりーしなー。いや、オイラ個人としては「かっこいいかも。うふ」とか思ってるんだけども、不幸にも目撃しちゃった人らが「な、なにこいつぅ?」な顔してるからなぁ。(人の目を気にするなって>おれ)。
 あーしかし、リム全国APは、本当にありがたい。なにがありがたいかって、他人の家のモジュラ借りるときに「電話代は、自分の口座から落ちるから、かからないからね」と言えるから。PHSからかからないのが残念ではあるけども。あと、まぁ、PHSのおかげでモジュラジャックを探さなくてもよくなったのがありがたいけども、PHS電波は、ほんとうに「町中」じゃないとないので、田舎におでかけ、とかすると全然あてにならないからなぁ。少なくとも、県庁所在地じゃないとあてにできない、というか、どこにでも電波があふれてるのは政令指定都市ぐらいじゃないかなぁ(とか、問題発言をするオレ)。まーほらPHSは日本全国なわばりが共通だからさ。そこん所は便利だけどね。(携帯電話のローミングサービスってどうなってるのか知らないんだけども)。

 福岡の海辺のどこか、では、同人誌即売会があっているようだ。行ってみようか、けど、行けば「いかなかよかった」という思いが「来てよかった」よりも数倍でかいことが予想されるしなぁ。あ、チケット代が出ないや。CD動いてないから財布からっぽ。やめ。

 うー、ねむいー。さっきまで「もう一日滞在をのばして、もうちょっとゆっくり大阪見物すりゃーよかったかのぉ」とかも思っていたのだけれども、この疲れまくりぶりを考えると、一日ゆっくりとぐったりできるほうが良かったんだろうな。ふぅ、もうちょっと寝よう。おやしみー。

 って、「心の友GT」から「おごっちゃるから、出てこい」と電話。よし、焼き肉くわしてもらおー、おでかけおでかけ、じゃ、また。

 戻ってきたなり。食いすぎ、飲み過ぎ。ぐえー。ごっつぁんです的。飲んでて、最高におかしかったのが「GTも、先週末からずっと関西(京都・大阪)をうろうろしていた」ってことで(^_^;;。なんか、大阪あたりでは物理的にすれちがっていた可能性すらあって(^_^;;。まー、GTはモバイル端末もPHSも持たないから、しゃーないわけで(^_^;;。って旅先でつるんでもしゃーない、って気もするしなぁ。うーん、しかし、謎のシンクロなのだった(^_^;;

 お、催促すると、くるものだなお誕生日メール。みなさん、どうもありまちょう(^_^)/

 うーん、IRCしたいのだが、国内のIRCサーバはどれも「No more connection」らしい。ぐへ。もはや自分でサーバたてないと、チャットもできない世の中なのくぁ。

『ひ』の第一候補が『妃』です。

「ダイアナ妃も死んだ」という話を聞いて、てっきり「妃殿下じゃない彼女にもはや商品価値はない」というような意味だとばかり思っていたら、物理的にというか生物学的に死亡していたのか。やっぱりテレビを見ないと、どうもニュースにうといな。(って山口組ナンバー2が死んだことや、シアヌーク殿下がカンボジアに一時帰国していることは知っているので、たまたま知らなかった、ってことだろうなぁ)。

 離婚のごたごた前に妃殿下で死んだ方が伝説になったろうか? 慰謝料をちゃっかり受け取った後で死んだ方がよかったのか。暴露本をしっかり書いてチャールズ皇太子の威信を地下まで落としてから死ぬべきだったのか。息子のプリンスどもが成人するまで生きてるべきだったのか。エリザベス女王より長生きすべきだったのか。自殺未遂までやって離婚したがっていたんだから、離婚で人生最大の目標を達成してしまったのか。とか、勝手なことを考えるのであるけども、人はどのような状況にあっても交通事故にあえば死んでしまうってこともある、ってことなんだろうな。

 にしても、やっぱ、こんな時期に死なれたら、疑われるのはやっぱ英国王室だよなぁ。やっぱ「女王陛下の殺人許可証」を持った00ナンバーの工作員とか、MI6の「美少年殺し」とかが浮かぶのであるけども、誰の仕業なんだろ?(って「消された」って文脈で思考していいのか?>オレ)。うーん、MI6って「えむじゅうろく」に見えてやだなぁ。MI6って、ずっと前に改組されて名称が変更になったような気がすんだけど、けどけっこう前にまた改組されて戻ったような気もするんだよなぁ。誰か情報部に詳しい人、おしえてけろ。どうでもいいけど「各国を代表するスパイ」をあげていくと、今の日本では、まさか「黒豹」になってしまうんだろうか。やだなぁ。って読んだことないのに、文句つけちゃだめなんだろうけど。

 ま、オイラ、ダイアナ妃に思い入れないからさ。けど、人は別に予告して死ぬわけじゃないのな、ってことでさ。つい、またもや手首を切って週刊誌をにぎわしていた女性のことを連想したりしたんだけど、不謹慎だろうか。


・970830a(土)【大阪探検:】


Merry MOROBOSHI MaSS

 本日は、オイラの誕生日というわけで、ワープ日記は特別編「メリー・モロボシマス」を開催しているわけなんだけども、裏では普通の日記も更新するのだった。って明日になったら、こっちが表になっちゃうんだけども(^_^;;

11:00 大阪駅到着。案の定、JRの駅は、どこに何があるのか、さっぱりわからない。もすこし、人間工学とか、サービス工学とか考えたらいいんじゃないかしら、とか思うのだが。って、オレがわがままなんだろうか。どうせJR駅の構造なんて、全国どこでも似たようなもんなんだろうから、どっか決めた場所に同一規格の「構内案内図」をかかげてくれりゃーいいのに。

 梅田地下街に降りて、迷ってみよっかなーとか思う。5年前に串カツを食べた、立ち食い串カツ屋さんを探してみようかしら、とか思うのであるが、どこにあったのか不明なんだよなぁ。って自分がどこにいるかも不明だったりすんだけども(^_^;;

 ホワイティ梅田、っていう阪急やら阪神やらのデーパート地下入口やら地下鉄入口やらが合体した地下街集合部分に来て、うろうろしてたら、あら、あっさり発見(^_^;;。5年前は「いらっしゃい。何にする?」(の関西弁version)と聞かれて、つい「串カツ下さい」と答えてしまって「にーちゃん、ぜんぶ、串カツやがな」と笑われた過去を持っているので、意を決してノレンをくぐると、いきなり「何飲む?」と聞かれる。「な、何も」とか答えると「水いっぱーい」とか言われる。うーん、しかし昼間からビールなんか飲んじゃったら、オイラ、本当に梅田地下街で迷ってしまうばい。

 欲望のままに串カツをむさぼり食って700円弱を払って脱出。キャベツ食い放題なあたりが、博多の焼き鳥を連想させるのぉ。

 大阪城を目指す。JR大阪駅に戻って「環状線」のホームへ。オイラは環状線を見るとつい「間違って反対回りに乗ってしまって大回りするのでは!?」という恐怖に駆られる環状線恐怖症なのだが(うぞ)、まぁ、大阪城って大阪駅のちょうど反対側にあるから、別に間違ってもいいかなー? とか思う。外回りで4駅なんだけども、やってきた新快速だかに乗り込んで、念のために目の前の車掌さんに「これ、大阪城前に行きますか?」と訪ねると「行きませんよ」とのこと(^_^;;。っていうか、この電車は、大阪城駅のいっこ前の京橋と反対側をまわってさらに枝分かれした先の関西空港を結ぶ列車なのだった。恥ずかしまって、ホームに飛び降りると、わざわざ車掌さんが追ってきて「次の列車に乗ってください」と言われる。おぉ、ありまちょうです。

 大阪城前駅に到着。おーい、なんか、「城前」っていうわりに、とーくに天守閣が見えるぞぉ。とぉいぞぉ。大阪城公園の中をてくてく歩く。あづい。あづすぎ。そのうち、大阪城ホールの前なんかに到着する。「そういえばB'zの最初のライブビデオの舞台は大阪城ホールだっけなぁ?」とかどうでもいいことを考えてしまう。しかし大阪城ホールは、まわりを石垣に偽装されていて天井が低い? ので、地上からはさっぱりその姿が見えないのだった。むぅ。晴天の空にそびえるクリスタルビルだのナショナルビルだの松下ビルだのを眺めながら、やっと到着、大阪城。でけー。ぴかぴかー。

 なんつーか、駅から遠いのもしょーがなくて、城の敷地つーか大阪城公園がめちゃくちゃでかいんだもん。500円払って天守閣に登る。エレベータで8階展望台まで登って、大阪の街を眺める......って、見て「おぉ」とか思うようなランドマークをオイラは知らないので、単純に「大阪もでかい街だなぁ」とか思う。空か雲かとみまごう山を背景に小さなビルが,もや、の中にかすんでるんだもんなぁ。階段を降りながら、秀吉の生涯とか、大阪夏の陣・冬の陣とかの合戦についての展示をつらつら眺めたり。オイラ、あんまり秀吉には思い入れがないので、割とどーでもいいんだけども、大阪の陣になると、つい「黒田長政」を探してしまうあたりが「福岡の人」なのなぁ、と思った。あーあと、やっぱ、燃えるのは「真田幸村」だよなぁ。真っ赤な鎧兜も不気味だけど、裏で真田十勇士が暗躍していたかと思うと。ぐへへ(しないしない>暗躍)。真田十勇士といえば、オイラはNHKの人形劇を幼い頃に見た記憶があるのであるけども、うーん、十勇士の名前まで憶えてないなぁ。たぶん、当時も十人は憶えてなかっただろうし(^_^;;

 うーん、幸村を入れても、まだ2人も足りないなぁ、マイナーなキャラなのかしらん? (オレが知らないだけなんだってば)。

 しかし、大阪の陣で燃えて、明治維新で燃えて、第二次世界大戦で燃えて、お約束の大災害ではきっちりと焼けてるのなぁ。しかし、豊臣時代と徳川時代じゃ、天守閣の位置からレイアウトまでぜんぜん違うお城だってのは、面白いなぁ。ちゃんと、両方の模型が展示してあったんだけども、どうせなら横に並べて、同時に見られるように展示してほしいなぁ。二つ並べると、うまくやると立体視できたりして(って、模型は立体でしょ、最初から>オレ)。

 豊臣秀吉の生涯は、竹中直人でうんざりってことで、適当に切り上げて帰る。外人が自動販売機と格闘していたので、お節介にも「May I help you? What's wrong?」とか話かけるが、相手が英語国民ではなかったようだ(^_^;; それとも、オイラの英語が日本語だったかもなぁ(^_^;;。けっしょく、カップ式ジュース販売機で、最後に扉が自動で開いて、カップがうやうやしく出てくると思って、ずっと待っていたらしい。

 大阪城前駅まで、てくてくと公園を歩く。すげーいい感じの公園なのだが、万博公園に行きたくて焦っているオイラにしてみれば、広すぎーの、暑すぎぃー。記憶が飛びそうになる。

 環状線内回りで大阪駅まで戻る間に「るるぶ」なんぞを見て、どうやら阪急千里線というやつに乗って北の方に旅立つと、吹田市千里にあるらしい万博公園にたどり着くことがわかる。問題は、地図上の阪急路線図を見ると、地下鉄「天神橋筋六丁目」だかの駅で線が消滅してそうなこと。梅田地下街で,また迷うんだろうか。不安。

 JR大阪駅で「とりあえず梅田地下街に入れば、なんか案内があるだろう」と思ったのであるが、案内はない(^_^;;。料金表を見ると「阪急千里線に乗る客は大阪天神橋六丁目までキップを買って、降りる時に清算せれ」と書いてあるような気がする。んがしかし、その大阪天神橋六丁目の料金表は「空白」なのである。どうすりゃいいんだ!しかたないので、とにかく、阪急乗り場まで言って「おたくの千里線にはどうやっていくんだ!」とか文句言えばいいのかなぁ、とか思いつつ、駅売店で「おばちゃんゲータレードちょうだい。ところで、阪急千里線って、どういけばいいの?」とか探りを入れてみたら「阪急乗り場で乗れ」としごくごもっともな意見(^_^;;。久しぶりに飲むゲータレードはいつのまにか、まるっきりポカリスウェットで面白くない。あの粉っぽい薬オレンジな味はいずこへ?

 階段登って、エスカレータで登って、阪急梅田駅、でかすぎ。ぐは。田舎者なオイラは始発駅特有の、「広大な広場の切れ込みに列車が埋まっている」って姿は西鉄福岡駅で見慣れていても、8番ホームまであったりしないからなぁ。うーん、ガジェットガジェット(おおうそ)。インフォメーションセンターに言って、インフォメーション嬢に一言「万博公園に行きたいんですが」と言うと「3番乗り場の河原町行きに乗って、南茨木で大阪モノレールに乗り換えて下さい」とのこと。やっぱ、聞くのが一番はやいな(^_^;;。問題は、どこで聞けばいいか? その聞くべき場所はどこなのか? を知るのが結構面倒くさい、ってことで。

 電車を待つ間、TP530Csを取り出して、大阪旅行記を付け始めたのだが、両隣の人が「何事?」と手元を覗き込んではずかしー。しかも、もっと恥ずかしいことに、いきなり95がハングして、再起動したってことで。体感で5分もかかる再起動中、膝の上のThinkPadはDOSなコマンドを次々実行するだけで、オイラはどうすることもできないし、両隣の人は見て見ぬふりしながらも「何してるんだろ、この人?」とかいう視線をオイラの手元に送ってくるしぃ。(人はこの状態を「自意識過剰」と、いう。)

 と、html書くのに熱中してたら、あやうく南茨木を乗り過ごすところだった。あぶねー。右手にリュック、左手にThinkPadを持って飛び降りる。ThinkPadはウカツに蓋しめてレジュームさせるとハングする可能性あるので(システム整備しろよー>オレ)、蓋とボディの間に人差し指はさんでつかむ、ほとんど「読みかけの本」状態。

 モノレールって、なんか「科学」を感じてどきどきしちゃうなぁ。オイラの日常にはない乗り物だからさー。モノレールの中でも、ThinkPadでhtmlを書き続けていたんだけども、窓に張り付くように外を見ていたお子様が「わぁ、すごぉおおいい」と叫んだんで目を上げると、窓の向こうに、「太陽の塔」が。

 太陽の塔、すごすぎ。でかすぎ。かっこよすぎ!

 思わず「おぉ、すげぇ」とか叫んでしまったので、オイラの横に座っていた良識ある大人の皆さんが「何こいつぅ!?」な目でオイラを睨む(^_^;;。太陽の塔がすごすぎたので、ThinkPadはリュックにしまってしまう。

 万博公園駅を出たときから、もぉ、ひたすら太陽の塔をデジカメで撮影しまくり。思いっきり「変な人」状態、あるいは「田舎者観光客」まくり。うるせーいいんだよ、オレは田舎から出てきた変な観光客なんだからさ! 

 遊園地エクスポパークの入口から、モノレールと道路をはさんだ反対側にある万博公園までわたる通路で、セルフタイマー使った「太陽の塔とオイラ」って、デジカメ作品を撮影するぜーと仕込んでいると、なんか、オイラのすぐ横で、家族連れが記念撮影をはじめて邪魔でしょーがない(^_^;;。前後100メートルぐらい、誰もいないんだから、離れた場所で撮影してくれー(^_^;;。って、やっぱ、誰かが記念撮影してると安心して、「もらい撮影」してしまうものなんだろうか?>観光客。んで、オニーチャンと妹のどちらがカメラマンするかでもめまくりで、いっこうに立ち去る気配がないので「シャッター押しましょうか?」と親切なカメラオニーサンの「ふり」をして近づいて、すばやく撮影して追い払う(^_^;;。んがしかし「シャッター押しましょうか?」と言われてしまう。まーセルフタイマーで仕込むのが面倒くさくなったので、QV10A差し出して、撮影してもらう......つもりが、オカーサン、ちょっと、前後が逆ですぅ(^_^;;。液晶ディスプレイをこちらに向けて、一心不乱にレンズを覗き込むオカーサン!。けっきょく、QV10Aの使い方とかデジカメとは何かとか、レクチャーするはめになる(^_^;;。まーしかし、これが「旅先でのふれあい」ってことかもしれず(^_^;;

 入場してから20分ぐらい、もぉ、なんかしらんけども、太陽の塔に圧倒されまくりで、ぐるぐるまわったり近づいたり遠ざかったりしながら、眺めまくり、撮影しまくり。撮影してもどうなるもんでもないけど、もぉなんか撮影でもしないと、どうかなりそー(^_^;;。「芸術はばくはつだぁ」だかなんだかしらないし、万博のアートディテクティブが岡本太郎に決まるまでの紆余曲折も知らないし、岡本太郎がどれぐらいすごい芸術家なのか、さっぱりわからんけども、太陽の塔しゅごい!もぉ、すごすぎ。すばらしすぎ。神だ。悪魔だ。使徒だ。ゴジラだ。ウルトラマンだ。

 20枚ぐらい撮影したら、QV10Aのメモリがフルになって、やっと正気に戻った。あー興奮した。どきどき。また、背中の「黒い太陽」が邪悪でいいんだなぁ。ぐふふ。

 国立民族学博物館。すばらしすぎ。オセアニアと南米の宗教儀式系のイメージがすごく似てて「人間の基本ソフトウェアには、民族とか言語とかと無関係なホモ・サピエンス共通のイメージってのがあるんだろうなぁ」とか思ったのだった。インドのヒンズー教の神々の像がそのまま地続きで仏像になってしまうあたりとか。上映されてたビデオで「如来と神将の姿形」とかいうのがあってて、思わずメモとりそうになったけども、時間ないので、やめ。南米の壷の模造品とかたくさんあって、ひとつふたつお土産に買って帰りたくなったりした。東アジアの展示で、朝鮮半島の文化、というあたりになってくると、オセアニアやらヨーロッパの展示を見てたときみたいな「自分とは無関係だもんね」的な態度がとれなくなって、ちょっと緊張してきた。ところが、日本の東北やら南西諸島やらの風俗の展示になると、もぉ「本当に日本かー?」みたいな。日本各地にこんなに土着ちうか、プリミチブな血がたぎりまくるような祭りが残っているのか! とか衝撃受けまくり。とても同じ日本語喋ってる民族とは思えないような信じられない祭り道具の数々(^_^;;。(まぁ、「同じ民族」とかいう言い方すると、アイヌな人やら、琉球な人から怒られかねないんだけども)。

 隣の日本国際美術館も見学するつもりだったんだけども「チベット・ポタラ宮殿の秘密」とかいうビデオ上映をみてるすきに、16時30分になって、入館時刻を突破してしまったので、入れず。しくり。

 そんなら、ってんで「日本庭園」にいってみると、こっちは16:00でしまってた。ぐは。

 森になってる遊歩道を大回りして帰る。すんげー芝生とかきれいで「えぇのぉ」とか思うのだが、ふと気付くと、カップルがラブまりまくっているので、目のやり場に困るのだった(^_^;;。(をいをい、ちう、してもいいから、子供を作り始めるのはかんぺんしてくれい)

 モノレールと阪急のりついで、梅田まで。

 梅田スカイビルの空中庭園展望台を見るべく、駅からダッシュ!

 うおーすげーながめだ! すばらしすぎ! でもカップルばっかりだあ。ぐは。

 死ぬほど走って大阪駅に戻り、ダッシュで快速・新大阪。ダッシュで「ひかり号」に滑り込む。

 ホームからワープ更新。直後に電源切れる。ぐは。

 ひかり号は、しずしずとホームから滑り出るのであった。うっぐーなんかトンネル通過時の気圧変動で、耳が痛くて、眠れないなりぃ(;_;)。なんか、今回の旅行は気圧変動くらうとけっこうグラっとくるのぉ、ワシも年かぁ。「トシちゃん25才」はとっくに突破して、本日をもって「バンコラン少佐28才」に追いついてしまったしぃ。むぅ。鍛えねぶぁ、身体を! TARZANでも読んで(ぐは)。

 つーわけで、洗面所のAC100V電源でThinkPadを駆動して書き続けるヲレ(^_^;;。迷惑な客だなぁ。って二つある洗面所のもう一方が開いてるのを確認しつつだから、いいんじゃないかなぁ?(そういうこと言うのかね>オレ)。

 柿の葉寿司弁当がすんげー食いたかったんだけど、予算オーバー(^_^;;。先ほど駅までつっぱしった時にファミリーマートでゲットしておいた小分けうどんをずるずるかき込んで、ついでにカンチューハイなんかをぐびぐび飲んだら、急速に猛烈に眠まって、窓枠を枕に寝てしまう。ぐーぐーぐー。って、きついけど、椅子じゃ眠れなさそうだったからアルコールの力を借りて、強制的に寝たんだけどねー(^_^;;。にしても、無印のタカラ・カンチューハイ飲んだのって、ずいぶん久しぶりだなぁ。いつもは、200円の「デラックス」の方ばっかり飲んでるからなぁ。前は、こっちは酒っぽくて気持ち悪くて飲めなかったんだけども、オイラもほんのちょっとは、酒に強くなったんだろうか? ウィスキーの水割も飲めるようになったしー。って「酒が強い」って言う人に対してみれば誤差範囲なんだろうけどね、オイラの強まりなんて(^_^;;

 あー、しかし酒がきれたら、喉が乾くよぉでも車内販売のドリンク類は高いよぉ。もぉ、洗面所で紙コップ飲料水ごくごく飲んでやる。うー、水だよぉ、カルキくさいよぉ(^_^;;

 QV10Aの画像を再生してみる。96枚は、本日の朝から夕方までの画像で、くだらない画像も多いし、かなり連続性が高い。この画像があれば、なんか数カ月後でも旅行記が書けそうだなぁ。この「連続性が高い」って結構、ぢうようだからなぁ。博物館、美術館的に「撮影禁止」な場所にずっといると、画像と画像の間が時間的にすごく飛ぶから、あとで記憶再生がうまくいかなくなるんだよねぇ。あるいは、余裕なく移動していて撮影してられない、とか、荷物で両手が塞がってるとか(ぐは)。あー、あと、他人と一緒に行動してて「くだらないものを撮影しまくる行為」について説明が難しい場合とかさ(^_^;;。開いてが荒俣宏を知ってると「路上観察学会」とかそういう話にして、ごまかすのが簡単なんだけどねぇ。あーあるいは「VOW」とかさ(^_^;;

(前2項ぐらいの執筆時刻は22:00ごろ。あと十数分で博多到着なり)。

(以下970831の加筆)
 博多駅に降り立ったんだけども、ボストンバック+メッセンジャーバック+リュックx2とか超くそ重たい荷物を担いで降りたら、ホームで思わずよろよろしちゃうわけで、もぉ口から出る言葉は「重いきついねむい」である。

 地下鉄中洲川端駅で乗り換え待ちが15分ぐらいあったので、新幹線で加筆したファイルをUPLOADしようかな、と。福岡市営地下鉄は一部駅のホームにISDN電話があるので......って、風呂敷みたいなペラペラなスカートはいたおねーちゃんが、ISDN電話の手前の台(ほら、あるやん、ノートパソおき台が)に腰掛けてお友達に電話(^_^;;。「うん、いま、ホームからー。ううん、中洲川端のホームって、電話あるやん」とか。「ホームに電話があるからネットにつないだれ」とか企んでいるオイラとしては、文句が言えないシチュエーション。と、彼女の背中を睨むビジネスマンが一人。どーも、OAカバンの中にはノートパソコンとみた!(^_^;;。ライバル出現で燃えるオイラは(^_^;;、PHSとりだしてモバイルモバイルー(^_^;;。しかし、モデムカードとPHSをつなぐケーブルが中途半端な長さしかないから、どうもなぁ(って数メートルあっても困るけど))。まあPHSを胸ポケットに入れておくのが一番おさまりがいい、と気付いた今日このごろであるが。というわけで更新。

 家にたどりつく。一週間前にほったらかして出たままの散らかり具合。「まんま」つーか悪化してないか? 空のビール缶が増えてるし(^_^;;。なんか、腐ってるしー。弟1号はどこに消えたのだ?(^_^;;

 シャワー浴びたあたりで、なんか歩きづかれか、脚が痛いことに気付く。誰かが「『爽快バブシャワー』あったらバスクリンいらん」とか書いてたけど、オイラは絶対に反対していきたい(^_^;;。シャワーは身体の表面はきれいにしてくれるけど、湯船につかって「身体の芯まで」って部分がないからなぁ。って爽快バブシャワー使うんだけども(^_^;;。

 メールチェックしてワープ日記のチェックして、もぉ寝る。ぐーぐーぐー。


・970829a(金)【京都探検:東寺・京都タワー・四条河原町】

(970831に一部追記)

 朝から昼まで任務。一週間にわたった任務も、とりあえず「任務......完了」って、自爆しなきゃヒイロごっこにならねーか。

 近鉄電車からほがーっと外を眺めていると、丘の上に伏見桃山城が見えてきた。「安土桃山文化」とかいう言葉が頭をよぎる。安土城は現存しないわけで、桃山城、見に行くかのぉ? と思うのだが、2時の暑い陽射しの中、彼方に見える城まで歩くのは......やめ(^_^;;

 とはいえ、どっか観光しないと気が済まないので(^_^;;、「東寺」駅で降りて、東寺を目指す。

 まー前も見たことある東寺なんだけども、オヤジが最近「空海萌え」してるんで、まー、もう一度行ってもいいかのぉ、と。

 国宝・五重塔も、いいアングルで見るには、拝観料払わないといけないので、どうしよっかなー? と悩んだのであるが、まぁ、いいか、と500円払う。しかし、五重塔は現存する古塔では最高の57メートル。ともなると、麓まで行くと、上までよく見えないわけで(^_^;;。まー、5度再建して、今、建ってるのは徳川家光が建て直したもんだから。オリジナルは空海が建てさせたもんのはずだけど。しかし、あらためて見上げてみると、基本的には仏舎利塔のはず(だよね?)なんだけど、こんなモンを建てるってのは、やっぱ、宗教パワーって「変」なのなぁ、とか。

 国宝・金堂。中には薬師如来の左右に日光、月光のダブル菩薩の薬師三尊像。菩薩の横に立っている巨大蓮の花ですら、オイラよりもでかいあたりが、やっぱ、すごいなーとか思うのであるけども、なんつーか「くさい」ぞー。ふるぅーい木造の倉庫っつーか、「ばーちゃん家の倉庫」つーか。やっぱ、秀吉時代の建物だけあって、ボロすぎるかもぉ(^_^;;「古い=偉い」という図式に疑問を抱くオイラだった(^_^;;。

 重文・講堂。中には、重文と国宝でできた立体曼陀羅。いやぁ、これも、すんげーボロいんだけども、孔雀王じゃないけども、曼陀羅を立体で作ってしまうあたりに「ジオラマ魂燃え」って感じ。明王、如来、菩薩の三つのパートをそれぞれ五つの像で作って、それの回りを二天・四天王がとりまいてる。真ん中のでかい像よりも、回りの小さい像のほうが、国宝だったり、造形が細かかったりする。すべて国宝の四天王像だけど、手前の角に立っている増長天と持国天はかっこいいけど、奥の広目天と多聞天は、なーんか、いまいちかもなぁ、と思っていると、解説パネルにも「広目天は、造形が手抜きかも」みたいなことが書いてある(^_^)。仏の位が高い像ほど、適当に作ってあるような気がする(^_^;;。ま、とにかく、持国天こわすぎるなぁ。夜道でばったり出会ったら逃げるなぁ。(夜道で四天王にばったり出会うってシチュエーションも謎だけども)。

 梵天(ブラフマン)と帝釈天が、四天王よりも偉いはずが、なーんかいまいちなのがなぁ。梵天が三眼四面臂で鳥の上に乗ってるのが、なるほど的だよなぁ。孔雀かなぁ? 印度だなぁ。明王部じゃ、不動明王以外ぜーんぜん知らないし。(ぐんだりー、だいいとく?、こうさんせい? こんごうやしゃ)。金剛夜叉明王かは、牛に乗ってるからなぁ。印度だなぁ。如来部じゃ、大日如来と阿弥陀如来のサイズの差が、気になるなぁ(^_^;;。まぁ、密教だから、大日如来ぢうようなんだろうなぁ。(オイラ、一応、浄土宗だから、南無阿弥陀仏なヤツだからさ)。しかし、勝手に如来って「阿弥陀、大日、釈迦、薬師」が四大如来だと思いこんでいたけど、知らない如来が沢山いるのなぁ。菩薩部は、全部「金剛」がついてる、ダイヤモンド菩薩部隊だなぁ、ひとつもしらねー(^_^;;。
 仏教の仏の階級も、調べると面白そうだなぁ。仏教戦隊ブッダマン......は、あるか(^_^;;(アマチュア特撮&SF大会ネタをわざとらしく織り込んでみました)。
 あー仏像のイメージがしっくりこないのは、オイラの中に、萩尾望都版「百億の昼と千億の夜」の四天王のイメージや、「ヤマタイカ」の四天王のイメージがあるからかぁ。

 おみやげとして、曼陀羅下敷き(裏に仏の名前列記(^_^;;)を買うか、般若心経てぬぐい、を買うか悩んで、般若手ぬぐいにする。ってオイラ、一応、浄土宗なんだけど、浄土宗って般若心経よまないんだよなぁ。って葬式と法事でしか触れないからしらないけどさ。
 ちょっと、バンダナがわりに頭に巻いてみました。う、うーん、なんか、どっかのプロレス団体のレスラーみたいだなぁ。(誰だっけ? みちのくのだれか?)。スーツ姿でこれだと「変な人」すぎるので、やめる。

 てくてく歩いて、ホテルまで戻って、着替える。般若心経バンダナででかけてみる。外人観光客はちょっとよろこんでいるみたいだけども、スレ違う一般人が「変な人をみる目」で見ているので止める(^_^;;。(自意識過剰という説もある)。

 京都駅の反対側に出るには地下街を通らないと行けないわけで、地下街をどんどん歩いていると、「京都タワー」とな! う、うーん、700円も出して登る価値あるかぁ? と思うわけで、おそらく一度登っているはずで......とはいえ、オイラの観光ルールでは「タワーがあれば、登る」であるので、登る(^_^;;。(東京タワーも通天閣も名古屋タワーも登った。う、福岡タワー登ってない!)。

 おぉ、色々よくみえる。すぐ近くの東寺は当然としても、清水寺の塔も見える見える。おぉ、遠くの山の上に桃山城が見えるじゃないか。つい望遠鏡に100円つっこんで、QVに覗かせて撮影(^_^;;。はー、やっぱ、「タワー」って観光魂爆発してて、いいのぉ(^_^;;

 やっぱ、一番の繁華街に行かないのもなんだなぁ、と地下鉄に乗って四条河原町まで出かける。おぉ、なんか、若い人がわらわらしておるのぉ。うろうろしてるうちに7:30で高島屋も阪急デパートも閉店してしまう。京都の夜は早いのぉ(^_^;;。けっきょく、マクドでビッグマックセットとか食べてしまう。うーん、マクドナルドのハンバーガーが食べたくなるとは思ったことなかったなぁ。マクドのアイスコーヒーって砂糖が入ってるからなぁ。甘すぎ。ガムシロップにしてほしい。「いらっしゃいませ、こんばんわ、店内でおめしあがりますかぁ?」というお約束の台詞も、関西弁のイントネーションだと新鮮でわ。

 わけわからないものを意識的に撮影してたら、QV10Aあっけなく96枚撮り終わる。知らない街を歩くと、撮影すべき「くだらないもの」がたくさんあるから、楽しいのぉ。

 てくてくと、歩いて駅まで戻る。

 予算配分を間違えていたことに今気付いた(^_^;;。明日は、大阪に行って、大阪城と太陽の塔を見学して、テアトル梅田で「20世紀ノスタルジア」を再度見てから福岡に帰る予定が、新幹線のキップで予算が尽きる気配が......うーん。「20世紀ノスタルジア」は、そのうちビデオになるだろうしなぁ。大阪城と太陽の塔は、大阪じゃないと見られないしぃ。あーだけどー、大阪城と太陽の塔は、「別に今見なくても、逃げやしない」しなぁ(^_^;;。って言っても、地震で倒壊したり、火事で燃えたりするかもなぁ。阪神地区だしぃ。ゴモラやアンギラスが壊しに来やしないだろうが。

 悩んでもしょうがないので、大阪行って考えよ。昼飯は串カツさ(^_^;;

 QV10Aの画像96枚を直接、ZIPドライブに落としてみたら、思いっきり1時間かかった。ねむーい。

(この項970831に追記)
 で、CDTVライブスペシャルみながら、メリー・モロボシマスの「好きなモンリスト」を作っていたりするのは後日加筆した事実なんであるけれども、「好きなモンリスト」とか簡単かと思ったら、いちからhtmlファイルを書いて、リストの順位をあーげもないこーでもないを上げたり下げたりしてるうちに、4時とかになってしまうのだった(^_^;;。あー、CDTVでシノラが「ウルトラ・リラックウス」歌ってるなぁ。口パクだけど、なんか、すげーいいなぁ。先日もTM Music Clampで朋ちゃん相手に「なんかシノハラ、芸人さんだと思われてて、歌手だとは思われてないみたい」って、言ってたけど、歌ってる姿はとってもキュートだのぉ。トッピーのCMが、オンエアされてる中では一番「芸人度」が高いけども。


・970828b(木)【Web日記の四つの時間】

(980919に公開、書いたのは970828)

 タイトルを思いついたのはいいけど、結論ちうかオチがないので、また、メモなのだった。

「四つの時間」よりも「四つの時刻」の方が正確な気もするのであるけれども「ある瞬間」というよりはむしろ「時間軸」というか「夏時間」とか「日本時間」というような響きから「時間」という用語を使うことにする。

 Web日記は四つの時間を持っている。早い順に並べれば、

  1. 書かれた出来事の時間。「出来事時間」
  2. Web日記が書かれた時間。「執筆時間」
  3. Web日記がUpload(公開)された時間。「公開時間」
  4. Web日記が読まれる時間。「読者時間」

 これらの時間は、Web日記を書くスタイルで一定をズレを持っているものであるが、自分の日記のスタイルを変更すると、無自覚だった時間のズレが自覚できて、なかなか面白い。

 今回は、オフミ日記や旅行記などが、通常の日記時間の配分を逸脱していた、と自分では感じている。

 私の通常の日記だと、夜にその日の出来事を振り返りつつ書く、というスタイルなので、基本的には1.の出来事時間と2.の執筆時間の間には、十数時間から数時間のタイムラグがある。しかも「振り返りつつ」ということは、書かれている出来事の時間ではなく、執筆者は、その出来事の結末を知って書いているわけである。

(というわけで、未完)


・970828a(木)【京都探検:】

 朝から夕方まで任務。

 英語版System7.6にOSAKA入れて英語版Netscapeを使っても、日本語Webページはちゃんとは見ることができないことが判明。やっぱ、WorldScript2ぢうよう、ということか。あるいはSweetJamぢうよう、か。

 InterComunication22号を立ち読む。ザナドゥとWWWの違いとかについて考える。

「演劇ぶっく」を買う。「劇団新感線」と「維新派」と「遊◎機械/全自動シアター」と「NODA・MAP」がみたいのぉ、と思う。特に、維新派はやっぱ大阪の野外劇場でみたい。いちど福岡の西新ビブレのビブレホールでの劇をみたけど、いまいちだったし。

 やっと「聖母エヴァンゲリオン」小谷真理をゲットする。冒頭、著者がジェンダーの違いによるエヴァの受け取り方の違いに愕然として、「性差SFとしてのエヴァ」の探求を決意することとなった出来事が「27才の男性のSFファンは、ヤシマ作戦にすんげー燃えていたのに、女性の著者は全然燃えなかった」ってあたりで、つい爆笑してしまった。っていうのも、オイラは「27才の男性のSFファンで、前半のエヴァではヤシマ作戦(だけ)燃え」だから。つまり、オイラって典型的な男性20代後半SFファンな受け取り方していたのね、安心。(安心するなって)

 京都駅近辺をぶらぶらして、マクドで夕飯たべるかーと思ったのに発見できず、突如、「餃子の王将」で晩飯。ふと、メニューを見上げると「ワープ定食」なる謎の定食発見! 運命を感じる(^_^;;。ビール飲んでヘロヘロ。食い終わると同時に有線でSPEEDの「Wake Me Up!」が流れる。よっぱらって、♪んあー生きてるってーいいこーとばかりじゃはりがないよね、とか歌いながら帰る。(誰だよてめー>オレ)。

 本日はWeb日記に内蔵される「時間」について、テキストを沢山書いたのであるけれども、手書きで書いたので、打ち込まねばならない。しかも、猛烈に眠いので、ねる。おやすみー(をい>おれ)。

 テレビみてるヲレ。

 うーん、さすがに一週間ちかく音楽のない生活をしていると、なんか、いかんなぁ。やぱ、ウォークマン買うかなぁ。光るウオークマンビーンズが欲しいけど、あれ、でかいしなぁ。でも、最近の音楽ソースは全部CDだからなぁ。となると、ディスクマンかなぁ? あーしかし、どうせCD回転させるデバイス持ち歩くなら、CD-ROMドライブ欲しいかもなぁ。あーでも、ディスクマンとCD-ROMドライブだと、なんかCD-ROMドライブ猛烈にでかい気がするしなぁ。うーん、将来的にはやっぱMDなんだけど、今MDウォークマン買うと、なんかすげー投資が必要だからなぁ。悩むなぁ。やっぱ、CD-ROM内蔵のノートパソが重要なのかもなぁ。音楽は聞けるし、CD-ROMも使えるし、CD-ROM使えると百科事典も持ち歩けるし、GPSアンテナつければカーナビにもなるからなぁ。DVD-ROM,RAM,CDコンパチのドライブが搭載されるのって、いつになるんだろうなぁ? あーしかし、そのころは8cmCDサイズでDVDが出たり、MDと互換があったりなかったり、いろいろもめるんだろうなぁ。


・970827a(水)【京都探検:金閣・銀閣】

 金閣。本当に金色だから、まいっちゃうわ。

 充分に充電したはずのニッケル水素電池が、全然充電されてなくて、QV10AもDC2Lもいきなり動作不能。トホホ過ぎる。まぁ、金閣本体は撮影したからいいけどさぁ。エコチャージャー捨てちゃうぞぉ。何のために福岡から担いできたんだよぉ。売店で、アルカリ電池買う。なんだかんでいって、市販電池で駆動するんだから、ありがたいよな。フィルム並みに高いけど(^_^;;

 冷やし抹茶を、野点席で飲む。おぉ「いいかんじ」だ。ちょっと演出過剰な「いい感じ」さだが(^_^;;

 バスに乗って京都の反対側の銀閣まで。

 銀閣本体は「単なるボロ家屋」にすぎないのだが(^_^;;,やっぱ「謎の砂プリン」「謎の砂ジオラマ」と、これでもかと作りこまれた庭園で、オイラ的には銀閣の勝ちだな。

 吉田山を目印に、てくてく歩く。京大にたどりついたけど、なんか、広いなぁ。あれー? 路面電車なくなっちゃったのかな? って前来たときは、8年ぐらい前だからなぁ。つーわけで、自分とは縁もゆかりもない大学の学食に潜り込んでWeb日記を更新するヲレ(^_^;;

 東大路通りを二条まで南下して(って言い方でいいのかのぉ?)、平安神宮のところの「国立現代美術館」に行って、常設展示を見る。(って、常設展示以外は何もやってなかったんだが)、とは言っても、怪しげなオブジェが少しある以外は、ちゃんとした油絵なわけで、ICCとかで、あやしげな「アート」にかぶれたオイラ的には「ちょっとまともすぎるかもしれづ」とか思いつつ、ぶらぶらする。閉館間際なせいか、平日のせいか、客はオイラを含めて2名で、監視のために座ってる人のほうが多いのだった(^_^;;。オイラが名前を知っていた作者は、陶芸の北大路魯山人と日本画の平山郁夫ぐらいだからなぁ。魯山人の「織部のなにがし」とかいう陶器が展示してあると「くわッ! 海原雄山!」とか思ってしまうのだった。平山郁夫も、超巨大な屏風に釈迦なにがし像がババーンと描いてあるわけで、シルクロードとか幻の都ローランとかいう文句が浮かぶのだった。うーん「国立現代美術館」にはふさわしくない客だったかもしれず>オレ。

 お向いの京都市立美術館に行って、閉館まぎわに「ルーブル美術館展」を見る。とはいっても、オイラの知識空間では美術史はすっぽり抜けているわけで、「18世紀フランス絵画のきらめき-ロココから新古典派へ-」、とか言われてもさっぱりわからん。けども、どうやら印象派とかの時代よりも、前らしいのぉ。
「水浴のスザンナ」サンテール、「プシュケとアモール」ジェラール、「スストラ夫人の肖像」ヴィレール、あたりがそそられるものがあるのであるが、単に半裸の女性ってだけかも(ぐは)。しかし、(まぁ、今更こんなことで感心するとルーブルが泣くかもしれないが)よくまぁ衣服とかオネーサンの桃色の肌とかを油絵の具で表現できるもんだなぁ、と感心してしまった。「水浴のスザンナ」の太股から膝、ふくらはぎのあたりなんか、とても筆で絵の具を塗って描いてあるようには思えない。まるでカラーグラビア......って、グラビア印刷の解像度ってあんがい低いのかもなぁ。「プシュケとアモール」のプシュケの下半身を覆っている半透明のヴェールと透けて見えている脚とか、「何もこんな面倒なものを描かなくてもよさそうなのに」とか思ってしまうのだった......って、画家は別にレイトレーシングしてレンダリングしてるわけじゃなくて、見たままを描けばいいんだから、構造が複雑だろうが光学的に計算が面倒だろうが、いいのか。(って「見たまま描く」って、言うほど簡単じゃないんだろうけど)。どーでもいいや、画家は右脳で世界を見てるそうだから、左脳で記号として見てるオイラにはわからない見え方してるのだ(^_^;;。(「脳の右側で描け!」ちう本はすんげー面白いぞぉ)  とはいえ、逆に、近づいて見ると油絵の具を筆でブリっとカンバスにのっけただけなのに、ちょっと離れるとまるきり金属光沢があるようにしか見えない、って絵もあって、これは、これで不思議な気がしてくる。近づいて見ると、茶色の線の右側に白の線が、左に焦げ茶の線が描いてあるだけの「三色棒」なのに、ちょっと離れると「金属円筒」にしか見えないし。ってまぁ、コンピュータの表示する画像が、ちょっと拡大するとドットが見えて、とても細かい構造まで表示できないように見えるのに、実際は最小ドットよりも小さい構造が表示されて「いるように感じる」ってことと、相似なのかもしれない。(ちがうのかもしれないけども)。
 とにかく、細かいところまでよく描いてある絵をたくさんみながら「そんなに苦労せずに、写真一発とって帰れ」とか思ってしまうってのは、反則的な考え方なんだろうかなぁ? って、写真が発明された時に、みんなそう思ったかもなぁ。けど、結局、絵画って滅びないしなぁ。って、写真って別方向にこれまた奥が深いんだろうなぁ。(絵画の批評もさっぱりわからないけども、写真の批評もこれまた全然わからないからなぁ)。

 とかまぁ、美術館側が提示したい内容とはぜーんぜん関係ないことを考えて出てくるオイラなのだった。まー金払って見てるのはオレなんだから、文句いわれる筋合いないけどね(^_^;;

 西陽がまぶしい平安神宮。なんか、もぉヘロヘロに疲れたのであるが、DC2Lとりだして、ぐるぐるまわりながらパノラマ素材画像とか撮影してしまう。と、ぐるぐる回り終わった途端に「あのぉ、すみません、シャッター押してもらえますか?」ってカップルから頼まれること三連発。いや、いいんですよ、いくらでも撮影しますけども、いきなり神宮の中庭でカメラ片手に(両手か)ぐるぐるしている怪人物に頼まなくてもいいだろうに(^_^;;。

 今回は、シャッター頼まれること10回、「押してやろうか?」と言われること3回ってところかな? QV10のレンズをこっちにまわして自分撮影している姿は、普通のカメラ常識を持つ人からは「信じられないぐらい窮屈で大変そう」に見えるらしい。あと、オイラは「塀とかベンチにQV10置いて、セルフタイマー」ってのをよくやるんだけども、さすがに混んでる観光地じゃ、待ってる10秒の間に、QVとオイラの間に人が入ってしまうので、迷惑なのでやめた。しかし、普段は気付かないけども、人混みでカメラを構えると、人々は実にすばやく「カメラとカメラが狙っている被写体の関係」に気付くのな。いつもの調子で「くらだないもの」に、ひょいっとQV向けると近所の人々の間に緊張が走るのがわかったから、人が多い場所でのQV乱写は止め。銀閣では、庭園にいいかんじのシダがはえてたから、つい撮影したら、背後に続いていた人々が「これ、なんかいわれのある草?」とか観光ガイドを調べ始めたから、まいった。観光地では、観光客になりきること、ぢうよう。

 京都駅に行きそうなバスが出そうな場所を求めて、フラフラと歩く。市民会館だかの裏に「黒夢」のツアーの機材車が止まっていた。以後、手首にトゲがついたリストバンド巻いたオネーサンとかと大量にスレ違ったけど、きっと黒夢のライブみにいく客なんだろうなぁ。満足神社とかいう謎な神社の前から206系のバスに乗る。京都駅前がちょっと渋滞して疲れた。

 お食事は任務時間内なので、ホテルに速攻戻ってスーツに変身して、某所に出向いて会食。

相手:「今日はどうされてましたか?」
をれ:「観光しました」
相手:「どちらを?」
をれ:「金閣銀閣です」
相手:「つまんなかったでしょう?」
をれ:「はぁ...」
ってなぁ、まぢで「いや、すんげぇ面白かったっす!」と声を大にして語りたい気持ちだったのだが、相手の「つまんなかったでしょ?」が謙遜じゃない、つーか「いやぁ、そんなことないですよ」とは言わせない雰囲気だったので、つい、あわせてしまった。そりゃーあと5年はいかなくてもオッケーかもしれないけども、半日つぶして500円払う価値はあったなぁ。(^_^;;。「金箔の寺たてちゃう将軍さまって、変」ってことが確認できたし。アニメの一休さんに出てくる「これ、一休、これシンエモン」っていう将軍様が義満か。そういえば「金閣の重さを計れ」と言われて困る話があったなぁ。アニメの一休さんは、アルキメデスの原理も知ってたからなぁ。「これ一休、この金閣に貼った金箔に銀が混じっているという疑いがあるのじゃ、剥がさずに調べてみよ」「将軍様、金閣をまるごと池に沈めてください」とは言わなかったんだけども(^_^;;

 近鉄ガード下に天下一品ラーメンを発見したが、有名な天下一品ラーメンなのかな? それとも名前がいっしょなだけ?

 宿にもどってごろごろ。

 京都観光の前に、QVの東京画像を全部ThinkPadに移して空にしておいたのであるが、一人でうろうろ観光すると「くだらない画像」の歯止めがきかないわけで(^_^)、帰り着いたころには96枚が満杯。というわけで、再度、ThinkPadに転送したところ......どーも妙な予感がして、詳細表示でファイルサイズを表示させたら、通常30kbぐらいあるはずのファイルが途中から6kbしかない。どうやらHDが満杯すぎて、サムネイル画像しかセーブしなかったらしい。このままカメラのオリジナルを消去してたら、永久に画像は失われてたわけで、ちょっとゾッとする。って、ぞっとするほどの画像かよ>オレ、って気もするんだけどなぁ(^_^;;。無いならないで、別に困らないし。
 というわけで、万が一と思って福岡から担いできたZIPドライブをThinkPadに繋いで、転送してみたりするのだった。しかし「本当にちゃんと転送できてるんだろか?」という不安は拭えないわけで、抜き取り検査的に画像をフルサイズで表示させてみたりするので、全然転送がはかどらないのだった。うーん、やっぱ、Windows版のQVLinkとは心が通ってないなぁ。心が通わないソフト使うのは、疲れるなり。

 QV10といえば、先日、渋谷で、せんべいさんとお茶してる時に、オイラのQV10Aを出したら「あれッ? ずいぶんきれいですね」と言われて、ちょっと驚いた。「ボクのなんか、ボロボロですよ」と、せんべいさんが取り出したQV10Aは、確かに表面は傷だらけだし、液晶もなんだか、全体に色が薄くて、焼き付きみたいに動かない模様が透けて見えてる。金子誠さんのQV10は見せてはもらわなかったけれども「ガムテーブぐるぐる巻き」状態らしいからなぁ。ってわけで、あらためて自分のQV10Aをしげしげと眺めるんだけども、確かに、大きな傷はないし......あ、一個発見(^_^;;。言われてみれば、そこいらの店の展示品よりもよっぽどきれいかもしれない。常に付属のソフトカバーに入れた状態で携帯してるから傷が少ないのかなぁ?。カバーごと腰の高さから落下させたことが一度、裸で落下させたことが一度ぐらいだしなぁ。って、カメラマンの、せんべいさんや、取材に使うライターの金子さんとかと使う頻度がけた違いに少ないだけなのかもしれない(^_^;;。あーでも、液晶はあたりはずれ、があるだろうしなぁ。
「暗さに弱いQV」にフラッシュを搭載するのは、けっこう大変だ、って話もあるらしいけども(元ネタは金子雑書き帳ね)、オイラ的には、「炎天下に弱いQV」の方が、もっと困るわけで、今の「明るい場所/暗い場所」の二段の切り替えにさらに濃いサングラスつけて「真昼/明るい場所/暗い場所」の三段切り替えにして欲しいなぁ。フラッシュを搭載したり、増感させるのは大変でも、明るい場所対策は、フィルタを濃いやつにするだけだから、わりかし簡単なんじゃないかなぁ? とも思うんだけども。って、望遠・広角レンズアダプター使って、普通のカメラ用のサングラスなフィルタをつければいいだけなのかのぉ? とにかく、昼間の日向の風景が真っ白というか真ミドリになってしまうのは願い下げだわ。
 まぁ、暗さに強い、ってのはDC2Lがかなり無敵だから、QVにはあまり期待してないや(^_^;;。DC3も暗さには強いのだろうか? フラッシュない機種だけに気になる。とはいえ、先日のエネミーゼロ展示会じゃないけども、フラッシュないと、真っ暗闇じゃ使えないからなぁ。まぁ、本来、真っ暗闇じゃ人間だって何も見えないんだから、人間が何も見えない状態を撮影したら、真っ暗なのが自然って気もすんだけどね。フラッシュ使うと、電池が信じられない速度で消耗するから、やだし。あーでも、フラッシュあると昼間に逆光補正ができるから、ありがたいかも。って「画像メモ」としてしか使わないオイラとしてみれば「女性のポートレートを美しく撮影するTIPS」見たいな使用法は、どーでもいいちゃ、どうでもいいんだけどね。とはいえ、メモはメモでも、美しいに越したことはないわけで。

 東京にいる間からため込んできた洗濯物をホテルのコインランドリーで洗濯。うぉ、乾燥機でホカホカに乾燥させたら体積が増えて、リュックに戻らんぞぉ。しかし、深夜のビジネスホテルのコインランドリーに、ビールで赤い顔した浴衣姿のビジネスマンが行列を作ってる図ってのは、けっこう笑えるのぉ。

 テレビの「TK Music Clamp」で、何故か篠原ともえの回があってる。(「あってる」は福岡の方言ね)。うおー見たかった回だから、大ラッキー。なんか、妙にアップの多い番組なんだけど、シノラのアップ、かわええのぉ(^_^;;。カハラのトモちゃんのアップは不気味なんだけども(^_^;;。
 にしても「お家ではパソコンでチャットしたり、自分の顔とか部屋とかのビデオを撮影してます」ってあたりが、変人度が高くて非常に好感が持てるのぉ(^_^;;。さらに、しのランドPUNKの「セルフプロデュース」のために、テクノだけじゃなくて、アマチュアバンドのテープを聴きまくりだとさ。「勉強熱心なのね」ってよりも、やっぱ「オタク的な血が濃い娘やのぉ」という気がするのだった。けど、「まるもうけ」は、いまいち面白くない気がするのだが(^_^;;

 そうそう、観光地には必ず「偽アイドルTシャツ」とか売ってる店があって、事務所とか通してなさげな怪しいプリントのTシャツが売ってる。ヒロスエとSPEEDとアムロ。なんか突如「ヒロスエTシャツ着てウロウロしてダメ人間度をアピールしたい」という欲望がムラムラと湧いてきたのであるが、これがいわゆる「萌え」ってやつなんだろうか? 「キャラ萌え」の説明に「キャラクターにはまっていく自分を自嘲的に客観視する態度」というような文句があって、これがそうなのかもしれん(^_^;;

 うーん、20世紀ノスタルジア、♪にゅーろんしちーかーがやきー、の歌をもう一度聴くために、サントラは買わねばならないような気配だからなぁ。「ニューロン、ばちばちぃ!」。問題はCD-ROMだよなぁ。「20世紀ノスタルジア撮影日記」は、全編「広末涼子が見た」って視点で書いてあるから、ちょっとウンザリなんだよねぇ。世間的には「宇宙人ビデオ小僧チュンセを狂言回しにした、少女・杏の物語」ってことになってるんだろうけども、オイラ的には「おとぼけミュージカル少女・杏を狂言回しにした暗黒ビデオ小僧チュンセの逃走と救済の物語」だからなぁ(^_^;;。「トオルもバチバチィ!」
 お、「テアトル梅田」ってことは、大阪でも上映してるのか? うーん、京都からの帰りに無理矢理に大阪に行って観るかのぉ? ビデオになる、とか、福岡まで来るとか、待ってられない気がすうのぉ。でも、もぉ観ない方がオイラのためかもしれないなぁ(^_^;;


・970826a(火)【京都探検:】

 今日も朝から任務的。

 夕方、プレゼン終わった。ふぅ。

 京都駅地下の食べ物屋で、京都風な料理を食う。湯葉ゆば。ごま豆腐。

 京都駅がすんげーかっこよくなっているので、驚き。京都タワーはあいかわらず、「観光名所」してるのぉ(^_^;;

 ビールで酔っぱらったまま京都駅周辺を徘徊。天啓を受けて、突如パチンコ店に入る。ひょっとしたら人生で初のパチンコかもしれず。天啓に導かれるまま、500円を投入。30秒で玉がなくなる。天啓=誤解と承認して、さっさと出る(^_^;;。まぁ、5万ぶっこんでからが勝負かもしれんが、ローリスクローリターンな人生なのさ(^_^;;

 つーわけで、明日は任務期間中ではありながら、観光日として確保されているらしいので、ありがたく京都観光に行く予定。京都奈良の寺社仏閣は、昔に結構みてまわってのであるが、肝心かなめな「金閣」「銀閣」を見てないので、みる予定。んで「お茶するなら、ぜひここ!」とか「ここを見ずして京都を語るな!」なスポットがあったら、メールワープ・ボードで教えてたもれ(^_^;;


・970825a(月)【京都探検:京都到着】

 ゼニス終わって、新宿駅で皆とわかれて、中央線に乗って東京駅。

 朝イチの「のぞみ1号」に乗って、京都まで。

 どうせめったに乗らない新幹線なら「WIN300」だか500系だかに乗れば良かったとか一瞬思ったが、簡単には乗れないのだろう。

 いきなりメガネのネジがとんで、ぶっこわれる。不吉すぎる。キーホルダーがわりのスイスアーミーナイフにはマイクロドライバーないんだけども、なんとかネジをまわして修理。

 爆睡。

 京都到着。昼までに出頭すればいいので、はやくつきすぎ。万が一を考えて早めに来てみたが、万が一なことは起こらなかったらしい。荷物おきに宿まで移動したいのだが、眠すぎて身体がいうことをきかないので、ベンチで座ったまま居眠りすること1時間半。(馬鹿すぎ>オレ)。目を覚ましたら、隣に座ったオバーチャンが心配そうに「おにーちゃんは、どこまで行くのかね?」と。「あー東京から京都までやってきて、疲れて寝てるだけですから、もぉ行きます」と立ち上がったら、安心してくれた。

 京都駅の近くの宿に行って、スーツに変身して、任務地へと近鉄の急行に乗ってGo!

 秘密任務。うふ。

 つーわけで、疲れて寝る。ぐーぐーぐー。


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